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偏愛的独白

宝塚歌劇 雪組公演 ベルサイユのばら

宝塚歌劇 雪組公演 『ベルサイユのばら-オスカル編-』 東京宝塚劇場 2006年4月7日~5月21日

原作:池田理代子
脚本・演出:植田紳爾 演出:谷 正純
出演:オスカル(朝海ひかる)、ロザリー(舞風りら)、アンドレ(貴城けい)、ジェローデル(壮 一帆)、アラン(水 夏希)、ほか

一つ前のエントリーでは、オスカル編はチケットが手に入らないと嘆いていたが、チケット救済サイトで定価で2階のS席を譲っていただくことができ、いそいそと日比谷へ。
2階席でも、段差が大きいので、見やすくなっている。さすがに顔はよく見えないが、舞台全体が見渡せる。初めて観た時と違い、かなり冷静に舞台を眺める。






相変わらずのピンクピンクの世界。シフォンのようなドレスは、ピンクのネグリジェみたいだ(^^;)。個人的には、もう少し抑えた華やかさが欲しいところ。
物語は、オスカルとアンドレが中心で、女性役は、ロザリーとなっており、少しバランスが悪い。
オスカルの小さいころの話から、アンドレとの出会いなど丁寧に描かれており、オスカルと衛兵隊との対立などもあって、緊迫感もある。
安蘭けいさんのオスカルも素敵だったが、朝海ひかるさんのオスカルも美しい。顔も心も女性だけど、凛とした声と颯爽とした身のこなしで、理想的なオスカルを演じていた。
圧巻なのは、ペガサスに乗ったオスカルの登場。これは、宝塚ならではだろう。
オスカルの肖像(オスカルの原作画)が、薄地の幕に描かれており、その奥から、白いペガサスに乗ったオスカルが飛んでくるのだ。かなり客席に近いほうまで飛んできていて、びっくり。
また、アンドレとオスカルの愛のシーンが、甘く切ない。女性同士で演じているふうには見えないところが不思議だ。アンドレ役は日替わりで、私が観たのは貴城けいさん。かっこいいアンドレだった。
そして、ラスト近く、身分を捨て市民とともに戦うオスカルの前でアンドレが撃たれると、涙がこみあげあてくる。その後、オスカル自身も・・・。悲しくて仕方ないが、ここで、もう一つ驚きの演出が!
白い馬車に乗って、アンドレがオスカルを迎えに来るのだ。二人で、仲良く馬車に乗って、楽しそうに微笑んでいる。これまた、宝塚ならではの演出だ。
そして、始まるレビュー。最初は、ピンクスーツの男役陣が出てきて、オスカルの歌などを歌い、その後は、ラインダンスなど普通のレビューが始まる。
最後にもう一度、ベルばらの衣装で登場し、メインキャストは、一人ひとり、歌いながら出てくる。豪華なフィナーレであった。
オルカルもアンドレも好きだし、演じる役者さんも合っていたので、楽しかったが、できれば、マリー・アントワネットやフェルゼンの話とも組み合わせて、できたらなあと。オスカルがフェルゼンに寄せる想いなどもあったほうが、よりいいと思うので。
時間的にも無理なのかもしれないし、メインキャストが増えると、トップスターの出番が減ってしまうのだろう。
ふと、テニミュの三ツ矢雄二さんが脚本を書いたら、どんな舞台になったかなと思ったりして。


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