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偏愛的独白

宝塚歌劇花組公演『愛のプレリュード』/『Le Paradis!!(ル パラディ)』-聖なる時間(とき)- 2回目その1

宝塚歌劇花組公演『愛のプレリュード』/『Le Paradis!!(ル パラディ)』-聖なる時間(とき)-

初見の感想は、こちら

1度切りの観劇のつもりが、どうしても観たくなってチケットを探した。
壮さんがどうしても観たかった。

ついでに、キャトルレーブで、こんなプログラム買ってしまった。
そのうち、DVDも買いそうで怖い。

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座席は、2階最前列。

この公演の感想をネットで見たところ、賛否両論だった。
私は、とても気に入ったのだが、いつのまにか、目が宝塚モードになってしまったのだろうか。
確かに、以前だったら、もっと脚本に突っ込んだと思う。
が、今は、「宝塚とはそういうものなのだ」という前提があって、その中で、お気に入りのキャストを見つけて楽しむという観劇方法にシフトしてきているのかもしれない。

まずは、「愛のプレリュード」の感想から。
こちらは、主人公フレディーが風みたいな存在と言われ、サンタモニカに吹く風が~という歌が印象的なので、いっそのこと、「風のプレリュード」というタイトルのほうが合ってる?なんて思った。

冒頭の真飛さんの歌と、真飛さんを囲む皆さんのコーラスが、素敵過ぎて、既に涙ウルウル。
「サンタモニカに吹く風が 愛を運ぶ~」って、いい歌だなあ~。

真飛さん演じるフレディーは、ボディガード。
久々に故郷サンタモニカに帰ってくる。
友人のスティーブ(愛音羽麗)の紹介で、発明家ドイル氏の娘キャシー(蘭乃はな)のボディガードを務めることになるが、当のキャシーは、ボディガードを拒否する。

このキャシーの描き方がちょっと疑問。
蘭乃さんは、キャンキャンうるさい子犬みたいで、痛々しかった。
わがままで勝気な娘を表現したいのだろうが、うるさいだけでかわいげがない。
これは、たぶん蘭乃さんのせいじゃないと思う。
もう少し、観客が共感できるお嬢様キャラにしてほしかった。

そして、ドイルのお屋敷で、かつての相棒ジョセフ(壮一帆)に再会するフレディー。

壮さん、かっこいい~!

「キャシーのボディガードは俺で十分だ!」って。

フレディーは、懐かしそうなのに、ジョセフは、彼を金の亡者扱いでわけありの様子。
ジョセフは、不動産業を営んでいて、キャシーに好意を持っているとか。
ジョセフが不動産業と聞いて驚くフレディーであった。




壮さんの冷たい感じがすごくいい!
冷たい人好きなので、萌える~。

キャシーは、外見がかわいいのに、やはり、キャンキャンしゃべるのが、気になる。
ジョセフと出かけたものの、一人でコーヒーを飲んで帰ると言うので、ジョセフはあきらめて去る。

偶然入ったカフェで、フレディーと遭遇。

子どもっぽいキャシーと大人のフレディーとの会話が面白い。
真飛さんは、面白いことを真面目な顔で言う演技がうまい。

フレディーが、キャシーのことをお前呼ばわりするのが気になる。ほかに言い方なかったのかな。

カフェが混んできて二人は同席する羽目になるが、フレディーは、ジョセフの話を聞いて考え込んでしまう。
キャシー置いてきぼり(^^;)。

そして、真飛さんのソロ「サンタモニカの風」。

場面は変わって、過去のフレディーとジョセフのシーン。二人は相棒である。
マフィアの捜査中に、フレディーは撃たれてしまう。
なるほどぉ~、こういう過去があったのね。

そして、現在のジョセフの事務所にフレディーが訪ねてくる。
飽くまで冷たいジョセフ。
フレディーが目を落とした書類にある孤児院のことが書いてあった。
(ここで、わざわざ話題に出るってことは、何か関係あるのだなとピンとくる。)

「なぜ警察を辞めたんだ?」と問い詰めるフレディーにジョセフは、金にならないからだと言い放つ。

「俺はお前と再会しうれしかった。あのころのお前はどこへ行ったんだ?」とフレディー。

うわー、もう素直なフレディー!

