偏愛的独白

宝塚歌劇花組公演『邪馬台国の風』/『Santé!!』 ~最高級ワインをあなたに~

2017年7月28日(金)〜8月27日(日)
東京宝塚劇場

古代ロマン
『邪馬台国の風』
作・演出/中村 暁

レビュー・ファンタスティーク
『Santé!!』
~最高級ワインをあなたに~
作・演出/藤井 大介

主な配役

タケヒコ【邪馬台国の戦士】 明日海 りお
ヒミコ(マナ)【邪馬台国の女王】 仙名 彩世
クコチヒコ【狗奴国の将】 芹香 斗亜
大巫女 美穂 圭子
ヒミクコ【狗奴王】 星条 海斗
李淵【タケヒコの師匠】 高翔 みず希
アケヒ【ヤマタイ王の娘】 花野 じゅりあ
伊都王 夕霧 らい
ヒビカ【巫女】 芽吹 幸奈
カヌハ【アケヒの侍女】 梅咲 衣舞
奴王 瀬戸 かずや
一支王 冴月 瑠那
サオト【巫女】 白姫 あかり
イズ【巫女】 鞠花 ゆめ
ナシメ【邪馬台国の臣】 天真 みちる
アシラ【邪馬台国の兵の長】 鳳月 杏
イトセ【巫女】 菜那 くらら
フルヒ【村の娘】 桜咲 彩花
不弥王 航琉 ひびき
ヒイラギ【巫女】 美花 梨乃
末盧王 舞月 なぎさ
投馬王 和海 しょう
ハナヒ【村の娘】 華雅 りりか
ヤマタイ王 羽立 光来
チヌ【巫女】 新菜 かほ
ウツツ【巫女】 紗愛 せいら
ツブラメ【邪馬台国の兵士】 水美 舞斗
フルドリ【邪馬台国の兵士】 柚香 光
カグラ【巫女】 真鳳 つぐみ
イサラギ【巫女】 乙羽 映見
ユズリハ【邪馬台国の兵士】 優波 慧
トヨ【村の娘】 朝月 希和
ウズメ【村の娘】 更紗 那知
サザレ【邪馬台国の兵士】 矢吹 世奈
イサカ【邪馬台国の女兵士】 城妃 美伶
カナ【村の娘】 春妃 うらら
イヤサコ【邪馬台国の兵士】 紅羽 真希
カムイ【邪馬台国の兵士】 綺城 ひか理
イスルギ【狗奴国の兵士】 飛龍 つかさ
タタラ【狗奴国の兵士】 亜蓮 冬馬
スサリ【狗奴国の兵士】 帆純 まひろ
イヨ【ヒミコの侍女】 音 くり寿
少年タケヒコ 華 優希

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数多くの小国が乱立し、絶えず争いが繰り広げられていた古代日本。中でも倭国連合の中心となる邪馬台国は肥沃な領土を背景に勢力を拡大していたが、対立する狗奴国はその豊かな土地を手に入れようと、幾度となく戦を仕掛けてきていた。
幼い頃に両親を狗奴国の兵に殺されたタケヒコは、生き抜く為に闘う術を身に着けていく。ある時、狗奴の兵に襲われていたマナという娘を助けたタケヒコは、神の声を聞くというマナから“私達は遠い昔に出逢い、もう一度めぐり逢うと誓った”と告げられる。そして人々の平和な暮らしを守る為、巫女になるというマナの言葉を受け、タケヒコも邪馬台国の兵となりこの国に平和をもたらそうと決意するのだった。やがて大巫女の位を受けたマナは、ヒミコという名を与えられ邪馬台国の女王となる。手の届かぬ存在となったマナに思いを馳せるタケヒコ。しかしある事件をきっかけに、二人は再び相見えることとなる……。
明日海りお、仙名彩世の新トップコンビを中心にお届けする、壮大な歴史ファンタジー。



初日行ってきました。
なんで、初日をとってしまったのか。雪組千秋楽のすぐあとなのに。
たぶん友の会で落選して、花組とりづらいなあと思って、適当にエントリーしたんでしょうね。

まだ、雪組の余韻に浸っていたいので、迷いつつ、劇場に行きました。
その前に、日比谷のキャトルに寄ったのですが、レジの行列が長くて、あきらめ。
劇場ロビーの熱気もすごかったです。
いつもより男性客も多め。

