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偏愛的独白

ロックミュージカル「スーザンを探して」1月公演

ロックミュージカル「スーザンを探して」

2009年1月6日~3月5日
シアタークリエ

音楽・作詞:ブロンディ
台本・原案:ピーター・マイケル・マリーノ
追加曲:デボラ・ハリー/クリス・スタイン
オリジナル編曲:マーティン・コッチ
製作協力 :MGMオンステージ
原作:レオラ・バリッシュ脚本によるメトロ・ゴールドウィン・メイヤー映画「マドンナのスーザンを探して」
演出・翻訳・訳詞:G2

協賛 :エバラ食品
製作:東宝

音楽監督 ・編曲:鎌田雅人
振付:原田 薫
美術:松井るみ
照明:高見和義
音響:大坪正仁
衣裳:伏見京子
衣裳アシスタント:風戸ますみ
ヘアメイク:小島裕司
歌唱指導:Myu
演出助手:西 祐子
舞台監督:林 和宏
音楽制作:東宝ミュージック
制作助手:竹岸実夏
プロデューサー:小林香

キャスト:
ロバータ:保坂知寿
スーザン:真琴つばさ 香寿たつき(Wキャスト)
デズ:加藤久仁彦
ジェイ:吉野圭吾
アレックス:コング桑田
マリア:藤林美沙
ティナ:馬場徹
レスリー:杜けあき(降板した大浦みずきの代役)
ゲリー:山路和弘

今枝珠美
荻野恵理
小此木麻里
小嶋亜衣
青山航士
上口耕平
倉田英二
町田正明
横山 敬


1984年公開のハリウッド映画「マドンナのスーザンを探して」をミュージカル化したもの。
映画版では、マドンナ演じるスーザンがクローズアップされているが、ミュージカル版は、ロバータの成長の物語という軸をさらに明確にしているとのこと。

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あらすじは、公式HPをご覧ください。http://www.tohostage.com/susan/index.html

上演時間は、休憩20分を含む2時間半。

マドンナの映画は聞いたことがある程度、中身は全く知らない。
ただ、馬場徹が出るというだけで、12000円もするチケットをとってしまった。
しかも、Wキャストだっていうので、つい2公演も。
G2先行でとったら、一つは9列目センター、一つは5列目センター。
なのに、ぴあでも、東宝でも、もっと良席が残っているという結果に。更にはイープラスでお弁当お土産つき10000円チケットが発売される。
実際に、劇場に行っても、満席ではなかったし。

とほほな気持ちで臨んだ2009年の初観劇。
体調も万全じゃないが、チケットを無駄にしたくない一心で行く。

シアタークリエは、「レベッカ」以来。閉塞感のある地下劇場、狭いホワイエという居心地の悪い空間。
さすがに、休憩時間の飲食は座席でも可であったが。

で、実際にお芝居が始まると、意外や意外、面白かった!

私が観たのは、真琴つばささんの回で、2月は、香寿たつきさんの回を観るのだが、
それ以外に、もう1公演、チケットを増やしてしまった!
だって、リピーター割引で、10000円で良席が空いていたんだもん。

こんなにチケット売れてないのに、どうして、気に入ってしまったのかしらん。

考察してみた。

理由その1
音楽のせいかと。
実は、私、ブロンディが好きなのだ。昔、ずっと聴いていたので、耳になじんでいる。
名曲は、時を経ても名曲なのだ。
ロックミュージカルという名にふさわしい曲ばかり。

理由その2
みんな、歌がうまかった。
キャスト一人ひとりについては、後述するが、聴いていて気持ちよかったのだ。
踊りももちろんよかったけど、本当に素敵な歌声だった。

理由その3
脚本にメリハリがあって、ちょうどいい長さだった。
サスペンスちっくな展開がよかった。

以上、考察終わり。
公演は、まだ始まったばかりなので、客席の手拍子とか少ないのが残念だった。
初日にはスタオベがあったそうだけど。

それと、客層はどうなの?
馬場ファンというより、保坂さん、真琴さんファンが多いのかな。年齢層が高かった。あるいは、東宝ファンか?

物販では、パンフのほかに、ブロンディのCDも売っていた。
あと、馬場くんのDVDと写真集も売っていた。

馬場くんの出番は、多いとは言えないけど、キャストの一人に選ばれたことがすごいと思う。
踊りが決め手だったのかも。
歌は、まだ声が出し切れてない感じ。

細かい感想は、以下に。
ネタバレ注意。

ネタバレ注意!!

舞台装置がしゃれている。
2階建てになっていて、盆で回るようになっている。
くるくる回って、ロバータの自宅になったり、ホテルになったり、お店になったり。

ストーリーは、破天荒だけど、主婦ロバータが自我に目覚めて家を出て行くのは、「人形の家」のノラみたいに見える。
ロバータが記憶を失ったり、命を狙われたりとドキドキする展開なのも飽きなくていい。
恋の行方がどうなるのかも、気になって、最後までひきつけられた。

