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偏愛的独白

宝塚歌劇雪組公演『『一夢庵風流記 前田慶次』『My Dream TAKARAZUKA』2回目

8月の観劇ですが、まだアップしてなかったので、主に芝居の感想を。

2回目の観劇は、1階23列センターブロック。
最後列なのですが、意外と見やすくて、気に入りました。
センターなので、前の方の頭が邪魔にならないで観劇できます。

もうね・・・この日は、最初から、涙出てました><

見終えたあと、お隣の方も泣いてらして、シンパシィを感じ、言葉を交わしてお別れしました。

舞台の感想の前に、壮さんのこと、少し振り返ってみます。
初めて観たのは、花組の 『虞美人』ですね。
そのとき、妙に濃いというか、印象的な人だと思いました。
真飛さんの退団公演 『愛のプレリュード/Le Paradis!!』 も、すごくよくて、このあたりから心惹かれていきました。
次期トップかな?と淡く思っていたところ、そうじゃなかった><

同期の蘭寿さんのお披露目公演 『ファントム』での ジェラルド・キャリエール役は、秀逸でした。
このときに『ファントム』という作品を好きになりました。
その後、日本青年館公演『カナリア』で主演となりました。
青年館は、満席で熱くて、私は、現品限りの壮さんの舞台写真を買いました~。
このときの相手役が、実咲さんで、いいコンビだなあと思ったのですが・・・。

でも、私の周りの宝塚ファンは、壮さんは、トップにならないって言ってました><
年齢的にもきついと。
なので、音月桂さんが早く辞めて、雪組トップになったときは、仰天しました。
でも、そのときから、大劇場3作品で退団と決めていたんですね;;
3作って、少なすぎる。

私は、中日劇場の『若き日の唄は忘れじ/Shining Rhythm!』も全国ツアーも行けなかったので、
トップになってからの壮さんをあまり観ていません。
ベルばらと退団公演だけです。
『Shall we ダンス?/CONGRATULATIONS 宝塚!!』は、3公演チケットをとり、すべて良席でしたが、
リアル事情が許さず、観劇は叶いませんでした。
退団情報さえも、リアルタイムでキャッチできず。
せっかくトップになったのに、私の運気のほうが悪すぎでした。

雪組の雰囲気もすごくいい感じがしたので、もう少し続けてほしかったけれど、100周年のうちに、
次の早霧さんにバトンを渡そうという思いやりだったのかななんて、勝手に思っています。

さて、公演の感想を。
まだ原作を読めてないので、作品的にどう料理したのかわかってないのですが、壮さんあっての作品かなという気がしました。
時代劇ですし、やや複雑なストーリーで、慣れるまで登場人物の区別がつきにくいので、宝塚ファン以外の方を誘うのは難しいかと思いました。

開幕すると笛の音が聞こえ、オープニング画像は、慶次の愛馬の松風の疾走する姿である。
映像は奥秀太郎さんですね。
颯爽と登場した壮さんの刀さばきに、惚れ惚れします。
音楽も、なかなかいいですね。
NHKの時代劇を思い出します。

壮さんの軽いしゃべりが、慶次に合っています。
一方、慶次の友であり、前田家重臣の助右衛門の早霧せいなさんは、硬質な侍のイメージ。

叔父である前田利家を水風呂で接待するお茶目な慶次。

手下を使って松風を盗もうと画策した前田利家に別れを告げ飛び出す慶次。
松風に乗って暴れまくる壮さん。松風を動かしているのは、専門の方お二人のようである。

「散らば花のごとく」
いい歌です。
派手な着物と粋な髪型が、似合う壮さん、貴重な存在だったと思います。
銀橋で歌っている壮さんの後ろでは、皆さんが踊っているのですが、壮さんに釘づけで、目をそらすことができません。

京都のシーンでは、夏美ようさんが秀吉を演じています。
サルっぽいメイクです。
狂言回しっぽい派手なおじさん二郎三郎を一樹千尋さんがたくみに演じてますが、正体バレバレですよね。

四条河原では、我こそは一番の傾奇者と威張る深草重太夫(夢乃さん)とその弟深草重三郎( 彩風さん)をあっさり打ち負かす慶次。
このあたりは、コメディっぽくて楽しかった。
夢乃さんは、最近、三枚目路線なのかな~。すごくうまいと思うけど。

このあと、いきなり子供に襲われる慶次。
と、助太刀に入った親子が、上手から登場するのですが、息子のほうが超美形!
はじめて見る人でした。庄司甚内役の月城 かなとさん。
知らなかった・・・雪組、イケメン多いな~。

慶次を襲った子供は、捨丸と名乗る。偸組の忍びである。慶次は兄の敵だと言う。
演じる咲妃 みゆさんは、次期娘トップのようです。

慶次は、いつでも討てと。
かっこいい><
この何とも言えない力の抜けた感じが、いいですね~。

慶次にすっかり手なずけられた夢乃さんに、松風を任せ親子と飲みに行ってしまう慶次。

そして、やっと、まつの登場である。
秀吉の前で、踊りを披露している。

娘役トップ愛加あゆさん。
あゆさん、太め太めと叩かれていたけど、でも、私は割と好き。
顔がふっくらしたところも。
強烈な個性もないけれど、嫌味もない。
笑顔に、時折にじむ苦味が、いい。
庶民的で、今回のまつのキャラクターに合ってる。

そして、主君前田利家の信頼を失った偸組の頭領四井主馬(彩凪さん)の兄・雪丸が現れる!
不気味な笑いとともにクールに登場する未涼さん。
これで、退団だと思うと、こちらも涙が出そうでした。

