FC2ブログ

偏愛的独白

ミュージカル『二都物語』~一度は観てほしい~

ミュージカル『二都物語』

2013年7月18日(木)~8月26日(月)
帝国劇場

原作:チャールズ・ディケンズ
脚本・作詞・作曲:ジル・サントリエロ
追加音楽:フランク・ワイルドホーン
翻訳・演出:鵜山 仁

翻訳・訳詞:佐藤万里
音楽監督:八幡 茂
歌唱指導:矢部玲司、ちあきしん
ステージング:田井中智子
美術:島 次郎
照明:服部 基
衣裳:前田文子
ヘアメイク:富岡克之(スタジオAD)
音響:渡邉邦男
オーケストラ:(株)ダットミュージック、東宝ミュージック(株)
指揮:西野 淳
舞台監督:廣田 進
演出助手:末永陽一
プロデューサー:岡本義次、吉田訓和

協賛:読売新聞
ウィッグ製作技術協力:アデランス

製作=東宝


出演

シドニー・カートン:井上芳雄
チャールズ・ダーニー:浦井健治
ルーシー・マネット:すみれ
マダム・ドファルジュ:濱田めぐみ
ドファルジュ:橋本さとし
ドクター・マネット:今井清隆
バーサッド:福井貴一
ジェリー・クランチャー:宮川浩
サン・テヴレモンド侯爵:岡幸二郎

ジャービス・ロリー:原 康義
ミス・プロス:塩田朋子
弁護士ストライバー:原 慎一郎

<アンサンブル>

安部誠司 奥山 寛 さけもとあきら 管谷孝介 武内 耕 谷口浩久
寺元健一郎 松澤重雄 溝渕俊介 森山 純 山名孝幸 横沢健司

石原絵理 岩﨑亜希子 樺島麻美 河合篤子
木村帆香 保泉沙耶 真記子 三木麻衣子 やまぐちあきこ

<子役>

小さなルーシー(交互出演) 倉方遥香/佐々野愛梨/日浦美菜子/三木理紗子
ガスパール少年(交互出演) 大西統眞/吉本 光

上演時間:3時間10分(休憩20分)

原作はこちら。
二都物語 (上巻) (新潮文庫)
ディケンズ 中野 好夫
4102030034


二都物語 (下巻) (新潮文庫)
ディケンズ 中野 好夫
4102030042


未読ですが、ジュブナイル版を読んだので、ストーリーは知っていました。
幼いころに読んで、感動しました。

大御所ディケンズの作品なのだから、物語として面白くないわけがありません。
ただ、それを舞台化、ミュージカル化するのは、簡単なことではないでしょう。

しかも、劇場は帝劇。
ついこの間まで、レミゼがかかっていた劇場ですよ。
そのあとですから、ハードル高いですよね。

私も井上浦井のビッグネーム?につられて、先行でチケットを3公演もとってしまったものの、
実は後悔し始めていました。
賢い、あるいは、百戦錬磨のミュージカルファンならば、新作は様子を見るのが、正しい選択なのでしょう。

良席とれたから、譲渡すればいいやという考えは甘すぎました。
トークショーが追加され、割引チケ、お土産つきチケが乱発されてしまっては、定価譲渡など無理です。
レミゼさえも、ほとんどB席(一度だけA席)で観たというのに、12500円のS席で観るとは!
泣く泣く行きましたよ;;
B列センターブロック。

事前に、ちらっとネットで感想見たんですけどね、あまりいいのがなくて(^^;、
ますますテンションが下がりました。
プログラムも買わず、席に着きました。

この全く期待しないことが、かえってよかったのでしょうか?

第二幕の途中から涙が出始めて、嗚咽が漏れるのをこらえつつ、舞台を見つめていました。

もちろん、カテコはスタンディング。
泣きながら拍手してました。

すばらしいです!


絶対に観たほうがいいです!


リピはきついかもしれないけれど(理由はあとで)


悲しいけれど


でも、不思議とさわやかで


人にはいろんな生き方がある


こんな自分でも認めてもらえたような


そんな思いに包まれました。



うぅ、舞台思い出したら涙出てきた><

第一幕は、登場人物やストーリーの把握に時間がかかり、多少、退屈なのは否めないと思います。
ただ、私は、物語自体が好きなので、割と苦痛ではなく、むしろ、食い入るように観てました。

無実の罪で牢獄につながれていた今井さんを観て、レミゼを思い出しました。
(ほかにも、ちらっとレミゼっぽいとこがありました。)

ストーリーは重いけれど、物語性があり、ほとんどの役者の演技が上手なので、説明的な第一幕も、さほど長く感じませんでした。

第二幕では、さまざまなことが一気に展開し、涙腺崩壊まで、カウントダウン状態に。

井上シドニーがむちゃくちゃいいです!

てか、

やっぱり、あなたは、帝劇のプリンスなんだね。


と思いました。

彼の歌がうまいのは、もちろんですが、あの真面目そうな青年面して、酔いどれ弁護士を演じるんですよ。
それがハマってる!


