偏愛的独白

宝塚歌劇雪組全国ツアー『琥珀色の雨にぬれて』/Show Spirit『“D”ramaticS!』

宝塚歌劇雪組全国ツアー
ミュージカル・ロマン『琥珀色の雨にぬれて』/Show Spirit『“D”ramaticS!』
2017年8月25日~9月18日

ミュージカル・ロマン
『琥珀色の雨にぬれて』
作/柴田 侑宏 演出/正塚 晴彦

Show Spirit
『“D”ramatic S!』
作・演出/中村 一徳

主な配役

クロード・ドゥ・ベルナール公爵 望海 風斗
シャロン・カザティ 真彩 希帆
ルイ・バランタン 彩凪 翔
フランソワーズ・ドゥ・プレール 星南 のぞみ
シモーヌ 梨花 ますみ
ジョルジュ・ドゥ・ボーモン伯爵 奏乃 はると
ソフィー 早花 まこ
エヴァ 沙月 愛奈
イヴォンヌ 千風 カレン
ポワレ 透真 かずき
ミッシェル・ドゥ・プレール伯爵 真那 春人
フレデリーク 煌羽 レオ
カトリーヌ 杏野 このみ
シャルル・ドゥ・ノアーユ子爵 桜路 薫
アルマン 天月 翼
エレーヌ 白峰 ゆり
アルベール 橘 幸
ジュヌヴィエーヴ 妃華 ゆきの
テレーズ 華蓮 エミリ
セルジュ 鳳華 はるな
エマ 夢乃花 舞
ピエール 陽向 春輝
マオ 羽織 夕夏
ローラン 星加 梨杏
アンリ 汐聖 風美
ポール 日和 春磨
ジル 美華 もなみ
コルベール 麻斗 海伶
ギィ 一禾 あお
ジャンヌ 愛羽 あやね
小間使い 莉奈 くるみ

雪組新トップコンビ望海風斗さんと真彩希帆さんのお披露目公演です。

望海さん、真彩さん、トップ就任おめでとうございます!!

いやー、チケットとりが大変でした(^^;。
ほんとは、違う会場に行きたかったのですが、どこもとれず、やっととれたのが松戸w
松戸って、初めて行くかも?

松戸・森のホール21 大ホールです。
当日は、雨でして、まさに琥珀色の雨にふさわしい><

とても遠いと思いましたが、実はそうでもなく、意外と行きやすい。
雨のため、バス停の行列がひどかったので、駅からタクシーに相乗りさせてもらい、難なくたどり着きました。
”森の”という名前は、イメージではなくて、まさに森の中のホールでした。
方向音痴の私が、帰りのバスに乗れたのは幸いでした。

大きくてきれいなホールでした。
開場よりかなり早く着いたのですが、既に人が多くて、皆さん、エントランスの階段に座ってました。

レストランがありましたが、並んでいたので、入らず。
開場後に、ロビーで飲み物等が、売ってましたが、安くてびっくり。

私の座席は、3階の最後列でした。
3階客席までは、エレベーターもあります。
休憩時のお手洗いは、混雑しましたが、これは、仕方ないですね。

それにしても、3階から観る舞台は、遠くて、遠くて(涙)。
でも、開演前に拍手が起こって、何かと思い、オペラグラスでのぞくと、なんとそこには、

早霧せいなさんと咲妃みゆさんが!

うわーい(≧▽≦)。

運命を感じました(笑)。

松戸に来てよかった。松戸、万歳!

このホールは、1955席もあるんですね。だから、チケットを辛うじてとれたのですね。
そのホールを満員御礼にする新生雪組、万歳!

お芝居に関しては、全く知らずに観ました。
以前、星組でやったことだけは知っていましたが、初演はもっと前なのですね。

柴田先生の名作ってことなのかな?

ストーリーも、楽曲も、古き良き宝塚って感じで、昭和臭がプンプンします。
でも、その香りを、私は好きなんですよね。

単純に話だけを追うと、ジゴロやら不倫やら、道徳観念のない世界になってしまうのですが、そこが宝塚。
遠い昔の外国の夢の世界のお話になっていて、何ともロマンティックなのです。
古い小説を読んでいるような気分になります。

オープニングのタンゴのシーンで、一気に引き込まれます。

クロード役の望海さん、コートと帽子姿も決まっていて、トップの貫禄が伝わってきます。
歌も、惚れ惚れしますね。
純粋で真面目で不器用で、でもお坊ちゃんのクロード役に意外とハマっている望海さん。
二番手時代とはまた違った魅力が出ていました。

フィアンセがいるのに、シャロンにひかれるなんて、ひどいと思うのが普通ですが、なぜか、許せてしまうお得なキャラ。
「抱きたい」というセリフにびびりますよね><
望海さんが言うと、すごく色気があって。