歌詞も、ブロンディの歌に、うまく日本語訳をあてはめていて、不自然さはない。

キャストについて。

まず主役の保坂知寿さん。
さすが元劇団四季の看板女優。私が四季を観ていたころは、野村玲子さんが多かったけど、2大看板女優だったみたい。
チラシでもわかるとおり、ちょっと地味なの。主婦だけど、美人でブロンドなのだから、もう少し違うイメージでもよかったかも。
でもって、保坂さんの話し方って、外見も含めて、伊藤蘭さんにそっくりなのだ。
顎の形が同じなのかな?
NHK「フルスイング」の再放送を見たばかりだったので、それに登場する主婦の伊藤蘭さんとすっかり、かぶってしまった。
でも、歌い始めたら、本領発揮。
美しい!
歌がうまいって、すばらしい才能だわ。保坂さんの次の舞台「パイレート・クイーン」も、チケットとっちゃうかも。
おまけに、スタイル抜群。足が細くてびっくり。
主婦のときはおとなしめの格好だけど、家を飛び出して、マジックショーに出ているときのミニスカ姿、キュートだった。

それから、真琴つばささん。
スーザンという奔放な役にぴったり。
何よりかっこいい。
真琴さんも、超スリムで美脚。
体脂肪なんて10%ぐらいじゃないの?と思うほど。
ちょっとハスキーな声で歌うと、色っぽくて。
宝塚の頃は、女役も男役もされたそうだけど、ちょっと男っぽいかっこよさがあって、魅力的だった。
人のものを拝借したり、タクシー無賃乗車したり、男性をナンパしたりと、奔放すぎてついていけない性格なのに、真琴さんが演じるとかわいくて憎めない。

この役を、香寿さんが、どう演じるかも興味津々。

ロバータをスーザンと間違えて引き取り、面倒を見てあげるデズ役は、加藤久仁彦さん。
狩人のお兄さん。
意外と歌うところが少なくて、うまいのか、普通なのか、よくわからなかった。
それと、優しくてお人よしの感じは出ているけど、年齢的に、もっと若い人が演じて欲しかったなあと。

スーザンの恋人ジェイ役は、吉野圭吾さん。
無茶苦茶、かっこよかった。
バンドマンが似合ってた。
上半身が透けるような衣装を着ていると、筋肉質の体がよくわかって、鍛えているなあと。
吉野さんは、チラシよりずっとかっこよかった。
歌もうまいし。
吉野ファンは、絶対に観にいったほうがいい。

スーザンを追いかけるギャングには、コング桑田さん。
貫禄十分。
ダミ声で歌うのもいい。

ロバータの義妹?レスリー役の杜けあきさんも、テレビで見るより素敵だった。上品な感じで。
そして、ロバータの夫役の山路和弘さんも、奥さんの気持ちをちっともわかっちゃいないダメ夫に合っていた。

ロバータの家のメイドのマリアの藤林美沙さん。
超面白かった。
外国人のメイドみたいで変な言葉遣い。
だけど、スーザンが開いたパーティのときに、はじけて、メイド服をぱっと脱いでピンクの水着になったときは、爽快だった。
チラシでは、中性的な写り方だったけど、実際のほうがずっとかわいい。

そして、期待の馬場徹さん。
舞台度胸、あるのかな、堂々としていてハジけてた。

役柄としては、スーザンとロバータが間違われるきっかけとなる古着屋の店主ティナ。
ロン毛のブロンドで、おかまっぽい化粧。というか、女装なのか?
がたいのいい女性の役ってこと?
短パンになったときに、筋肉質の脚が、目立っていた(^^;)。
それと、背が高いので、舞台栄えする。

ほかにも、吉野圭吾さんのバンド・マミーズのメンバーとか、通りすがりの人とか、一人で何役も演じていた。衣装もたくさん着替えていた。
歌は、それほど多くなくて、踊りのほうが見所が多い。ほかのダンサーに見劣りしないうまさだった。
歌は、声がちょっと小さかった気がする。
馬場くんだけを目当てでいくと、物足りないかもしれない。

ほかにも、スーザンの友達のクリスタル役の小此木麻里さんもかわいかったし、男性アンサンブル陣も、よく見ると、イケメン揃いだった。

カーテンコール曲は、「ブロンコール」。(公式サイトで聞ける。)
ブロンディのヒット曲「ドリーミン」「どうせ恋だから」「銀河のアトミック」「マリア」「ハンギング・オン・ザ・テレフォン」「コール・ミー」の6曲をメドレーでつなげた、この公演だけのオリジナルソングだそうで。

そのあと、2度、カーテンコールで普通に挨拶して、終わり。2度目は、バンドの皆さんも出てきた。

すっかり楽しんでしまった。
ラストでは、新しい道を歩みだしたロバータに、感動して、目が潤んだ。
2月公演は、客席ももっと盛り上がってるといいな。

帰宅してからは、YouTubeで、ずっとブロンディの曲を聴いている。やっぱり、名曲だわ。
ついでに、マンドナ主演の映画も観たくなってきた。

Comment

じゅび says... ""
>さち様
ほんとに、もっとたくさんの方に観ていただきたいお芝居です。
友人にもさりげなくすすめたのですが、チケット代が高いといわれてしまいました。
帝劇のようにB席がないので…。
でも、トークショーなどのイベントも続々、発表されたので、これから盛り上がるといいですね。
私もあと2公演、楽しみたいと思います。

訂正も、ありがとうございました。
お名前を間違えるなんて失礼なことをしてしまいました。

2009.01.21 00:49 | URL | #- [edit]
さち says... "No Subject"
スーザン検索で立ち寄りました。
チケット余り気味なのが残念ですよねー。面白いのに。
訂正ですが、杜さんはけやきでなくけあきです。

もう2ステージ見ましたがあと1ステージ以上みます。
2009.01.20 23:58 | URL | #- [edit]

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