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偏愛的独白

『黄金仮面』3回目

過去の感想はこちら→初日2回目

3回目は、土曜日に行きました。
座席は、3列上手。初日と同じ席でした。
平日公演は、空席もありましたが、土曜日なので満員です。
おまけに、中央通路にも補助席が作られていました。
劇中で、小西くんが中央通路をうろうろするシーンがあるのですが、補助席があるため、ウロウロせずに、舞台に上がっていくような演出に変わっていました。

トークショーは、鷲尾昇×小西遼生×寺崎裕香×平井浩基feat.ツッチー。

MCとして土屋裕一さんが登場。
最初からハイテンションでしたが、このトークの内容、ほとんど覚えていないんです(^^;)。
一番印象に残っているのが、小西くんのことを「小西大樹あらため小西遼生」って繰り返し言っていて、小西くんが勘弁してくださいよ~って感じだったこと。

それと、小西くんの顔が小さいって話になって、鷲尾さんの顔の大きさがクローズアップされ、笑いが起きてました。
また、どこかのシーンで、こうしたほうがいいとツッチーが助言したらしいです。

それと、ネタバレなので、グレー表示にしますが、こんな話もありました。

クライマックスシーンで、寺崎さんが、逃げおおせたと思って、毒入りの玉を口から吐き出すシーンがあります。
「吐き出して」と言われ、「ペッ」と吐いたらしく、ほかの皆さんに「それは、ちょっと」と突っ込まれたそうです。
本編では、手のひらに出してから捨てる演技に変わってました。


ほかは、すっかり忘れてしまいました。

この日は、乱歩ファンの友人も、別にチケットをとって客席にいて、観劇後、お茶しました。
乱歩研究会の方も、観劇にいらしてました。
お茶をした二人は、出演者のことをほとんど知らず、唯一、松野さんが、金田一少年の声をしているということだけ知ってました。
ですから、小西くんのことを一生懸命説明するのが大変で(^^;)。

「何に出てるの?」「どこで知ったの?」「ミュージカルで歌うの?」などなど聞かれて。
テニミュのことも、牙狼のことも、レミゼのことも知らないので、苦労しました。

二人とも、今回の脚本家である石井幸一さんの舞台を観にいったことがあるらしく、そちらの舞台よりもユーモアが時々あって、よかったと言ってました。
二人とも原作を読んでいるので、「よくまとめた、シリーズ化してほしい」と言ってました。
ただ、一番やりやすい「黄金仮面」をやってしまったので、次の作品選びが難しいだろうとも。

そうなんですよね。
アンケートにシリーズ化してほしいですか?という設問があったので、ぜひぜひと熱く希望したのですが、確かに、演目は悩ましいところですね。

ではでは、感想の続きにいきます。
ネタバレ注意!



場面は変わって、アンサンブル4人が、事件の新聞を開いて、次々読み上げるシーンに。
この演出も結構好きです。
臨場感があって。

そして、舞台には、テーブルに両足を組んで上げて座り、新聞を広げている明智の姿が。
明智に当たるスポットライト。
明智自身も、自分の記事を読み上げる。

いやー、もう、このシーン、DVDで早く見直したい!
かっこよすぎです。
音楽も効果的。

そして、アンサンブルが、大鳥家の執事となって、依頼にやってきます。
4人で、執事のセリフを次々言うのが面白い。

明智に「お座りください。」と言われ、4人揃って、テーブルに座り、明智の姿を隠してしまうところも笑える。

大鳥家令嬢不二子が女優であり、最近、無断外泊をして、帰りが遅いと思ったら、黄金仮面と待ち合わせをしていたと。
ここで、松野さんが、大鳥喜三郎を演じます。不二子は寺崎さんです。
舞台の前方で、親子が喧嘩しています。

依頼を引き受けて、舞台をはける前に、帽子をくるっと回して、かぶる明智小五郎。
いちいち、かっこよくて、困ってしまいますね。

場面は、鷲尾家の事件に戻ります。
こういう、時系列が前後する場面転換が多いのですが、これを補っているのが、小林少年のナレーションです。これがないと、かなりわかりづらいでしょうね。

捜査を始める波越警部。
美子殺害事件の容疑者として疑われる天理教教師。

「名前と住所を」

答えない男に、メイドが、「木場さん、名前と住所ですって。」と言うと、
すかさず、波越警部が、「言っちゃったっ!」と悔しがると客席から笑いが。
「もう、いいよっ。」といじける波越警部。

このシーンなんですが、千秋楽だったかな、鷲尾さん、木場の名前を聞く前に、自分で「木場さん」って言っちゃっていたような気がします(^^;)。

木場の荷物から、黄金の仮面とマントが出てきたと迫る波越警部。
しゃがれ声で答える木場。

そして、波越警部に耳打ちする。

驚愕する波越。「うそだ・・・」

「うそじゃない、君はとうとう僕の邪魔をしてしまった。」

ここで、変装をとって明智が現れます。

「名推理でしたね~、波越警部!」と言って、警部にカツラを乱暴にかぶせる明智。

しゃべりながら、これまではいていた下駄を脱いで舞台袖に置き、舞台前で革靴を履く小西くんがかわいい。

ここで、美術品のことを心配する明智の言葉で、鷲尾侯爵が、仏像を抱えて持ってくる。
安心した様子の鷲尾侯爵から仏像を奪い、床に投げつける明智。慌てふためく鷲尾侯爵。
あっけなく首がとれて、中身が偽物だと発覚。