休憩時間も、カフェの予約受け取りの行列が、いつになく長くて、びっくりです。
花組人気なのですね。

座席は、1階4列サイドブロック。
舞台が近いので、ちょっとドキドキ。

お芝居は、余り期待してなかったけれど、意外に楽しめました。
突っ込みどころはありますけどね。
事前にちらっと見た感想が不評だったので、もっとつまらないかと思っていたのです。
でも、初見では、何が起こるかという期待で一杯だったので、飽きずに済みました。
ただ、その期待の先には何も起こらずwさっさと終わってしまったので、幕が下りた時は肩透かし的な思いが残りました。
これから、いよいよクライマックス?って思ったら、クライマックスがなくて、終わってしまった感じです。

物語は平凡だけど、悪くないと思うので、もう少し盛り上がりが欲しかったです。

古代の衣装が、明日海りおさんにお似合いで、かっこよかったです。
明日海さんの歌声も、朗々と響き渡り、気持ちよかったです。

でも、なんだろ、物足りないのは、もっとラブラブしてほしかったから?
いや、そうじゃなくて、明日海さんと仙名さんのコンビに萌えを感じないのですよね。
仙名さんに巫女役は合っていたけれど、なんで二人が惹かれ合うのか、よくわからず。
前世での縁だとしたら、その説明がないし。
命を助けてもらった仙名さんが明日海さんに惚れるのはわかるけど、明日海さんが仙名さんに惚れるのが、全くわからない。
それは、私の仙名さんに対するイメージのせいかもしれませんね。
どうも、仙名さんが落ち着きすぎていて、地味な感じがしてしまうのです。
花組は、明日海さんの人気が絶大なのはわかりますが、仙名さんをもっと引き立てる役があればいいのになあと切に思います。

そして、宙組への組替えが決まった芹香斗亜さん。
二番手なのに、これ?
って感じで、別にファンじゃないけれど、涙が出そうでした。
敵のワルなんですけど、出番少ないし、見せ場もないし、最後は、ウッっと胸をおさえて倒れちゃった><
あれ、心臓発作なの?
ヒミコの呪いか?
よくわからなかったけれど、明日海さんが助かったので、それでいいのかな><

奴王の瀬戸 かずやさんが、悪役で、活躍していました。
こっちのほうが、出番が多いんじゃないかなあ。
そして、ヒミコを陥れて自分が女王になろうとするアケヒ役の花野じゅりあさんも目立っていました。

専科から大巫女役で美穂 圭子さん、狗奴王役で星条 海斗さん。
二人とも重要な役柄ではありますが、あまり活躍はしていません。

今回は、邪馬台国の兵の長役の鳳月 杏さんも、出番が少なかったですね。

群舞みたいなのがありましたが、そこじゃなくて、戦いをかっこいい群舞にしてほしかったです。

邪馬台国の兵となったタケヒコの仲間となるのが、ツブラメ(水美 舞斗)、フルドリ( 柚香 光)、ユズリハ(優波 慧)、イサカ(城妃 美伶)です。
ツブラメは声が出せず、パントマイムで意思を伝えますが、そんな役柄を水美さんがうまく演じていました。
イサカは、ツンツンしているけれど、タケヒコのことを想っています。
城妃さんが、とてもきれいで、かわいらしく、こちらのほうがヒロインぽかったです。
そんなイサカをひそかに想っているのが、柚香さん演じるフルドリです。
最近、歌も安定してきた柚香さん。もっと出番が欲しいところです。

この4人は、タケヒコとヒミコのために、命を落としてしまいます。
特に、イサカの死ぬシーンは、涙が出ました。

そして、4人は、力尽きそうになるタケヒコの前にあらわれて、励ますのですが、そのときに、ツブラメが声を発するシーンがぐっときます。

そんな犠牲を払って、狗奴兵が攻めてくるというヒミコのお告げが正しいことを証明し、ヒミコの処刑をやめさせます。
そのあとで、戦いのシーンがあると思ったら、なくて、あっさり邪馬台国は平和を取り戻します。
タケヒコは、魏の国へは旅立ってしまいます。

