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偏愛的独白

MEN&MAN 男たちのバラード

『MEN&MAN 男たちのバラード』

2006.12.5-10 シアターサンモール

主催・企画制作:OFFICE Champ
作・演出:脇 太平
衣装・振付:有里耕明
総合プロデュース:鈴木勝之
舞台監督:小松雅樹
テーマソング:平田明

キャスト:花村銀二(袴田吉彦)、中居ツトム(斎藤工)、京子(坂口理香/福井裕佳梨)、黒沢(青木伸輔)、吉岡(矢嶋俊作)、滝川(水島文夫)、斎藤(月登)、佐伯(重住綾)、ひばり(日微貴)、島野修(外能久)、高橋マサル(廣谷航)、舞先生(あい)、中尾(高山のえみ)
塚田龍二、藤森信義、鳥居孝行、高橋俊輔、加藤眞、慈五郎、阿部ぽてと、高田紋吉、小野裕晶、綿谷秀庸

斎藤工くんが出るというので、行ってみる。チケットは、即完売だったが、しばらくして、キャンセルが出たので、とることができた。
前から7列目の端だったが、意外といい席だった。
なぜなら、舞台の両端がせり出していて、その部分で芝居をすることがあり、実質、前から4列目の近さで、観ることができたのだ。
やくざの世界とオカマの世界、どちらも好きではないが、こうして舞台で見ると、じーんとしちゃって、12月にふさわしい演目となっていた。
時間があれば、もう一度見たいぐらいだった。

あらすじは、こんな感じ。
やくざの兄貴分の銀二(袴田吉彦)と弟分のツトム(斎藤工)、島野修(外能久)、高橋マサル(廣谷航)は、仁義を通すため、世話になった組を裏切った斎藤(月登)を襲撃する。
抗争相手に命を狙われた銀二らは、銀二が昔世話になったやくざの組長のもとへ逃げ込む。
ところが、組は既に解散し、オカマのショーパブになっていた。
組長以下組員全員がメイクアップをし、踊る姿を見て、銀二は唖然とするが、嫌々ながらも、ショーパブで働くことになる。
やがて、銀二は、昔の恋人に思わぬ形で再会することに。
そして、抗争相手の魔手が迫ってきて…。

斎藤くんがでなかったら、観るはずもない舞台だと思っていたが、観終えた今は、斎藤くんが出ていなくても、観たかったと思えるほど、楽しくて、切なくて、いいお芝居だった。

以下ネタバレの感想です。





最初は、度肝を抜かれます。オカマショーですもん。
一瞬、俳優さんじゃなくて、本物の人たちが演じているのかと思ったぐらい。
一人ひとりのメンバー紹介もあって、楽しかった。
ストーリーのあちらこちらに笑いのエッセンスがあふれていて、笑ってばかりだった。
やくざのときとおかまのときの落差が激しくて、大受け。
特に、チィママ役の日微貴さんがすばらしくて、拍手喝采。
感心したのは、こういうシチュエーションって、受け狙いで作ると、こちらがしらけることも多いのに、それがなかったこと。
下ネタっぽい部分もカラっとしていて、嫌味がなかった。

銀二の昔の彼女とのエピソードが切なくて、よかった。しかも、彼女と再会したのは、オカマパブ。
彼氏との結婚報告に組長に会いに来たのだ。(銀二の昔の彼女は、なんと組長の実の娘であった。)
このあたりの男の純情を、袴田吉彦さんが非常にうまく演じてた。

嫌々ながらも、女装をして踊る斎藤くんたちも、最高だった。
指導されたオカマ歩きをするシーンも大爆笑。
斎藤くんは、テニミュのときよりも、踊りがサマになっていた気がする(^^;)。

ドラマなどで活躍中の青木伸輔くんも、渋く男気のある役柄で、抑えた演技にぐっときた。

最後が、泣けるんですよぉ。
抗争相手につかまってしまったマサル。とりなしてくれようとした黒沢も銃撃され、命からがら、銀二のもとへ知らせに来る。
そして、華やかにオカマショーが繰り広げられている中、銀二、ツトム、修は、ひっそりと出てゆく。
そして、まさに、突撃しようとしたとき、足を洗ったはずの組長と組員がたちが全員、スーツ姿で現れる。「水臭いじゃないか…」

うわーっ!
こういうの、めっちゃ、弱いんです。
泣けました~。
観にいってよかった。再演したら、また行くぞー。

余談ですが、私が観た日は、鎌苅健太くんと鷲見亮くんが来てました~。
鎌苅くんが休憩時間や終演後にロビーに出るときに、私の後ろの通路を通ったので、ガン見してしまいました。
触れてはいけない美しさでした。鷲見くんも、メガネをかけていて、すらーっとしていてかっこよかったです。
ロビーで鷲見くんに握手を求めている人がいて、うらやましかったんですけど、こういう場合っていいのかなあ?と思ったので、さっさと帰りました。とほほ。

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