個人的な好みから言えば、フィアンセと別れて、シャロンとの愛を貫いてほしかったけど、この話はそういう話だったら、駄作になってしまいそう。

思っても、愛しても、うまくいかない。
誰が悪いわけでもないけれど、時代もあり、身分もあり、運命もあり・・・。
それが、切なくてたまりません。

過去にも人気があった作品だと思いますが、私は、この作品を、望海さん主演で初めて観ることができて、よかったと思います。

シャロン役の真彩さん、こちらも歌うま。
一目惚れするような絶世の美女には見えないけれど、落ち着いた大人の雰囲気で、よかったです。
真彩さんは、メイクも上手だし、咲妃みゆさん同様、憑依型というか北島マヤ系かなと思わせます。

シャロンが、琥珀色の雨が降るというマジョレ湖の話をします。
二人でいつか行こうと言うクロード。
その後、二人は別れ、シャロンはルイと逃げるけれど、ルイとはマジョレ湖に行かないんですよね。

そして、再会後に、クロードとシャロンは、盛り上がり、オリエント急行でマジョレ湖に向かう。
その待ち合わせの駅に、フランソワーズが駆けつけ、二人の恋は終わる。

でも、その後、クロードは、一人でマジョレ湖に行くんです。
そこで、シャロンとすれ違う。

来てくれてうれしいわ。さようなら。ってシャロンが言うんですよ。
もう、ここが、ツボ。
胸が苦しくなりますね。

なんというか、昔の恋を思い出してしまいます(^^;。

二人で一緒に行こうって言ったのに、守られなかった約束とかね。
心変わりとかね(爆)。

シャロンは、駅で、自ら終止符を打つわけですが、でもな~、ほんとは、クロードとマジョレ湖に行きたかったんじゃないのかなあ。
シャロンは、その後も、マジョレ湖でクロードを待っていたのかなと思ったり。
でも、結ばれないことはわかっていて、クロードが来てくれたことだけはうれしくて、大切な思い出にして心の奥底にしまっておくのかなとか。

果てしなく妄想が広がってしまう柴田先生の傑作でした。

ルイ役の 彩凪 翔さん。
相変わらず、かっこよくて、目の保養。
しかも、ジゴロの役。
だけど、シャロンに対しては本気だし、クロードに対しても、紳士的なので、いい役だなあと思いました。

観ていると、彩凪さんが二番手であるかのように錯覚してしまうけど、雪組の半分は、ネモ組なのですよね。

フランソワーズ役の星南のぞみさん。
ビジュアルいいですね。
好みの顔なんですが、演技は、ちょっとかたい気がします。
フランソワーズが、車を飛ばしてクロードたちを追いかけてくるところとか、駅に突然駆けつけるところとか、ストーカーみたいで、怖いのですが、星南さんが演じていると、お嬢様の暴走って感じで、全然怖くないし、むしろ同情してしまいます。
でも、そのかわいさを武器にしてるとも思います。
星南さん、もう少しお芝居に情緒が加われば、トップの道もありかなと思うのですが。

エヴァ役の沙月 愛奈さん、目立っていましたね。
もちろん、ショーでも。
ダンスがうまいので、いつも目を引きます。

ミッシェル役の真那春人さん、育ちのいい穏やかな人って感じでした。

シャルル・ドゥ・ノアーユ子爵の桜路薫さんが、非常に印象に残りました。
ほかには、ふふふ。
私のお目当ての鳳華 はるなさんと 星加梨杏 さんをチェック!
二人ともかっこいい(≧▽≦)。

組が二手に分かれていいところは、下級生が目立つ役につけることですね。

ネモ組も、航海士たちがイケメン軍団でしたが、こちらのジゴロたちも、イケメン揃いで、甲乙つけがたいですね。

続いてのショーは、早霧さんの退団公演のときのショーを構成を変えて再び。

オープニングは、やはり寂しかったです。
でも、その寂しさよりも、新生雪組の順調なスタートのほうがうれしかった。
自分の好きな人が卒業していったあとで、その組がさびれてしまうのは、イヤ。

銀橋がないので、物足りない気がしますが、さよならっぽさを一新して、希望に満ちたパワフルなショーに変わっていました。

客席降りが2回もあって、全然見えないのが、つらいところですが、我慢我慢。

Song&Danceのシーンが、全然変わっていて、彩凪さん中心になっていました。
実際はそんなに変わってないのかもしれないけど、あのシーン好きだったから、何となくそう思ったのかも。

でも、やはり、ショーでも、鳳華はるなさんと 星加梨杏さんを追いかけていたので、楽しかったです。
しばらくDVDは買わないつもりでしたが、欲しくなってしまいました。

そして、永久輝せあさんの代わりのロケットボーイは、陽向春輝さんでした。
笑顔がさわやかで、よかったです。

コーヒールンバもありましたし、黒燕尾もばっちり決まって、人数は減っても、パワーは落ちないショーを観て、ほっとしました。

次の演目も楽しみです。

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