偏愛的独白

ミュージカル『冒険者たち』

ミュージカル『冒険者たち』

2009年3月5日(木)~15日(日)
シアターサンモール

全席指定:5,000円

原作:『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』 斉藤惇夫作 岩波書店刊
脚本:うえのけいこ
演出:カサノボー晃
音楽:大石憲一郎
振付:紀元由有
主催:ネルケプランニング

出演:
ガンバ:内藤大希
ヨイショ:川本成
イカサマ:佐野大樹
ガクシャ:宮下雄也
シジン:平田裕一郎
ボーボ:佐藤永典
忠太:山田諒

七郎・港ネズミ:滝口幸広
ツブリ・港ネズミ・イタチ:増田裕生
シオジ:中元すず香(Wキャスト) 堀映莉音(Wキャスト)
ノロイ:伊藤明賢
港ネズミ・悪夢・オオミズナギドリ・島ネズミ・ラジオDJ:加古臨王
港ネズミ・オオミズナギドリ・悪夢・イタチ・島ネズミ:林伊織
港ネズミ・オオミズナギドリ・悪夢・島ネズミ:向後啓介

オイボレ:外波山文明

原作は未読。
読書は好きなんだけど、小さいころから児童書よりも横溝正史・・・みたいなとこ、あったから(^^;)。
観劇前に読もうと思いつつ、時間がなくてダメだった。
アニメも見ていない。

そもそも、チケットもとってなかった。
なぜなら、3月は、いつでも『ムサシ』に行けるように、スケジュールをあけておいたのだ。
(なのに、『ムサシ』は4月になってしまったが。)

たまたまチケットが手に入ったので、出かけるも、会場を、スペースゼロと勘違いしていて、危うく遅刻するところだった。
ロビーは、人で一杯。トイレの行列も長い。
私の座席は、前方上手ブロック通路席。
観やすい席だった。

なんで、ミュージカルにしたんだろう?と思っていたけど、かつて、劇団四季でもミュージカル化していたのね。

原作は、主人公のガンバと仲間が15匹だけど、さすがに、あの狭い舞台で、仲間が15匹は大変なのだろう、数が減っていた。

あらすじは、こんな感じ。
主人公ガンバは、世間知らずの町ネズミ。海を見に港へ出かけたガンバは、忠太という傷ついた子ネズミに出会います。ガンバは、忠太の家族や仲間の島ネズミを救うため、仲間たちとともに、冒険の旅へ出発することになりました。
愉快で陽気な、ガンバとその仲間たち。時には意地を張ってけんかをしたりすることもありますが、困ったときには励ましあい、助け合って、様々な困難を乗り越えながら、旅を続けます。
やがて、獰猛なイタチ・ノロイ一族がガンバたちの前に立ちはだかります。力では到底かなわない相手を前に、ガンバたちは、知恵と勇気をふりしぼってたたかうのですが…。

以下、雑感。





オープニングは、内藤くんのソロ。
内藤くん、テニミュのときより、かっこよく見える。
歌もうまい。滑舌もいい。超さわやかさん。
歌っている表情が誰かに似ているんだけど思い出せない。特に、鼻から下が誰かに似てる。
パンフレットの写真より、実物のほうが素敵。写真写り悪いのかなあ。

ストーリーは、テンポよくというか、急ぎ足で進み、休憩なしの2時間。
思っていたより、面白かった。
役者が、若手を集めた割には、演技が安定していていたし、敵役を演じた方が、無茶苦茶、歌がうまかったし、オイボレ役の外波山文明さんの本格的な演技にしびれた。

とにかく、敵役の伊藤明賢さんが怖くって怖くって。
怖いんだけど、歌も踊りも、すごくって、一人ミュージカル状態。
強烈だったなあ。

それと、ネズミのかっこうが、とてもかわいくて、みんな似合っていた。こういうの、似合わないと白けちゃうけど、今回は成功。

歌は、覚えやすいメロディで、一度しか観ない私でも、少しだけ口ずさめるほど。

テニプリのアニメで河村役を演じている川本成さんのお芝居は初めて。さすが本職だけのことはある。

佐野さんは、演技はうまいし、声もいいんだけど、悲しいかな、歌が残念。ネタにされていたけど(^^;)。

宮下くんは、しばらく見ないうちに、ふくよかに。めがねをかけてインテリなガクシャを演じていたが、そのぽってりぶりが、逆にかわいかった。

平田くんは、海堂役以外では初めて。酔っ払いのシジンの役。
重要な役どころでもあり、歌のパートも多く、準主役級。なかなか印象的だったので、今後も期待できそう。
ソロの歌が、ポップス調でかっこよく、なぜか、アンジェリークのオスカー様の歌を思い出してしまった。

佐藤くんは、ぼーっとしていて、ふわふわしていて、天然系。
あれは、素なのか、演技なのか、わからなくなる。癒し系キャラ。形容詞が思いつかないぐらいかわいい。

滝口くんは、相変わらずの歌とセリフだけど、それでも、頼もしく感じちゃう。華があるしね。

増田裕生さんは、アニメの仁王役をされた方だったんですね。

唯一の女性というか女の子キャストであるシオジ役は、Wキャストで、私が観た回は、中元すず香ちゃん。
かわいいのはもちろんのこと、歌がめちゃくちゃうまい。東宝で子役やれそうな感じ。
内藤くんとのデュエットでは、内藤くんを圧倒。

そして、ノロイ役の伊藤明賢さん。
キャリアのある方だったんですね。身長も高いし、白い衣装が美しいのに、冷たくて、恐ろしくて、クラクラしました。
ノロイの歌と踊り攻撃は、ガンバたちだけでなく、観客席の私もノックアウトしてた。

林伊織さんは、アンサンブルというか、いくつかの役を演じ分けられていた。

外波山文明さんは、オイボレという年寄りネズミ。演技達者で、若手ばかりの危うい舞台を支えている感じを受けた。

あっという間の2時間。
面白かったけど、もう少し広い舞台でもよかったかも。
私の中では、かわいいと怖いという二つの感情がせめぎあう舞台だった。
通路席だったので、内藤くんや佐藤くんが客席に降りてきたときには、ガン見してしまった。
劇団四季版も、観てみたいな。

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