もう一人の主役(ってほど出番なかったけど)
浦井チャーリー

これがまたいいんですわ。
チャーリーって、もしかしたら、誰が演じてもそれなりにいいかもしれない。
だけど、井上シドニーの持ち味を損なわず、チャールズの人となりを完璧に演じている。
貴族としての気品、お坊ちゃま的なところ、正義感の強さ、馬鹿正直なとこ。
愛さずには、助けずにはいられないものを浦井チャーリーには感じる。


この配役は神ですね~。

そして、もう一人、神的な配役は、帝劇デビューのマダム・ドファルジュ濱田。

ある意味、想定内でした。
濱田さんのこのレベルは当たり前。
帝劇デビューが遅すぎた気もしますね。

もちろん、ほかのキャストも、すばらしいですよ。(こちらは後日書きたいと思います。)

しかしながら、井上、浦井、濱田は、このミュージカルになくてはならない存在だと思いました。


楽曲に関しては、プログラムを買ってから、感想を書きたいと思います。
一度聴いただけでは、覚えられませんが、物語にふさわしい素敵な曲があったことだけは覚えています。
たぶん、リピしたら、気に入ると思います。

チケット譲渡がままならないために、図らずもリピすることになってしまいましたが、リピがきつい理由が一つあります。

それは…。















すみれルーシーのなまりが、つらかったんです;;
これさえ、乗り越えることができれば、私の場合、リピは簡単かと(^^;。

ビジュアルは、完璧です。
背も高いし、顔もきれい、ドレスも似合う。お嬢様っぽい。

演技は…うーん、正直、なまりが気になって、演技がうまいのかどうかもわかりませんでした。
ルーシーって、天然キャラなのかな?
だとしたら、演技はあれでいいのかな?

テニミュだったら、舞台やりながら成長する前提だけどね><

でも、ルーシーって、利発な女性だと思うんだけど…。

ほかの誰かが演じればよかったのに…というのはないんです。
すみれさんのなまりさえ解決すれば、最高なのになあ。

なまりは、セリフでも、歌でも出ています。
歌は、声もきれいだし、いいと思いました。
いっそのこと、英語で歌ってもらい、字幕のほうがいいと思いました。

マテトートのなまりは、OKだったのですが、今回はきつかった。
すみれルーシーが出ていないとき、なぜかほっとしてしまって。
巷で評判の悪い朝海シシィ大好きな私でも、今回はほんとに困った。

このハードルさえ乗り越えられたら、リピチケ追加したいのですが、とりあえず、手元チケットであと2回観ます。
頑張って、なまり乗り越えます;;

Comment

緋紗緒(ひさお) says... "よかった^^"
>>ladureeさま

ご覧になったのですね。
気に入っていただけたようで、よかったです。
賛否両論ありますが、観ないことには始まりませんものね。

すみれさんも無事クリアされたようで、ほっとしました。
友人も、7月より、すみれさんがよくなっていたと言ってました。
これから、どんどん躍進していくことを望みます。

> ダディロングレッグス以来の井上さんでしたが、
> やっぱり歌声素敵ですね。

ほんと、井上シドニー、素敵でした。
CD出してほしいです。
浦井くんとの相性はいいと思いますので、二人でまた何か大作に出てほしいです。

レディベスのキャスト発表、待ち遠しいですね。
好きなキャストが出ますように。

暑い日が続きますが、ご自愛くださいね。
2013.08.09 13:05 | URL | #- [edit]
laduree says... "こんにちは"
二都物語、1日に観てきました。
すごく良かったです~! 1幕から最後まで全く
退屈しませんでした。
覚悟していたすみれさんですが、あれ?って思うくらい
気にならなかったです。というか気になるほど歌も
台詞も多くなくて安心しました。(笑)
見た目がとにかく良いし、井上さん、浦井さんとの並びは
美しいですね。

ダディロングレッグス以来の井上さんでしたが、
やっぱり歌声素敵ですね。
浦井さんも上手いのだけど、井上さんのオーラに
少し負けてしまってた気がしました。

すごくクオリティの高い舞台で、行けて良かったです。
チケットの売れ残りがもったいない。

話逸れますが、来年のレディべスに井上さん出て欲しいな~と
思いながら帰路につきました。
2013.08.03 10:46 | URL | #- [edit]
緋紗緒(ひさお) says... "Re: No title"
>ladureeさま

わーい、お久しぶりですね。
コメントありがとうございます。

ナビザでまだいいお席がありましたか。
ありますよね;;
私が観劇した日も、1階サイドの空席が多く、初めて帝劇にいらした感じの方々も見受けられました。
チケット売れてないみたいですね><

すみれさんのいい部分もあるのですが、動画も事前に観てなかったので、訛りが気になってしまいました。
が、2回目、3回目は、ようやく慣れました!

ほかのキャストさんの頑張りもあるので、リピートできたことは、よかったと思います。

思い込みが激しく、ピント外れなことも多いブログですが(^^;、
遊びにいらしてくださって、ありがとうございます。
これからも、なるべくまめに更新したいと思っています。

「二都物語」は、好き嫌いの分かれる演目かと思いますが、ladureeさんご自身の目で確かめていただけたら
うれしいです。
2013.08.02 01:38 | URL | #- [edit]
laduree says... "No title"
久しぶりにコメントさせていただきます。
ああ、残念。もう少し早く知っていればチケット譲渡に
乗りましたのに。
おととい、ナビザで前方良席を見つけてポチしたばかりなんです。

私もすみれさんがダメで、その上チケットの売れ行きも
パッとしないので悩んでいましたが、絶賛されてるブロガーさんが
何名かいらしたので行くことにしたんです。

しかし、すみれさんの訛りはやはりマテさんと違って
許容範囲を超えているのですね。(予感的中)
youtubeでインタビューに答えるすみれルーシーを
見ましたが言ってることが意味不明でイラッときた私なので
とても不安です。


緋紗緒さんの観劇レビュー、本当に大好きです。
ほんとすみれさんはちょっと・・・ですが、絶対に観た方が
良いというプッシュに勇気付けられました。笑

いろいろご多忙かと思いますがこれからも更新を
楽しみにしていますので、ブログ長く続けていただけたら
嬉しいです。(^^)
いつも応援してますね。
2013.07.29 01:26 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://blackjubi.blog53.fc2.com/tb.php/838-8eb38e84