このシーンが面白い。
勢いよく転がる仏像は、時に、舞台から転げ落ちてしまい、慌ててそれを拾いに走る松野さんが笑える。

偽物の仏像に、「A・L」のサインを見つける明智。

「黄金仮面のサインですよ。」という明智に、波越警部が「黄金仮面ならOとKじゃん。」というシーンもおかしかった。
が、このシーン、日によっては笑いが全く起きないときも。

美子殺害の犯人を問う鷲尾侯爵。
ここでは、犯人の名は明かされません。

そして、場面は変わり、小林少年のナレーションが続きます。
上野の大博覧会で、大真珠が盗まれた事件が語られます。

大博覧会の会場では、「黄金仮面」の舞台が上演中で、小雪の役を大鳥不二子が演じています。
舞台の上では、鷲尾家の事件がまさに演じられているところです。
鷲尾侯爵役は、平井くん。
明智役は、赤澤くん。赤澤くんは、幼い感じがあるものの、探偵っぽいセリフ回しが、なかなかかっこよかったです。彼は、声がいいんですね。
波越警部役は、塚本さん。

呼び出されて登場する小雪役。

小雪が犯人だと断言する明智。
自分の恋人が、美子と婚約したことで、殺意を抱いたという小雪。

本物の黄金仮面を見たのかと問い詰められる小雪。
そこで、黄金仮面登場!

と、ここで、いきなり客席から、本物の波越、明智が登場し、舞台の中止を叫ぶ。
小西くんは、このとき、下手の中央扉から登場し、通路をうろうろしたあとで、舞台に上がってきました。

舞台を中断されて、がやがや騒ぎ出す舞台上の役者たち。
波越警部たちは、大真珠盗難の捜査で、黄金仮面を追ってやってきたのだ。

舞台上の黄金仮面は・・・波越警部にうながされても、仮面をとらない。
なんと、役者ではなくて、本物の黄金仮面だったのだ!
不二子と目下恋愛中だと言う黄金仮面。
不二子を携えて、煙の中、逃げる黄金仮面。

そして、隠れ家での二人。
哀愁漂うセレナーデ風の音楽が流れる。
黄金仮面に接吻する不二子。
会話はない。恋人同士に言葉はいらないのだ。

ところが、ここに、もう一人の黄金仮面が現れる。
そして、二人の黄金仮面の格闘。
ここでも、セリフなし。

椅子に伏して震えている不二子。

二人の黄金仮面の格闘は見物でした。
拳銃を取り損ねるときもあったけど、あの扮装で、格闘すると迫力があります。
どちらが、本物かわからない。(よく見るとわかりますけどね。)

そして、銃声が鳴り響く。

黄金仮面の一人が、不二子を連れて、外の車へ乗り込む。
あなたは誰?!と叫ぶ不二子に、仮面を外す明智。
「そんなに僕の顔が見たいですか?」という、そのセリフの言い方がかっこよくて惚れてしまう。

あなたを助けに来たという明智。
んも~、そんなこと言われてみたい!!!
もう、黄金仮面なんて、どーでもいい、そのまま、小西明智に惚れてしまうわー。
なんで、不二子は明智に惚れないのかしら(^^;)。

銃を取り出して、明智に向ける不二子に、「あなたに撃てますか?やってごらんなさい。」というセリフもしびれます。
緊迫したシーンなのですが、小西くんのセリフの一つ一つにテンション上がるワタクシ。

今度は、自分に銃口を向けて死のうとする不二子。
それを阻止したのは、運転手いや、黄金仮面であった。

黄金仮面の井上さんは、セリフ回しがいい。
明智を馬鹿にした感じとか、ちょっと外国人風の言い回しとか、ゆっくりとしゃべるところとか。
最初、松野さんが出演と聞いたとき、松野さんが、黄金仮面の声をやるのだとばかり思っていたが、井上さんの
声もよく通るので、これでよかったと思った。

なんという不覚。
運転手を確認せずに乗ってしまった明智、痛恨のミスである。

でもって、車から放り出される明智。
小西くん、コロコロと八百屋舞台を転がっていきました。
こういうところで、怪我をしないことを切に願います。

「日本人の命をなんとも思ってないんだな。」と静かな怒りを浮かべて去っていく明智。

その後、黄金仮面と不二子さんの消息はつかめず、明智を狙う黄金仮面の執拗な攻撃が始まった。
細心の注意を払い、事務所にひきこもる明智。

そして、冒頭のシーンに戻ります。
明智探偵事務所の爆破です。

明智の生死は、絶望的だが、死体は発見されなかった。
(つづく)

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