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偏愛的独白

『王様と私』

リンカーン・センターシアタープロダクション
ミュージカル『王様と私』

2019年7月11日~8月4日
東急シアターオーブ

脚本・作詞:オスカー・ハマースタインⅡ
作曲:リチャード・ロジャース
演出:バートレット・シャー
出演:
アンナ:ケリー・オハラ
王様:渡辺 謙
チャン夫人:セゼラー・ボナー 
オルトン船長/エドワード・ラムゼイ卿:フィリップ・ブルコック
タプティム:キャム・クナリー
ルンタ:ケヴィン・パャンミーチャオ
クララホム首相:大沢たかお

S席:15,000円
3階立見引換券:6,000円

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「一生に一度の来日公演」という宣伝文句に大袈裟だなあと思っていました。
確かに、そうだけど・・・。

デボラ・カーとユル・ブリンナーの映画を何となく知っていましたが、結末などは全く覚えておらず。
イメージ的に、古臭い昔の作品。
2月にチケットの先行発売の案内が来た時に、ちょっとサイトをのぞいたら、チケットが取り放題だったので、日本人にとって、渡辺謙さんの来日公演なんてそんなものかと少し残念に思っていました。
かといって、自分が観るには、高いなあと思っていて(^^;、そのまま放置。

いつの間にか、チケットは完売。立見席まで出ました。

日ごろ、あまりミュージカルを観ない友人が誘ってくれて、2階席センターブロックで観劇。

なんかね・・・いろいろ反省しましたよ(^^;。

ミュージカルを本格的に観始めて、15年近くたって、その前にストプレもたくさん観てるつもりでいて、傲慢になっていた自分に気づきました。
渡辺謙さんのファンでもないし、来日するから観に行くなんて、ミュージカルを観ない人が、謙さん目当てに行くだけでしょとか、演目が古いんだから、面白いとは思えないとか、まあ、いろいろ上から目線な考えでいましたよね><

観もしないで、勝手に公演に対する評価をしてました。
ああ、ごめんなさい。
まだまだ井の中の蛙、視野が狭いです。

何事も、観てから評価しろってことですよね。

実際、客席は、普段の日比谷、赤坂界隈とは違ってました。
いつもは観ないけど、渡辺謙ブランドにひかれて、やってきましたという感じの方々。

今回誘ってくれた友人ですが、私からも一年に2回くらい帝劇や宝塚に誘うのですが、彼女が、終演後いきなり、「客層違うんじゃない?マナー悪すぎだよね」って言ってました。

そうなんです、ちょうどエリザ上演時期だったので、帝劇のマナーのよさをかみしめたくらいでした。
私語や遠慮のない咳が目立ったんです。
あるいは、ケリー・オハラさんが歌っている間、ずーっと、バッグの中の何かを探し続けている音が響いていたりとか、カテコのラストでスタオベしたら、見えない見えないって大声で言ったりとか。


でも、作品が素晴らしくて、誘ってくれた友人に感謝です。

いまだに、タイでは、上演禁止だそうですが、あまりそういう面は感じられなかったです。
頑固な王様が、アンナに反発しつつも心を開いていく”いいお話”ととらえていたからかもしれません。

とにかく、アンナ役のケリー・オハラさんの歌が最高なのです。
終始圧倒されました。

で、渡辺謙さんは、正直、歌がうまいのかよくわからなかったです(^^;。
英語も同じく。
謙さんが話す英語という感じでした。
声も、悪いし。

それでも、王様オーラがすごかったんですよ。
彼の存在感は、半端ないですね。

ファンでもなんでもない私が言うんだから、ほんとですよ(笑)。

ラストに亡くなるなんて、思ってなかったので、驚くとともに、涙がとまらなかったです。
謙さんの存在感があったからこそ、泣いてしまったのだと思います。

歌唱力も英語の発音もどうでもいい。
とにかく謙さんが、王様だったんですよ;;

頑固で偉そうで憎らしい王様なんだけど、だんだん愛すべきかわいらしい王様に見えてくるんです。

ケリー・オハラさんばかり誉める記事も読みましたし、どなたか忘れましたが、日本のミュージカルを憂える声も聞きましたが、
やっぱり、ミュージカルは、総合力なんだと再認識しました。

ケリーさんの歌声だけでは、この作品は成立しませんもの。

日本のミュージカルもそんなに悪くないと思うんですけどね。

大沢たかおさんが、たくましくなって登場。
かっこよかったです。
英語もよかった。

王様役ののアンダーが大沢さんだったみたいで、そちらのバージョンも観たいと思いました。

謙さんは、もう王様役はしないのでしょうか?
ほかの作品に行くのかな?