彩凪さんも、きりりとした顔立ちで、出番は少ないですが、かっこいいです。

深草重太夫の実家の呉服屋に逗留している慶次にもとへまつが訪れる。

二人きりで話す。
幼いころに過ごした荒子城の思い出を語る二人。
幼少の二人のシーンもあって、胸が切なくなりますね。

「薄墨の花片」は二人のデュエットです。

慶次に、秀吉のことを話すまつ。
しっかり者のまつに、子供のような慶次。
壮さんのすねた感じがかわいい。

まつに伝言を伝えに来た助右衛門は、一人残り、景色を見ながら、幼いころのことを思い出していた。

まつと慶次は、一緒になると思われていたが、前田家の跡取りが利家となり、慶次と父親が出て行ったあと、まつが利家に嫁入りしたのだった。

知らせる術はなかったと助右衛門。
ここで、歌う早霧さん。

聚楽第で待つ秀吉の前に、現れる慶次。

秀吉に顔を背けて挨拶したり、舞を披露するだが・・・。
ええと、このシーンは、ちょっときつかったです。
面白くないというか、これって、原作がこうなのかな?

パントマイムして、大名に当てさせるんだけど、その答えがサルで、それを見て秀吉が不機嫌になるという流れで。

刀をとる秀吉と一触即発になったとき、直江兼継(鳳翔さん)の機転で、緊張がほぐれ、事なきを得る。
人間の意地を通したと言う慶次。
秀吉も認めざるを得ない。

慶次を以前に助けた庄司又左衛門親子は、実は、北条家に仕える傀儡子の衆であった。
北条氏を助けるべく決起しようとすると、そこへ雪丸が登場し、次郎三郎を紹介し、味方をすると。

次々と、着物を変える壮さん、どれもお似合い。

助右衛門に案内されて、直江兼継が訪ねてくる。
何ゆえに秀吉を狙ったかと聞く兼続に、大切な人との約束を破りたくなかったという慶次。

それを陰で聞いていたまつが登場し、自分を責めるまつ。

想いを抑えきれなくなった二人。
このトップコンビをもっと観たかったですね・・・残念です。

一方、兄の助右衛門を茶屋に呼び出した加奈(まつの侍女)。
大湖せしるさんです。
色っぽい~。
何も言えないで終わる加奈。
そこへ、「さすがに言えませんか、前田家の奥方が密通されているとは」と声が。
雪丸登場!

二人はかつて愛し合った仲であった。
雪丸は、奥村家が目当てだったのだ。
それでも、雪丸を忘れられない加奈。

結構、エロいシーンでした><

未涼さんの歌がうまい~。
と思って、二人を観ていたら、舞台中央の回る箱?の上で、壮さんと愛加さんのラブシーン展開!
着物のラブシーンって、ドキドキしますね(≧▽≦)

ああ、結局、加奈もキスしちゃうしww

まつはさらわれ、慶次は呼び出される。

雪丸は、前田家を継ぐように言う。
そして、今夜秀吉を狙うと。

「お断りだ、バーカ」と言う慶次。

バーカがこれほど粋に聞こえるのも、壮さんならでは。
まつを抱いたのは、惚れているからだと宣言!

続いて「バーカ」と言う愛加さん、かわいい。

しかし、多勢に無勢・・・と、そこへ松風に乗った夢乃さん、登場!
かっこいい~。
慶次に刀を渡す。

忍びに追い詰められた重太夫を救ったのは、捨丸だった。

意地を押し通し、慶次と対峙する又左衛門。
雪丸の銃が慶次に当たるも、小刀で又左衛門を倒す慶次。
その技は、かつて又左衛門から教わった忍びの技であった。

失敗した瞬間、下手で、未涼さんが、「ちぇっ」と言っていた~。

雪丸たちの総攻撃><
と、そこへ、捨丸が登場。
捨丸、慶次をかばって倒れる。

そこへ、颯爽と助けを引き連れて登場する助右衛門。

詮議もせずに、雪丸を切り捨てる家康。

家康の成敗は、慶次にゆだねられるものの、覚悟なき者は斬らぬと慶次。

捨丸の髪にかんざしをさしてあげる重太夫の優しさが身に染みる。

そして、慶次と助右衛門のシーン。
ここも、泣けます。

「慶次、お前が好きだ」と言って、慶次を斬る助右衛門。

が、慶次が鎖帷子をつけていたため、失敗する。
首をやれと言う慶次。

「もはや斬れぬ」という助右衛門。

「何年お前の友をやっていると思っているんだ」

うぅ、泣けます~。
二人の友情が泣けます。
そして、トップと二番手二人の関係も、こんな感じなのかな~と。(友達というより先輩と後輩だけど。)

壮さんの芝居も早霧さんの芝居も好きだ。

そこへまつが登場。
私と別れると言いなさいと。

「もう終わりにしましょう」と言うまつに「いやだ」と叫ぶ慶次。

どば~と涙が出ました;;

「いやだああああ」と叫ぶ壮さん。

私も心の中で、「いやだあああ」と叫んだ。壮さん、やめちゃいやだああああと。

ラストは、秀吉の死後二年。

自害しようとする直江兼続のもとへ助太刀に現れる慶次。
そして、重太夫も追って来るのだった。

戦場を松風に乗って駆け巡る壮さん、かっこいいです。

最後は、歌う壮さん、そして、舞台上にはオールキャスト登場で、明るいラストだった。

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