FC2ブログ

偏愛的独白

ミュージカル「マリー・アントワネット」2回目

2回目の観劇日は、入口でピンク色の手ぬぐいをいただきました。

万里生くんのフェルセンと佐藤さんのルイ16世も観たかったので、このキャストです。

201810ma2.png

マリーとマルグリットそして子役ちゃんは、前回と同じです。

2階席で観たので、前回見えなかったものがよく見えましたし、舞台装置などの全体像もよくわかりました。
照明がとてもきれいでした。

古川フェルセンが私の理想のフェルセンそのものだったので、万里生くんはどうだろう?と思っていましたが、万里生フェルセンも、素晴らしかった!!!

今回のWキャスト、すごくいいですね。
どちらもおすすめです。

私みたいに、ベルばらの漫画っぽい宝塚っぽいフェルセンなら、古川くん。
史実もよく研究していて、最高に歌うまを求めるなら万里生くん。

万里生くんは、まさにクラシックという感じ。

そして、ルイ16世の佐藤さんも、クラシックで、ダブルクラシックな組み合わせで、うっとり。
うっかりすると、心地よい眠りに引き込まれそうな一幕でしたw

2回目なので、内容がわかる分、やや一幕が長く感じられました。
で、ちょっとだけ眠気が。

それと、一幕の終わりが、わかりにくかったんですよね。
群衆が歌い上げて、じゃーんとなって終わりかと思ったら、まだ先がありました。

私のざっくりした印象なんですが、古川くんは優しくて貴族的なフェルセン。
万里生くんは、毅然としていて軍人的なフェルセン。

古川くんの包み込むようなフェルセンも、万里生くんのきびきびしたリーダーシップを感じさせるフェルセンも、どちらもしっくりきました。

できれば、どちらも観ていただきたい!

そして、ルイ16世ですが、佐藤さんは、フランツよりも、こちらのほうが雰囲気が出ていて好きだなあ。
鷹揚な中にも知性を感じさせるルイでした。

花總マリーは、文句のつけようもない完成形ですね。好みはあれど。
どちらかといえば、和風な顔立ちだと思うんですけど、なぜか、マリーにぴったりなんですよね。
ストイックな方だから、歌に関しては、常にトレーニングしているのでしょうね。

子供と引き離されるときの悲痛な叫びがつらすぎて、涙が出てきます。
そして、フェルセンとの別れも。

白髪になってしまっていて、フェルセンに見ないでって言うんですよ。
それをそっと抱きしめるフェルセン。
もう涙があふれてしかたありません。

マリーにも、マルグリットにも、真実があって、人間的な気持ちがあって、それぞれに共感できる部分とできない部分があります。

敢えて、観る側に(全面的に)寄せなかったところがリアルでよいのでしょうね。

この作品はおすすめなんですけど、ミュージカル好きじゃないと、勧めづらいです。
楽曲がいいので、帝劇のミュージカルファンならおすすめしますが、中身が暗くてつらいので、体力を消耗するんですよ。
しばらく前に、ミュージカルを観るとダイエットになるみたいな記事がありましたけど、ほんと、食欲が失せますよ。
まあ、すぐ回復しますがw

好きなシーンも多いのですが、つらいシーンのことを思うと、帝劇へ行くのが少し憂鬱になります。
そして観ている間も、うわわーん;;ってなるし、観終えて、どよーんとなります。

カテコを終えて、ロビーに出ても、まだ涙が乾かなくて、困ります。

でも、やはり、心に残るものがあるお芝居です。
楽曲が気に入ったので、CDが欲しいと思いましたが、初演とは違うらしいので、初演CDは購入していません。

帝劇にカメラが入ったという情報もあったので、もしやDVDが出るのかという期待もあります。
DVDが出たら、どのバージョンでも買いたいと思います。

リーヴァイさんの作品の中では、「レディ・ベス」よりも、こちらのほうが好きです。
ベスは、体力消耗はしませんが、ストーリーが退屈なので、苦しいけれど目が離せないMAのほうが好みです。

初見では、あまりチェックできなかった彩乃かなみさんを今回は目で追っていました。
控えめな優しいランバル公爵夫人。
実際も、とてもよい人だったのですね。

そんな方が、あんな絶望的な殺され方をしてしまうなんて、歴史は残酷です。

ボロボロになったドレスを掲げて、群衆が意気揚々と行進するのです。

そして、ランバルに扮した女の首が首切り役人に扮した男によって切り落とされる振りをするシーンが恐ろしいです。

初演は、どんな演出だったのか気になります。
今回の演出は、韓国版なんですよね。

トラウマになるほどの憎しみのシーンは、「二都物語」を思い出しました。

マルグリットの憎しみの感情は、恐ろしいほどなんだけど、それは本当に正義の心からなんですよね。
だから、裁判のときにマリーに対して誹謗中傷がなされたときに、マリーをかばう。

マルグリットは架空の人物だけど、彼女の未来は、明るいのだろうかと心配してしまいます。

舞台上では、エベールとオルレアン公の罪を告発し、彼らを断頭台に送ります。
そこは、ちょっとだけ溜飲が下がりますが、それで、彼女は満足したのでしょうか。

昆マルグリットは、絶好調でした。
昆さんが演じると、このような役でも、どこか悲しみを感じさせ、憎み切れないところがあります。
それが彼女の魅力でしょう。

マリーは、断頭台の露と消えたけれど、ルイ・シャルルの最期を知らずに死ねたことだけが救いかもしれませんね。

花總マリーと昆マルグリットが対決する「憎しみの瞳」の迫力がすごいです。
二人とも一歩も引かない。

マリーが父親から教えてもらった歌「流れ星のかなた」という歌が、とてもいい歌なんですよ。

小さいお子様がいらしたら、今夜から、子守歌として歌ってほしいくらいです。

楽曲は全部いいので、いずれまた書きたいと思います。


Comment

緋紗緒(ひさお) says... ""
>たまさん
チケットは完売していませんし、譲渡も多いし、シャンテカード会員向け割引チケットもありました。
トイレの混み具合を見ても、やや苦戦している感じはあります。
ただ、やはり楽曲が素晴らしいので、ぜひそれを味わっていただきたいです。
観ていてつらいシーンもたくさんあるので、苦手な方もいらっしゃるでしょう。
私も観るたびに疲れ果ててます(笑)。
レディベスより、ストーリーは面白いですが、エリザやM!ほどではなく、重苦しさも感じる作品なので、
元気な時に観劇できますように。
2018.10.29 23:54 | URL | #- [edit]
たま says... ""
感想ありがとうございます。
面白そうで何よりです。
チケット3枚購入したのですが、おけぴをみると譲渡コーナーにチケットたくさん出ているし、初演は恐ろしくつまらなかったそうなので、心配していました。
歌上手の皆さんがたくさん出ているし期待しています、因みにレディベスよりは面白いですか?
2018.10.29 12:04 | URL | #SVUff9GE [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://blackjubi.blog53.fc2.com/tb.php/1588-7b5c69b3