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偏愛的独白

宝塚歌劇 星組公演 ベルサイユのばら

宝塚歌劇 星組公演 『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』

東京宝塚劇場 2006年2月17日~4月2日

原作:池田理代子
脚本・演出:植田紳爾 演出:谷 正純
出演:フェルゼン(湖月わたる)、マリー・アントワネット(白羽ゆり)、オスカル(安蘭けい)、アンドレ(柚希礼音)、ほか

原作が好きで、まだ田舎に住んでいたころ、東京の従姉に頼んで『ベルばら』を観たいと思ったが、チケットがとれなかった。
それから、何度も、『ベルばら』は上演されたけれども、縁がなかった。今回も、最初から諦めていたが、思いがけず、チケットをまわしていただき、星組公演を前から2列目(右端)で、観ることができた。
感無量である。
少女のときからの夢が、今になって実現した。
初めて足を踏み入れる劇場。建物自体が、華やかである。
舞台は、ステージがあって、オーケストラがあって、花道?がある。
幕が上がると、そこは、現実とはかけはなれた世界。ピンク色のふりふりの乙女チックな夢の世界であった。
ここまで、すごいとは思わなかった。舞台装置、衣装、化粧、すべてがきらびやかで、大袈裟だ。
そして、役者が登場するとき、右手から登場する場合は、ちょうど私たちの目の前でとまり、大見得を切る。
信じられない近さだ。たくさんの人が出てくると、誰を見ていいのか、わからない。
そして、セリフは、独特の言い回し。
原作の中のフェルゼンとマリー・アントワネットの部分に焦点を当てているのと、話を端折っているので、脚本的に、ちょっとと思う部分もあった。
しかし、物語を追うことよりも、美しいものを見る舞台なのだと思う。
私はオスカルが好きなので、オスカルとアンドレの戦いのシーンでは、思わず、目が潤んでしまう。
オスカル隊長が隊員と踊るシーンでは、「聖ルドビコ学園」」の公演を思い出し、笑いがこぼれたが(^^;)。
そして、ラスト、フェルゼンに別れを告げ、静かに断頭台に上っていくマリー・アントワネットの姿は、美しく哀しく、激しく心を揺さぶられた。
その余韻にひたる間もなく、始まるレビュー。
これが、宝塚につきものらしい。最初は、若手のフレンチカンカン風の踊り。それから、トップたちの踊り。タキシード姿の男装の麗人たちの踊りなど、しばらく踊りを堪能できる。
そして、最後は、もう一度『ベルばら』の衣装で、全員が出てきてフィナーレを迎える。

役者さんたちは、前に来て、客席に手を振ってくれる。ファンサービスも満点だ。
休憩30分をはさんで約3時間の舞台。楽しかった。『ベルばら』は、音楽もすばらしい。
カード会社の貸切公演だったので、抽選で、キャストと写真撮影やチケットプレゼントがあったが、当然ハズレ。
2名のラッキーな方が、湖月わたるさんと白羽ゆりさんに囲まれて写真撮影していた。
最後に、湖月わたるさんの挨拶があり、公演終了。しばらくは、地に足がつかない感じだった。無性に原作を読み返したくなった。
キャストについて少し。
フェルゼン役の湖月わたるさんは、星組のトップ。歌も踊りもうまくかっこよかった。
ただ、お顔の形がフェルゼンではないのが残念。
マリー・アントワネット役の白羽ゆりさんは、顔も声もかわいらくして、役にぴったりだった。
オスカル役の安蘭けいさんは、私のオスカルのイメージ通りで、かっこよく美しかった。
歌声もよかったので、できることなら別の舞台も観たいものである。
全体としては、特殊な舞台ではあるが、一度は観たほうがいいかも。特に贔屓の役者がいなかったり、知らない物語だとどうかな?とは思うが。
「オスカル編」も観たいのだが、こちらのほうが更に人気で、チケットは、到底無理。DVDでも買おうかな~。

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