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偏愛的独白

ろくでなし啄木

『ろくでなし啄木』

2011年1月07日(金)~1月23日(日)、東京芸術劇場・中ホール
プレビュー公演1/5(水)、1/6(木)
2011年2月17日(木)~2月26日(土)、天王洲・銀河劇場

作・演出 三谷幸喜
出 演 藤原竜也 ・ 中村勘太郎 With吹石一恵
音楽 藤原道山
美 術 堀尾幸男
照 明 服部 基
音響 井上正弘
衣裳 黒須はな子
ヘアメイク 河村陽子
舞台監督 松坂哲生

主催:ホリプロ

S席10,000円、A席8,500円
プレビュー公演 : S席9,000円、A席7,500円

上演時間は約2時間45分(休憩含む)


待望の三谷幸喜書き下ろし新作!

人気実力ともにトップを走る若手俳優、
藤原竜也&中村勘太郎が舞台初共演!
ヒロインは初舞台となる、吹石一恵。

謎に包まれた歌人 石川啄木と、
彼に翻弄された男と女の物語。
何が真実で、何が嘘か?

人間の裏表を描くクライム・ミステリー


ホリプロ先行でチケットをとりました。
最初は、東京芸術劇場の公演も行く予定でしたが、そちらはとりやめ、銀河劇場のみに。
G列下手サブセンター。

開演前のアナウンスが野田秀樹さんと三谷さんの掛け合い漫才みたいになっていました。

今年は、三谷さんが50歳になるということで、生誕50周年記念企画「三谷幸喜 大感謝祭」が開催されます。
その中で、舞台は4本予定されており、これが、最初の演目です。

非常に楽しみにしておりました。
前評判もよく、絶賛の声しか聞きません。

私の期待も高まりましたが・・・。

うーん、思ったほどは楽しめず、三谷さんの舞台は、もう自分に合わないのかもしれないと思い始めました。
もちろん、脚本、演出は、かなり高水準で、よく練られており、コメディではないけれど、笑いもところどころに配され、良質の舞台になっていたと思います。
多くの観客は、さすが三谷さんと思ったことでしょう。
でも、私は、三谷さんだったら、もっと違うものができるはずだと思っていて、がっかりしてしまったのです。

役者3人は、すばらしかったです。
だからこそ、役者に支えられた舞台だということに気づき、余計に落胆してしまいました。

クライム・ミステリーという売り文句も、違う気がしました。
ミステリー風には作られていて、「藪の中」っぽい展開になっています。

以下、簡単なキャスト感想など。
(ネタバレしています。)


藤原竜也
啄木役です。
声がかすれるときがありましたが、わがまま一杯の演技がうますぎて、イライラさせられました。
最後の独白のところが、冗長すぎて、退屈してしまいました。

中村勘太郎
啄木の友人で、香具師のテツ。
啄木にお金を貸したり、啄木のわがままに振り回される。
ミツに横恋慕しているが、一度振られており、あきらめている。

彼が、テツ役でよかったと思います。
演技、うまいですね。浴衣はだけて、体当たり演技。
コメディセンスもあって、ひきつけられました。
主役を食っていました。テツという役柄がおいしい役なんでしょうが、すばらしかったです。

吹石一恵
カフェの女給。啄木の愛人。
初舞台だそうですが、初々しくも、物怖じしない見事な演技でした。
きれいで、着物姿もお似合いですね。
今後が楽しみです。


テツの下ネタエピソード、果物のトリック、足芸、巻き戻しシーンなどなど、ところどころ、光るものはあったのですが、その瞬間だけ光り、あとは消えてしまう感じなんですよね。
だから、全体として、あまりのめりこめなかったんです。
また、どんな意図があったにせよ、啄木がテツを騙そうと画策し、それをミツもいやいや承知するという展開が見ていて不愉快でした。
それもあって、私はほとんど笑ってなかったと思います。
周りは、ゲラゲラ受けていました。

おそらく、私みたいに楽しめない派は、少数だと思いますので、参考にしないで下さい。
テレビ放送があるらしいので(未確認情報)、機会があればそちらをどうぞ。

そういえば、俳優さんを数人見かけました。三谷さんの舞台は、人気ありますね。

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