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偏愛的独白

『パジャマゲーム』

ミュージカル・コメディ『パジャマゲーム』

2017年9月25日~10月15日
日本青年館ホール

原作:リチャード・ビッセル
脚本:ジョージ・アボット/リチャード・ビッセル
作詞・作曲: リチャード・アドラー/ジュリー・ロス
翻訳・訳詞: 高橋知伽江
演出: トム・サザーランド
振付: ニック・ウィンストン

音楽監督:島 健
美術:松井るみ
照明:日下靖順
音響:大野美由紀
衣装:前田文子
ヘアメイク:中原雅子
音楽監督補:江草啓太
歌唱指導:鎮守めぐみ
ヴォーカルコーチ:市川祐子
通訳:寺田ゆい/箭頭英見
ピアノコンダクター:中野裕子
演出助手:伴・眞里子
舞台監督:瀧原寿子

出演
ベイブ・ウィリアムス:北翔 海莉
7セント半の賃上げのために闘う、パジャマ工場の労働組合員女性リーダー
シド・ソローキン:新納 慎也
賃上げ闘争中のパジャマ工場に、新しくやってきた若くてハンサムな工場長
グラディス:大塚 千弘
パジャマ工場の雇われ社長ハスラーの美人秘書
プレッツ:上口 耕平
パジャマ工場の労働組合委員長でベイブと共に闘う同志
チャーリー:広瀬 友祐
工場長シドが唯一心を許して話せる友達
メイベル:阿知波 悟美
パジャマ工場の母親的存在。新しく赴任してきたシドの秘書
ハスラー:佐山 陽規
パジャマ工場の雇われ社長。かなりの頑固者で、賃上げ要求への対応を先延ばしにしている
ハインズ:栗原 英雄
美人すぎる恋人グラディスが浮気しないかいつも心配しており、グラディスを見張らずにはいられない、パジャマ工場のタイムキーパー

青山 郁代
青山 航士
天野 朋子
音花 ゆり
加藤 良輔
神谷 直樹
木内 健人
弓野 梨佳
工藤 広夢
鈴木 結加里
田中 里佳
永石 千尋
村井 成仁
米島 史子

S席11500円
A席8500円

上演時間:一幕70分 休憩20分 二幕60分

初演&再演でトニー賞受賞の快挙!

1954年に初演が上演されると1955年トニー賞ミュージカル部門(最優秀作品賞/助演女優賞/振付賞)受賞!
その後、1957年にジョン・レイドとドリス・デイ主演で映画化され、ミュージカル映画黄金期時代の傑作としてブロードウェイやウエストエンドでも度々再演されている。
2006年にはキャサリン・マーシャル演出振付、ビッグスター ハリー・コニック・ジュニアとブロードウェイを代表する女優ケリー・オハラがタッグを組み、ブロードウェイにてリバイバルし、2006年トニー賞ミュージカル部門(リバイバル賞/振付賞)受賞! 初演のみならず、再演でも受賞。
時代を超えて愛されるエポックメーキングな作品。(公式より)



あらすじ

時は1954年。周囲の工場が次々と給料アップを果たす中、スリープタイト社のパジャマ工場でも労働組合が立ち上がっていた。.

組合の中心はベイブ・ウィリアムス(北翔海莉) と組合委員長プレッツ(上口耕平) 。彼女達は時給7セント半の賃上げを求め、奮闘する毎日を送っている。
そんな中、社長ハスラー(佐山陽規) が雇った新工場長のシド・ソローキン(新納慎也) は若くてハンサム。女子社員の間では、お昼休みも右腕チャーリー(広瀬友祐) を連れて一生懸命働く彼の噂で持ちきりだった。
工場のタイムキーパー ハインズ(栗原英雄) は「もしや自分の恋人も…」と社長秘書である恋人グラディス(大塚千弘) の事が気がかりでしょうがない。シドの秘書メイベル(阿知波悟美) はそんなハインズを優しく諭し、新工場長は上手くやっていけるかと思えたのだが、反抗的な従業員との間でトラブル発生!駆けつけた労働組合と工場長、相対する立場のベイブとシドが運命的に出会う。

一目見た瞬間から惹かれあう二人だが、ベイブは自分の立場を優先するあまり、彼の誘いにつれない素振りをしてしまうのだった…。(公式より)