「昔とは違う」と言いつつも、「フレディー、無事でいてくれてよかった」と。
このときの壮さんの声が渋いの~。
このフレーズだけでも、繰り返し聞きたい。

二人とも失ったものの大きさを改めて感じていた。

フレディーが去ると、今のパートナーであるマウロ(華形ひかる)が心配そうに戻ってくる。
フレディーが銃弾に倒れて植物状態だったこと、もう二度と会うことはないと思っていたが、キャシーのボディガードとして再会したことなど話す。
このマウロが、またいい味出してます。
最初は、ただのワルなのかなと思っていたけど、そうじゃなくて、ジョセフのことをかなり信頼しているのだ。

ジョセフの狙いは、ドイルの研究成果。そのために、キャシーに近づいたようだ。

地下のアジトでは、部下たちと女たちがいて、「この世は金~」と歌う。
このシーンの壮さんは、完全にワルを気取っているけど・・・。

一方、キャシーは、こっそり孤児院を訪れていた。
時々来ては、子供たちと遊んでいるのだ。

あとをつけてきたフレディー。
「お父様には言わないで」と懇願するキャシーは、かわいい。

パンを盗んだ子どもをかばうフレディー。
その子にかつての自分の姿を見たフレディーは、一緒に野球をしようと言い、閉ざされた子どもの心を開く。
フレディーを見直すキャシー。

孤児院の帰り道、楽しそうに話すキャシーとフレディー。

ここで真飛さんが歌う「愛のプレリュード」。

「この風、あなたみたい」とキャシー。
蘭乃さんも、歌う。

二人が見つめ合って、キス・・・と思ったら、「虫」と言って、キャシーの顔の虫をとるフレディー。
笑えました。
色気全くないわー。
帰ろうとしたところで、いきなり倒れるフレディー。

病院で精密検査を勧められるフレディーだが、かたくなに断る。
心配するキャシー。
そこへジョセフ登場。
「キャシーから連絡があった。この病院はもともとうちの土地だ。俺が頼んで開けてもらったんだ。」
ですって!

もう、ジョセフったら・・・。

フレディーは、ジョセフにキャシーを送るよう頼む。

普通だったら、ヒロインがキャシーで、フレディーとジョセフが両手の花なんだろうけど、キャシーは、ヒロインというより、どうでもいい存在になっています(^^;)。
しかしながら、私は、男女の愛よりも、男同士の友情に重きを置いたこの作品がたまらなく愛おしいです。

うざいキャラだったキャシーも、物語が進むにつれ、素敵なお嬢さんになってきました。

さて、本筋に戻りますが、フレディーの状態を心配するスティーブ。
愛音さん、今回は、活躍の場が少なくて残念ですね。

かつて撃たれたときの銃弾が頭に残っていて、現代の医学では治療は無理らしい。
いつ死ぬかもわからないとか。

ひえーーーーっ!
フレディーてば、そんな爆弾、抱えていたのか!?

初見ではあまり感じなかったけど、この設定はちょっと厳しいなあ。
だって、そんな危険な状態の人が、ボディガードなんて務まらないんじゃ・・・。
まあ、自分の余命がわからない分、命をなげうって対象を守れるという点もあるかもしれないけど。

そこへ、ジョセフが戻ってきた。
スティーブと別れ、フレディーとジョセフは、二人で会話する。
銀橋の上で!

んもー、オペラグラスでガン見ですよ。
二人の美しい2ショット、目に焼き付けなければ。

フレディーの話に愕然とするジョセフ。
「そんな体で、なんでボディガードなんか」と。
ジョセフの冷たい仮面は、もうはがれつつあるが、それでも、金に執着するような物言いのジョセフに対して、
「どうしたんだ?何があったんだ?」と詰め寄るフレディー。

フレディーが倒れたあとも、一人で犯罪に立ち向かおうとしていたジョセフだが、捕まえた犯人が、金の力で無罪になったという。
この世は、すべて金だと言い放つジョセフ。

「どんなに大金があっても、手に入らないものもある。命だ。お前と出会えたのも、金の力じゃない!」とフレディー。

ああ、もう、このあたりから、ウルウルし始めました。
展開がわかっているだけに。

「俺たちは二度と交わらない道を歩んでいるんだ」なんて言っちゃうジョセフ。
全く、ジョセフのツンデレぶりには、こちらが赤面してしまう。

「拾った命を大切にしろよ。昔の友からの忠告だ」と去っていくジョセフ。
もう、主役、ジョセフでいいじゃない?って思ったシーンでした(^^;)。

ジョセフのアジトでは、マウロがジョセフのことを心配していた。

キャシーのことも見抜いていた。
「騙すつもりがいつの間にか本気の恋?」と。

「よせよ」とつぶやく壮さん、素敵です。

そして、マウロは、やめたければやめてもいいとジョセフに言う。
マウロ、いいやつだー。

そこへ、ナチスの男がやってくる。
どうやら、ジョセフはナチスからの依頼で、発明品を狙っていたようだ。
ジョセフは、医療の発展のためと聞いていたが、ナチス側は、武器に使おうとしていた。
挙句、キャシーの命が危ないと脅して帰っていく。
(つづく)

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