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偏愛的独白

宝塚歌劇雪組東急シアターオーブ公演「20世紀号に乗って」

2019年3月22日(金)~ 4月7日(日)
東急シアターオーブ

ブロードウェイ・ミュージカル
『20世紀号に乗って』
ON THE TWENTIETH CENTURY
Book and Lyrics by Adolph Green and Betty Comden
Music by Cy Coleman
Based on a play by Ben Hecht and Charles McArthur and also a play by Bruce Milholland
“On the Twentieth Century” is presented by special arrangement with SAMUEL FRENCH, INC.
潤色・演出/原田 諒

主な配役
オスカー・ジャフィ 望海 風斗
リリー・ガーランド 真彩 希帆
レティシア・プリムローズ 京 三紗
イメルダ・ソーントン 沙月 愛奈
アグネス 千風 カレン
グローバー・ロックウッド 透真 かずき
フラナガン 彩凪 翔
オリバー・ウェッブ 真那 春人
ブルース・グラニット 彩風 咲奈
ドクター・ジョンソン 久城 あす
オーエン・オマリー 朝美 絢
ビスマルク/ロドニー 桜路 薫
マックスウェル・フィンチ 天月 翼
タップ(ポーター) 橘 幸
ヒラリー 朝月 希和
ウィリアム 真地 佑果
アニタ 沙羅 アンナ
チップ(ポーター) 諏訪 さき
トップ(ポーター) 眞ノ宮 るい
ポップ(ポーター) 星加 梨杏
マックス・ジェイコブス 縣 千
ナイジェル 望月 篤乃

201903snow.png

20世紀号に乗ってきました!

無茶苦茶楽しかった!!!

あの「ファントム」から二か月もたってないのに、今度はコメディですよ。
今の雪組でコメディってどうなの?
しかも、ブロードウェイ・ミュージカルって、いろいろ難しいじゃないですか。

全く聞いたことのない演目だし、ちょっぴり不安だったんですよね。

1978年にブロードウェイで初演され、トニー賞5部門を制覇。2015年のリバイバル上演においても作品賞にノミネートされるなど、ミュージカル史に燦然と足跡を残す名作がついに宝塚歌劇に登場します。



ということで、ますます不安が募り、チケットとりでセーブしてしまいました><
バカ、バカ、バカ!!!

今回は、私の好きな永久輝せあさんがバウホール主演ということで、出演しないんですよ。
で、一時はチケットとれたら、初めての宝塚遠征かも!と盛り上がっていたのですが、
電車の時刻などを調べていたら、日帰りはかなり厳しく。
ロミジュリ梅芸さえも、日帰り遠征を断念したし、エリザのチケ申し込みもあったので、宝塚遠征も夢と消えました。

そんなわけで、セーブした結果、2公演しかとっておらず、後悔の嵐。


相変わらず、予習はしていかず、コメディであること、原田先生の演出であること、タップダンスがあることぐらいしか
頭に入ってなかったのですが、予習なんていらなかった!
すぐに世界に引き込まれました。

もとのミュージカルを知らないので、今回の演出との違いはわからないのですが、原田先生の潤色&演出は、とてもよかったと思います。

S席ですが、2階席だったので、客席演出はよく見えませんでしたけどね。

そういえば、この日は、退団されたばかりの七海ひろきさんや星組生(紅ゆずるさんさん、礼真琴さんほか)が観劇されてました。
オペラグラスから七海さんの姿を拝むことができて、うれしかったです。

望海風斗さんのアレ(出オチって言うのかな?)も、雪組ファンならすぐわかると思いますが、笑ってしまいました。

全体としては、大爆笑というより、クスクス笑う感じなのですが、彩風咲奈さんのシーンや望海さんがある格好をして出てきたシーンなど、ツボに入ってしまい、しばらく笑いがとまりませんでした。

コメディで笑えないのが一番つらいと思いますが、終始楽しくて、明るい気持ちになりました。
雪組では、しばらくシリアスな作品が続いたので、こういう明るい作品もいいですね。
ブロードウェイ・ミュージカルもいろいろありますが、これは、宝塚には合っていたと思います。