さわやかで、すがすがしい明日海りおさんの笑顔だけが救いでしたわ・・・。
てか、明日海さんだけが輝いていればいい脚本って気がしました。

話は前後しますが、アケヒの手引きで、タケヒコがヒミコの部屋に忍んできて、それがバレて、タケヒコの言い訳が本当かどうか確かめる儀式(クガタチ)をすることになります。
熱湯に手を突っ込んで、やけどをすれば罪があり、しなければ無罪というような儀式です。
タケヒコの師匠が同じことを過去にやっていたので、タケヒコも、薬草と水を仲間にもってきてもらい、その儀式をクリアして、ヒミコと自分を救います。
このクガタチも、もっと種明かしがあるかと期待したのですが、何もありませんでした。

少年時代のタケヒコを演じた華 優希さんが、とってもかわいかったです。
彼女が、紅緒を演じるんですよね?
超楽しみですが、チケット大変そうですね。

あっけない幕切れのお芝居でしたが、ショーは楽しめました。
初日なので、手拍子もすごかったです。

藤井大介先生のショーですが、やはり、昔のほうが好みです。

藤井先生は、男役に女装させるのが好きなんですね。

冒頭から、 芹香さん、瀬戸さん、鳳月さん、水美さん、柚香さんの女装でびっくり。
瀬戸さんは、完全にオカマでした。
鳳月さんは、ミーマイを思い出しましたし、水美さんは、エリザのマデレーネ。
柚香さんは、きれいだけど、微妙。

そんな中、誰だかわからない綺麗な娘役がいる!と思ったら、芹香さんでした。
芹香さんが娘役トップだったらと妄想してしまいました。
ほんとにキレイだったから。

ショーでは、かっこいい役も含めて、芹香さんに活躍の場があり、よかったと思いました。
宙組への異動は、花組にいるよりも早くトップになれるからだといいですね。
芹香さんの明るい未来を祈っています。

エリザでは、ごついと感じた水美さんの女装ですが、瀬戸さんと踊ったときの女装は、女らしくて素敵でした。

また、天真さんと羽立さんが女装したシーンは、明らかに笑えるシーンで、そういうお遊びは好きです。
ただ、冒頭の5人の女装は、話題作りというか、安易な感じがして、残念さもありました。

そのあとで、大階段で明日海さんを中心に踊るシーンは、インパクトがあり、よかったです。

それから、明日海さんの女装と、白い衣装と白いロン毛の姿(神の役?)は、あまり似合っていると思えず、もったいないと思いました。
もっとトップをきれいに見せる衣装を作ってほしいと思いました。衣装は、私の苦手な方でした。

客席降りもありました。
小道具のワイングラスのことはすっかり忘れていました。
周りの人は、用意していたようで、通路近くの人は、グラスを合わせ、乾杯していました。

が、そのシーンも思ったより少なくて、このために、ワイングラスを買うのは躊躇します。
月組のときのタンバリンは買って、楽しかったのですが。

このあとは、懐かしい沢田研二の「あなたに今夜はワインをふりかけ」が流れました。
この歌、大好きなんですよ。

ここでは、専科のお二人が活躍します。
星条さんは華やかだし、美穂さんは歌うまですが、何となく、専科の方じゃなくて、花組の若手を観たいと思ってしまうわがままな私です。
お二人には、ほかのシーンも用意されていて、出番は多く感じました。

ロケットが変わっていて、柚香さんがロケットボーイでした。

今回目を引いたのは、水美さんの男っぽさです。
横顔に、男役の色気が漂っていました。
これからに期待しています。

柚香さんは、相変わらず、かっこよくて、見せ方がうまいので、つい観ちゃいます。
はいからさんも楽しみ💛

娘役では、群舞でも、城妃さんに目が行きます。
歌では、音くり寿さん。

そして、若手では、いつも 帆純まひろさんと聖乃あすかさんをチェックしています。

初日なので、組長と明日海さんの挨拶がありました。
組長からは、専科の方の紹介、新トップコンビお披露目であること、芹香さんと朝月さんの組替えなど。
明日海さんは、この暑さと花組の熱さをかけて、何か訴えたかったようで、笑いを誘いつつも、愛らしかったです。

次の演目「ハンナのお花屋さん」が、いまいち惹かれない内容なのですが、チケットとれたので、行く予定です。
(某社先行が瞬殺じゃなくて、ちょっと心配。)

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