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偏愛的独白

『魔都夜曲』

cube 20th. presents
音楽劇『魔都夜曲』(まとやきょく)

2017/7/7(金)~29(土)
シアターコクーン

作:マキノノゾミ
演出:河原雅彦
音楽:本間昭光
美術:松井るみ 
バンドマスター:立川智也
衣裳:生澤美子

主催/企画・製作:株式会社キューブ

出演
藤木直人、マイコ、小西遼生、壮 一帆、松下洸平、秋 夢乃、高嶋菜七、浜崎香帆
中谷優心、キッド咲麗花、村上貴亮、吉岡麻由子、前田 悟、板倉チヒロ
田鍋謙一郎、奥田達士、コング桑田、春風ひとみ、山西 惇、村井國夫、橋本さとし


プレミアムシート・¥15,000 S・¥11,000 A・¥8,500 コクーンシート・¥5,000(税込)
(プレミアムシートは前方限定、オリジナルお土産つき(当日お渡し))

上演時間:1幕:1時間12分 休憩:15分  2幕:1時間18分 合計:2時間45分

舞台は1939年、上海。当時の上海はフランスやイギリス、アメリカ、日本などの列強の租界地として異国情緒が溢れる都市となっていた。人々の思惑や欲望を飲み込む多国籍の都市は“魔都”とも称された。

その都市にある男が降り立つ。男の名は白河清隆(藤木直人)。公家の血を引き父は、政府の要人、諸国を遊学し芸術に親しみながらも遊興に明け暮れていた。上海には、父からの指示で来たのだが、相変わらず遊び歩く日々。その清隆の前にある二人の兄妹が現れる。中国人の父と日本人の母を持つ、周志強(チョウ・チーチャン 小西遼生)、周紅花(チョウ・ホンファ マイコ)。清隆と二人の間には次第に友情が生まれていく。

新田日出夫(橋本さとし)が支配人を務めるクラブ『ル・パシフィーク』には様々な人々が集まる。クラブのあちこちでは、音楽談義も語られれば、直面する政情に熱を帯びた論議も起こり、ジャズの音色とともに、人々の思惑渦巻く不可思議な空間だった。清隆、志強、紅花は、ル・パシフィークで様々な人々と出会う。

紅花は清楚な外見からは予想がつかない自由奔放な一面ものぞかせ、清隆はそんな紅花にいつしか惹かれてゆく。しかし、ふたりの恋には、それぞれの宿命が待っていた。志強と紅花にはある秘密があった。

時代は大きな影を落とし始めていた。時に第二次世界大戦前夜。未だ目的が見出せなかった清隆も、彼の存在自体が持つ宿命により、容赦なく歴史の大いなる波に巻き込まれてゆく。

各国列強がにらみを利かせ思惑渦巻く都市・上海で、清隆は次第に自分のなすべきことに目覚めてゆく。清隆と紅花、そして取り巻く人々の大いなるドラマが展開してゆく。




公演情報を知った時は、テンション上がったんですけど、予想外にプレミアムシートが激戦で、遼生類で落選しました。
で、結局、ぴあでとったのですが、プレミアムシートの最後列でした。
最前列が、XAで、最後列がE列です。
あんなに激戦だと思っていたプレミアムシートも、発売日には、即完売しませんでした><
結局、FCへの割り当てというのが、決まっているのでしょうね。
ぴあでは、C~E列あたりを扱っていたのかな?

それぞれのキャストのFCがありますから、自分の思い通りにはいかないですね。

プレミアムシートのお土産は、あとから発表されました。
キャストグッズや公演グッズを期待していたのですが、確かに公演グッズですが、「携帯ボトル、ジャスミン茶葉、バッグの豪華3点セット」ということでした。

更にテンション下がりました。

ジャスミン茶は好きだけど、携帯ボトルはいらないし、バッグって言っても、紙の使い捨てバッグのような感じで、あまり使い道ないな~。

この日は、東京パフォーマンスドールの高嶋菜七さんが李香蘭役で、浜崎香帆さんがアンサンブルでした。

以下、簡単な感想ですが、

ネタバレしていますので、ご注意ください。

冒頭から楽しい音楽で始まり、雰囲気たっぷりの舞台装置で、盛り上がりました。
出演者も馴染みの方が多くて、キューブ祭りという感じでしょうか。

脚本がマキノノゾミさんで、演出が河原雅彦さんですから、つまらないはずがありません。

非常に安定した出来栄えでした。
途中も想像がつく展開で、最後もやや甘いなあと思いましたが、そういう甘い感じ、嫌いじゃありません。
肩が凝らず、気持ちよく観劇して、楽しい気分で帰りました。

