偏愛的独白

宝塚歌劇雪組公演『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』/『Dramatic “S”!』3回目

3回目は、お芝居の途中から、涙があふれてきて、号泣モードでした。

初見で、駄作かも?なんて言ってごめんなさい。
駄作どころか、名作かもしれません。

新しい宝塚歌劇の一つの形、早霧せいなの集大成、雪組の底力の証明・・・そんな言葉では言い尽くせない。

座席は、1階21列センターブロック。
全体が見渡せて、前が通路なので、好きな席です。

組子一人一人が見せ場があるようにというのが、早霧さんの意向と、コメントで教えていただき、それを踏まえて観劇したら、最初から最後まで、その通りで、早霧さんの想いが伝わってきて、涙なしでは観られませんでした。

このメンバーでの公演は最後。
そう思うと、ボロボロに泣いてしまいました。

中心のお芝居があって、その後ろで、組子たちがいろんな小芝居をしているんですね。
どうしても、真ん中ばかり観ちゃいますが、そっとオペラグラスをずらすと、いろんな組子たちが活躍していているのです。
(レミゼだって、そういう細かいところを観たいのに、照明が暗すぎて見えないというジレンマ。)

早霧さんの歌声、相変わらずでした。
全然美声じゃないの。
でも、佐平次の歌声なの。
粋でいなせ。

早霧さんがすっとぼけたり、アドリブっぽいセリフ言ったり、ノーテンキにしゃべったり、何をやっても、泣けて泣けて。

佐平次は、病を抱えて死に場所を探しているのに、やたら、明るく元気で調子がいいんです。人助けするんです。
からっとしているんです。
死のうと思っていた佐平次は、相模屋の連中や長州藩士たちに触れ、もう少し生きて、広い世界を見たいと思うようになるんです。
そんな希望のあるお話で、さよなら公演なのに、早霧さんがずっと笑っているんです。
その笑顔が美しくて、愛おしくて、私は泣きっぱなしでした。

「こんな苦しい時代でも 明けぬ夜はない」って、歌ったとき、すごく勇気づけられました。

遊女おそめ役の咲妃みゆさんも、かわいかったですね。
おそめって、結構自分勝手なんですよね。
こはると取っ組み合いの喧嘩したり、金ちゃんを心中の道連れにして、自分は逃げちゃったり、ちゃっかりしているんですけど、なぜか憎めない。
むしろ、かわいげを感じる。
佐平次と一緒に、荒神祭りに出かけたシーンは、「ルパン三世」のシーンを思い出します。
同じ小柳先生だし。
素晴らしい娘役トップだったと思います。

泣いてばかりの私を笑わせてくれたのは、鳳翔 大さん。
美形で長身なのに、コミカル。

そして、今回は長州藩士にかっこいい人がいると教えていただき、チェックしてきました。

長州藩士は、歌もあって、なんか特撮の何とかレンジャーみたいな感じw
これまで、望海さんと煌羽 さんを観るのに精一杯で、ほかのメンバーをチェックしてなかったんですよね。

そして、新たなイケメン発見!
眞ノ宮るいさん♥
シャープな顔立ちでかっこいい。
これまでは、全く気づいていませんでした><

うふふ、雪組おそるべし。

眞ノ宮るいさんは、私が先日、発見したかっこいい下級生=星加梨杏さんと同じ100期生なんですね。
ついでにいうと、音くり寿さん、星風まどかさんも同期で、花組で私が好きな聖乃あすかさんも同期でした。
星風さんは、次期宙組トップ娘役ですし、これからが楽しみな100期ですね。

あー、いかんいかん。
こうして、次々と美しい若手を見つけてしまう(^^;。

かつては、テニミュがそうだったんですけど、最近は、全く発見できず><
単に私が年を取っただけですかね。

休憩時間に、公演デザートをバクバクと食べて、まだ時間がありました。
ハイテンションだったせいでしょうか、いきなり、シャンテバザールを思い出して、洋服とバッグを買ってしまいました(笑)。
もうチケットは増やせないけど、早霧さんの退団公演に、もっとおしゃれして来たいと思ったのかも。
(別に、舞台から見えるような良席はないのですけどね。気合いが入っている舞台の時は、少しおしゃれします。なので、その日の服装で、私の思い入れがすぐわかりますw)

続いて、ショーですが、最初から泣きっぱなしです。
オペラグラス、手拍子、涙拭くの繰り返しで、忙しかったです><
号泣といっても、周りに迷惑にならないように、声を殺して泣くので、余計に涙があふれ出るんですよ;;

初見では、割と普通のショーだなと思ったんです。
これまでのショーのほうが好みかなと。

でも、こちらも、リピートすればするほど、ハマります。

Song&Danceのところ、目が足りない。
誰を観ればいいの?
あっちもこっちも観たいのに。
スローモーションで観たい。

絆のシーン。
もう、組子の皆さんの顔が見えないくらい泣いています。
早霧さん、よいトップだったんだなあってしみじみ思って。
それは、組子に恵まれたことも大いに関係しているでしょう。

宝塚は上下関係が厳しいし、仲良しこよしのサークルとは違います。プロです。
だから、つらく厳しい稽古もあったでしょうね。
雪組は、いろいろあったと思いますし・・・。

それを乗り越えての今の雪組なんでしょうね。
そう思うと、また号泣してしまう私でした。

大階段の群舞は、早霧さんに焦点を合わせると、その後ろに永久輝せあさんがいて、二人を切り取って額におさめたいくらい好きです。
とはいえ、ほかの組子たちも、大好き過ぎて、困ります。
ブルーレイを買うつもりですけど、トップ中心の映像ですから、生で観るなら、トップ以外を観たほうがいいのかもしれません。

真那 春人さん、久城 あすさん、 真地 佑果さん、ちゃんと観てるよ~。

そして、娘役もかわいいかわいい。
星乃あんりさん、やはり目立つわ。
そして、星南 のぞみさん、彩みちるさん、沙月 愛奈さんもいいし、真彩さんも、ショーでも活躍していた。

白い衣装でのデュエットダンス、ため息が出ました。
ちぎみゆ、素晴らしいトップコンビです!
そして、カゲソロが、望海さんですって。なんて贅沢なんでしょう。
もう、このトリデンテもラストなのですね。
ほんとに、この並び、好きでした。

次々と、若手が育って、かっこよくなっていくのは、トップを見送った寂しさを紛らわすための宝塚の戦略なのでしょうか。
ペットロスを埋めるために、新しい猫を飼うような?

早霧さんがいなくなったときのことが、だんだん現実味を帯びてきて、怖いです。
でも、早霧さんが愛した雪組のみんなを私はずっとずっと応援していきたいです。

まだまだ書き足りないのですが、今夜はこのへんで。

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://blackjubi.blog53.fc2.com/tb.php/1404-76e752c6