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偏愛的独白

『星の大地に降る涙』

地球ゴージャスプロデュース公演Vol.10『星の大地に降る涙』

東京公演
2009年6月20日(土)~7月26日(日)
赤坂ACTシアター
(ほかに、札幌、大阪公演あり。)


主題歌:EXILE 『愛すべき未来へ』

作・演出:岸谷五朗

演出補:寺脇康文
美術:土屋茂昭(TSUCHIYA CO-OPERATION)
音響:今村太志(サウンドクラフトライブデザイン社)
照明:川谷祐之
電飾:小田桐秀一(イルミカ東京)
音楽:大崎聖二 高木茂治(楽踊舎)
衣裳:鷲頭マコト
ヘアメイク:宮内宏明
殺陣:剱伎衆かむゐ
振付:SHUN 岡千絵 藤林美沙 原田薫
舞台監督:津田光正(バックステージ)

宣伝:る・ひまわり
宣伝美術:中野淳仁
宣伝写真:手島孝典
宣伝ヘアメイク:新宮利彦

制作:山口照代 高橋加奈 杉浦秀和 永原弓子 柴崎公毅 佐々木康志 松村安奈
票券:(株)インタースペース
プロデュース:原田知明 松田誠 小見太佳子

特別協賛:大和ハウス工業(株)

主催:
(株)アミューズ TBS【東京公演】
(株)アミューズ (株)ハンドクラップ【札幌公演】
毎日放送【大阪公演】

企画・製作:(株)アミューズ (株)ネルケプランニング

S席:10,500円 A席:8,400円

出演:
木村佳乃
三浦春馬
音尾琢真(TEAM NACS)
岸谷五朗
寺脇康文

長谷部優 岡千絵 原田薫 藤林美沙

小野真一/SHUN/佐藤浩之/熱海将人/那須幸蔵/杉本崇/長内正樹/伊藤俊彦
向野章太郎/松永一哉/平間壮一
今野直美/伊藤有希/柳橋さやか/半澤友美/香月あや/折井理子
小林由佳/藤井聖子

筑紫寿楽 石橋拓道


三浦春馬くん見たさに、チケットをとってしまった。
岸谷五朗&寺脇康文により結成された演劇ユニット"地球ゴージャス"の公演を観るのは初めて。
人気が高いことは聞いていた。
これまでの9作品で延べ44万人を動員したとか。
そして、今回は、10作品目。

ゲストに、木村佳乃、三浦春馬、音尾琢真とくれば、いやでも期待は高まる。
三浦くんは、かねてより地球ゴージャスの舞台に立つことを希望していて、今回が待望の初舞台とか。

ネルケの先行でとった席は、2階最前列センター。
これでも、マシなのかな。
大体、1階の良席は、ファンクラブ向けだよね。
もう1公演とったチケットが、1階のかなり後方だったので、手放してしまった。
まあ、結果的には正解だったけど。

不思議なのは、立ち見も出ているこの公演、いったいどんな人が行くんだろう?ということ。
地球ゴージャスのファンなのか、三浦春馬くんのファンなのか。

春馬くんは、すらっとしていて、かっこいい。
初舞台にしては、舞台度胸があるようで、踊りも殺陣もセリフも決まっていた。
歌も頑張っていた。
できれば、もっと歌ってほしかったが。

上半身をさらした姿が意外と筋肉質なのに驚いた。かなり鍛えているようだ。
細いイメージがあったので、びっくり。

汗だくになって一生懸命演じる三浦くんを観たと思えば、10500円は、安くないのかもしれないが・・・。

以下、雑感。
(辛口です。ネタバレしています。)





あまりにも、芝居がつまらなすぎる。
ほかのゲストの木村さん、音尾さんやアンサンブルの皆さんの熱演を思うと、もったいなくて仕方ない。

これだけのキャストを揃えて、なんで、こんなつまらない脚本が書けるのか。

三浦春馬くんを目立たせるために、この脚本になったのか。
それとも、いつも、こんな感じなのか。

ストーリーの途中に挿入される歌と踊りだけが救いだった。

シリアスな中に、時々、気の抜けたような笑いが出てくるのも、定番なのかな?
岸谷さんのお笑い要素は、面白くないわけじゃないが、唐突なので、笑えない。
寺脇さんとの掛け合いは、日替わりアドリブで、お楽しみの時間なのかもしれない。
これはこれでいいが、もう少し、別のところに力を入れてほしかった。

歴史ファンタジーと言えば聞こえがいいが、中身はグダグダな気がした。

三浦くん演じるシャチと木村さん演じるステラの関係も、恋愛じゃないし。
単純に恋愛にしたほうが感情移入もできるのに。
しかも、子供が生まれるときのあの演出も、疑問。

ラスト近くのシャチの無力さも、間抜けにしか見えない。

そもそも、記憶を失った倭人のトドが土方新政府で、シャチが新撰組隊士とは、何と安易な。
日本は大きな痛手を・・・と叫ぶシャチの後ろの映像が、きのこ雲なのも、萎える。

木村さんは、ほかの舞台での歌は不評だったけど、聞いてみたら、それほど悪くない。
きれいな声だ。
ただ、腹の底から歌ってない感じなので、ミュージカル向きではないのかも。

この子、いいなと思ったら、「スーザンを探して」に出ていた藤林美沙さんだった。
インパクトあるなあ。
ダレた表情(タバラ族では、集中の意味)への果敢なチャレンジに乾杯。

興行的には大成功な舞台なんだろうけど、ワタシ的には、今年観た中で、一番つまらない舞台だった。
もう次の舞台も決まったようだけど、また、アミューズの売れっ子若手を使うのかな。
また、それにつられてしまうんだろうか。いや、たぶん、もう行かない。

辛口で書いてしまったけど、好みが分かれる舞台なんだろうと思う。

私の近くの席からは、岸谷さんと寺脇さんの死ぬシーンに、すすり泣きが聞こえてきた。
かと思えば、同じシーンで、頭を揺らして爆睡してる女性がいたし。

1階の前方席で、三浦春馬くんだけ観ているなら、リピートしても楽しめるかもしれない。

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