ただ、コクーンの座席は、やはりよくない。
動くと余計に、お尻が痛くなるので、じっとしていたけど、もぞもぞ動く人が何人か見受けられた。(年齢に関係なく)

思っていたより、小西くんの出番が多くて、うれしかったです。
準主役って感じ。

出演者は、全員キューブかと思ったら、ヒロインのマイコさんは、違います。
キューブ内でヒロインできる人がいなかったのでしょうか。
和音さんは、レミゼ中だし、年齢的にちょっと上だし。

あと、やたら、歌がうまい秋夢乃さんという方がいて、こちらも、キューブではありませんでした。
どこかで聞いたお名前だと思ったら、元劇団四季の方なのですね。

「旅愁」「蘇州夜曲」「茉莉花」』(モーリーファ)の歌が効果的に使われていました。

橋本さとしさんが支配人のクラブ『ル・パシフィーク』で演奏されるジャズも、とても素敵。
当時の上海のクラブにいるかのような錯覚に陥る。

藤木直人さんの舞台は初めて。
真ん中オーラありました。
歌は歌えるの?と思った自分が恥ずかしいw
彼は、俳優でもあり、アーティストでもあることを失念してました。
御曹司の上品さとおっとりしたところが、よく出ていて、かっこよかったです。
どこまでもいい人で、人を疑うことを知らず、信念をもって行動していて、友を信じ、愛を貫く姿は、惚れ惚れします。
歌もうまいけど、ミュージカル界には来ないよね・・・?

マイコさんも、とてもきれいで、ヒロイン力がありました。
衣装もお似合いで、映像で観た時よりも、いい感じ。
騙した相手を本気で愛してしまい、相手のためを思って悪ぶる姿は、健気でした。

小西くんは、片言の日本語がかわいいw
冒頭のアクションシーンもキレがいいし、明るい部分と影の部分があって、萌えました💛
片言の日本語をしゃべっているときは、ほんわかしていて、素直な感じ。
でも、その実態は・・・。
シャープな怖さがあって、ゾクゾクしました(≧▽≦)。
実はマイコさんとは兄妹ではなくて、愛人関係にあったのですが、彼なりに彼女を愛していたんですね。
強引にキスしようとしてマイコさんに拒否られるシーンが><

壮さんは、登場した時から、かっこよくて、宝塚時代を思い出しました。
男装の麗人がぴったり。
すらりとしていて、立っているだけで絵になります。
男装じゃなく、チャイナドレス姿も、美しくてみとれました。
壮さんのコットンクラブでのライブ、行きたかったな~。(高い席しか残ってなくて行けなかったのでした。)

松下くんは、ピアノ弾き。
不器用で一途な青年を好演。
出番がもう少し多かったら、よかったのに。

秋 夢乃さん、歌が本当にうまくて、ミニコンサートみたいでした。
もっとミュージカルに出ないかしら。
ややお顔がきつい感じなので、役を選ぶと思うけど。

高嶋菜七さんは、李香蘭役。
かわいらしい人でしたが、もっと出番があると思っていました。

田鍋謙一郎さんは、コミカルで、一生懸命。
奥田達士さんは、権力をふりかざす嫌な役がうまいですね。

コング桑田さんの楽しくてあたたかい演技も好きです。
休憩後のMC?も面白かったです。
あの独特のしゃべり方は、貴重です。

春風さんも、中国人家政婦とクラブの歌手を熱演。
春風さんと村井さんのツーショットは、シシィママとパパじゃないですか!
元気なおばさんと美しい歌手の両方を演じ分ける春風さん、すごいですね。

「相棒」でもおなじみの山西 惇さんも、外交官と甘粕正彦の二役をしていて、貫禄を感じました。

村井さんは、お医者さん役。
相変わらずの、いいお声で、魅了してくれます。
映像でも活躍していますが、舞台の村井さんが特に好きです。

橋本さんは、ダンディすぎる!
背も高いし、存在感ありますね。

マイコさんが、道に迷ったふりをして、藤木さんを貧民窟に案内し、アヘン中毒者や貧民がもぞもぞとうごめくシーンがあって、出演者の皆さんが、登場するのですが、レミゼっぽいなあと思いました。

楽しい舞台でしたが、プレミアムシートでリピートするのは、きついかも(^^;。
コクーンの座席も苦手だから、シアタークリエだったら、よかったのにと思いました。

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