『タイタニック』『グランドホテル』ともに、好きだったので、同じ演出家のトム・サザーランド氏作品ということで、期待はしていました。
出演者も、宝塚退団後初ミュージカルの北翔さんのほか、新納さん、上口くん、広瀬くんが出演するというので、チケットを手配しようとしていたところ、新しい日本青年館ホールの不便さに萎えて、躊躇していました。
そこへ、ぴあからお知らせがあって、当日引換のS席が6000円だったので、飛びついてしまいました。
座席は、1階S列(最後列)でしたが、舞台は非常に見やすかったです。
1階席の見やすさでは、ポイントアップです。

作品については、あまり知らず、振付家ボブ・フォッシーの出世作として有名な「Steam Heat」だけ知っていました。

開演前アナウンスが上口くんで、キャラになりきって、注意事項など楽しく話してくれて、こういうのは、好きですね。

椅子かテーブルの上に立ったり、ミシンを運んだり、装置を動かしたり、通路がかなり使われたりして、トム・サザーランド氏ぽいなあと思いました。
とはいえ、もともとの舞台を知らないので、正確にはわかりませんけど。

楽曲は、割と覚えやすいです。CDが欲しいくらいには気に入りました。
そして、ダンスも多くて、見ごたえがあります。
ただ、脚本がちょっと古臭いのか、一幕の70分が長く感じられ、少々退屈でした。
実際、眠気が襲ってきました。

その眠気を吹き飛ばしたのが、近くの席の男性が、いびきw
うーん、いびきはやめて~。

日本青年館ホールは、飲食禁止なのに、連れの女性ともども、飲食もしていたので(^^;、慣れていないのか。
あるいは、帝劇や宝塚れしているのか(^^;。

主演の北翔さんは、まだセリフが不自然な感じ。
歌になると、いきなり本領発揮で、素晴らしい。
「Steam Heat」のシーンも、男役時代を思い出させるかっこよさ。
でも・・・ベイブ役には合わないと思った。
ベイブは35歳で、恋人となるシドは37歳という設定で、大人の恋愛だとしても、あまり恋愛感が漂わない。
もっと北翔さんに合う役だったら、よかったと思う。
それと、明らかにメイクダウンしてると思う。

好みの問題だけど、ヒロインに違和感があって、リピートしようと思わなかったのが、正直なところです。
ファンの方には申し訳ないけど。

シド役の新納さんは、かっこよかったし、歌も多くて、堪能した。
新納さんのあの特徴のある声が好きなの。
若くてハンサムな工場長にぴったりだけど、北翔さんとのツーショットがお似合いとは私には思えず。

グラディス役の大塚 千弘さんのかわいさとお色気ばかりが目立ってしまった気がする。
大塚さん、結婚後に一皮むけたのかな、単にかわいいだけじゃない幅の広さを感じる。
帝劇に戻ってこないかな~。

お色気ムンムンというか、ちょっと下ネタっぽいシーンもあるし、いまだとセクハラ?って思われる部分もあるけれど、大塚さんの明るさで、余り気にならない。

ピクニックシーンとか、楽しいけれど、冷静に考えると、すごいw
開放的というか、女性も積極的で、ちょっと驚き。
そういう時代だったのかな?

上口 耕平くんも、存在感あったなあ。
妻がいるのに、グラディスにちょっかい出したりして、だらしないけど、憎めないキャラ。

遠くてよく見えなかったんだけど、グラディスに迫ったときに、グラディスが口から吐き出したバナナをプレッツが食べちゃうシーンがあって、げげげと思った。
下ネタより、こちらが、びびった。
これって、そういうふうに見える演出なのかな?
実際は、食べてないのならいいんだけどなー。

チャーリー役の広瀬くんが、いい人すぎて。
かっこいいし、いい人だし、ベイブへの気持ちを思うと、切なくなる。
広瀬くん、癖のある役もいいと思ったけれど、こういういい人キャラもいいね。

メイベル役の阿知波さんは、本当に安心して観られる。
歌も演技も大好き。

ハインズ役の栗原英雄さん。
「タイタニック」にも出ていたのよね。
見かけは渋いのに、グラディスに嫉妬する役で、印象に残る。

それから、この舞台の影の主役は、アンサンブルさんたちよね。
踊る踊る踊る!

アンサンブルさんと楽曲については、次回に。

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