バウ公演と分かれたために、下級生も活躍していて、そのチェックも楽しい。

冒頭で、ポーターの4人がタップダンスをするんですよ。
超かわいい(≧▽≦)。

ちゃんと名前もついているんです。

タップ(ポーター) 橘 幸
チップ(ポーター) 諏訪 さき
トップ(ポーター) 眞ノ宮 るい
ポップ(ポーター) 星加 梨杏


眞ノ宮るいさんは、男らしさが増していて、星加梨杏さんは、かわいらしさが増してました。

オスカー役の望海風斗さん。
髭面がお似合いで、胡散臭さも漂わせつつ、でも宝塚男役としての気品と色気を保ち、かっこよかったです。
望海さんって、悲劇が合うと思っていたけど、意外と喜劇もいいですね。
歌がうまいことが注目されがちだけど、お芝居でも魅力してくれます。
20世紀号には、窓から乗り込んでくるのですが、スーツ姿の後ろ姿は、かなり細くて、トップになってから更に痩せたのかなと思いました。

リリー役は、真彩希帆さん。
天晴です!
クリスティーヌのすばらしさも記憶に新しいですが、彼女にはこちらのほうが合っているかもしれません。
今までの役柄で一番合っていると思います。
元気いっぱいで、男前で、堂々としていて、ちょっと生意気!
登場シーンの眼鏡女子も似合っていたし、大袈裟な演技も面白い。
レトロな髪型できっちりメイクしてツンとすまして出てきた姿は、和製マリリン・モンローという感じ。

望海さんとのやりとりが丁々発止で、気持ちいい。
それでいて、最後は、ラブラブでほっこりする。
常々、男っぽい娘役だと思っていましたが、その本領が発揮されて、大いに笑わせていただきました。

それから、特筆すべきは、プリムローズ役の京三紗さん。

登場した時から、どなたなの?と不思議に思っておりました。
年輩役を演じる梨花ますみさんは専科に行ってしまい、見覚えのないお顔。
専科の方でした!

演技がうまいのなんのって。
この配役は、神ですね!

京三沙さんは、以前、ほかの演目で観ていたのに、すっかり忘れていました(^^;。

彩凪翔さんは、車掌役なんですけど、出番は少なくてちょっと寂しいです。
ほかの役柄といっても、あまり選択肢がないので、今回は仕方ないかなと思います。
車掌の衣装はお似合いでしたし、そして、タップダンスがかっこよすぎて永遠に観ていられる・・・。

オスカーの仲間のオリバー役の真那春人さん。
こういう役柄が似合っているし、久々にいい役が来たなとうれしくなりました。

同じく仲間のオーエンは、 朝美絢さん。こちらも、終始かわいい。
朝美さん、きれいな顔で、笑わせてくれます。

ブルース役の彩風咲奈さん。

これまでにない役ですよね??
リリーの現恋人なんだけど、かっこいいけど、リリーにくっついておいしい役をゲットしてる俳優。
中身がない感じ(笑)。
リリーとのラブラブぶりとか、どたばたぶりが面白すぎて。
ふた昔前のコントを観ているような感じなのに、彩風さんが演じると、つい笑ってしまう私。

ドクター役の久城 あすさんも、あるシーンで大活躍。

マックス・ジェイコブス役は、縣千さん。
オスカーのかつての部下で首にしたけど今は成功している。
リリーに、サマセット・モーム原作の映画の話を持ってくる。
縣さん、ほぼ完成形を思わせる男役ぶり。
フィナーレでもかっこよかった。

マックスの映画に出るつもりのリリーなのに、オスカーの「マグダラのマリア」の舞台のことが気になって仕方ない。
ことあるごとに、「マグダラのマリア」になってしまうシーンが最高に面白い。

ほかにも書きたいことが山ほどあるのですが、今夜はこのへんで。

「ファントム」がよかったからって、海外ミュージカルが何でも成功するわけじゃないんだぞと心ひそかに思っていた私ですが、
見事に成功しているんで、ほんと宝塚歌劇団にはひれ伏すしかないですw

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