一生に一度の来日公演、観てよかったです。

これからは、初心にかえって、もっと素直に先入観を持たず、観に行ったほうがいいと思いました。

Comment

緋紗緒(ひさお) says... ""
>たまさん
映画でご覧になったんですね。
感想ありがとうございます。
そうなんですよ~、すべてがハイレベルで世界レベル。

謙さん、愛すべき王様ですよね。
ケリーオハラさんの歌に圧倒されます。
大沢さんに気づかないで見終える人もいたようです(^^;。

一幕がやや冗長だと私も思いました。
周囲もかなり、寝てましたw
生涯一度きりだから、よかったのだと思います。
感動しつつも、リピートするかと問われると、レミゼやエリザを選んでしまいますね。
2019.09.30 23:39 | URL | #- [edit]
たま says... ""
生では見れなかったので映画で見ました。
普通の映画より料金が高いせいかガラガラでした。
冒頭の船のシーンから豪華でセットにお金かかってるなーと思いました。盆は回らないけど柱が異動するので躍動感があるし、出演者も演出も舞台セットも衣装も全てハイレベルだと思いました。
渡辺謙はチャーミングでアンナ先生が好きになるのも納得がいきました。
ケリーオハラさんは歌も演技も完璧で上手すぎるので録音か?と思うほどですね。
大沢さんも肉体改善されていて人相変わってきて驚きました。
こんなに誉めてますが、1部の途中寝てしまいました(笑)
やっぱりstoryが古臭いし、前のめりで見てしまう萌えーって感じがないのでミーハーな私はハマりませんでした(*_*)
2019.09.29 03:38 | URL | #SVUff9GE [edit]
緋紗緒(ひさお) says... "Re: タイトルなし"
>たまさん
私もまさかこんなに感動すると思ってなくてびっくりしています。
都内は、次々上演がありますが、その中で取捨選択も難しいです。
一路さん、松平健さん、本田美奈子さんで上演されたのですか!
それは、貴重ですね。
確かに何度も観るような作品とは違うかもしれません。
別の友人も観たらしく謙さんの歌はアレだけど(^^;、演技がよかったと言ってました。

エリザの原慎一郎さん、いいですよね!
私も毎回、がん見しています。
村井さんのときにエロいなあと思いましたが、原さんはお若いのに、合ってますよね。

山口さんは、何歳くらいまでトートを演じたか、忘れてしまいました。
井上くんには、ストプレや新作などのオファーもありますから、今後はどうでしょう?
トートは独身男性というのは、都市伝説だったのかしら(笑)。
配役は、小池先生だけでなく、プロデューサーの意向もありそうですね。
貸切2回もできる役者は、そんなにいないでしょうし。
来年の公演も発表されましたね。
もしかしたら、キャストの変更や追加があるのかもしれません。
続報を待ちたいと思います。
2019.08.28 02:04 | URL | #- [edit]
たま says... ""
そんなに良かったんですね!
東京にいると色んな作品が見れていいですね。
昔、一路さん、松平健さん、本田美奈子さんで見ました。その時はそれほど面白い作品とは思いませんでしたが、きっと渡辺謙さんはセクシーで格好良かったんでしょうね。見たかったなー。

セクシーと言えばエリザベートのパパ役の原慎一郎さん、今までのパパの中で一番セクシーじゃないですか?今まではけっこう年配の役者さんが演じていたのですが、原さんはまだ40才で格好いいなーと思いました。
井上君も原さんと同じ40ですね。
今後もトートするんでしょうか?
既婚の40才男性のトート続投を小池先生が許すのが意外でした。
2019.08.25 22:28 | URL | #SVUff9GE [edit]

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