偏愛的独白

~崩壊シリーズ~『リメンバーミー』

2017年4月13日~30日
俳優座劇場

作・演出:オークラ

出演:
山崎樹範/松下洸平/味方良介/上地春奈/大水洋介(ラバーガール)/伊藤裕一/彩吹真央/梶原善

企画・製作:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/シーエイティプロデュース

全席指定7500円

上演時間:1時間30分(休憩なし)


昨年上演されたシリーズ第一作の『九条丸家の殺人事件』を観ることができなかったので、今回は楽しみにしていた。

崩壊シリーズというのは、素人演劇集団が演じる劇中劇のあらゆるシーンでアクシデントが発生し、芝居が崩壊していくという作品だそうだ。
前作は、英国の舞台作品が原作だったが、今回は、オークラさんの書下ろし。

印象は、ドタバタコメディ、疾走するコメディ。
ノンストップで笑わせようとしている感じ。
脚本で、セリフで、演技で、舞台装置で、すべての要素で笑わせようとする意欲的な作品だと思う。

だけど・・・。

以下、残念な感想で、ごめんなさいm(__)m。








あまり、笑えなかったんだよね><

いや、途中からは、素直に笑えた。
伊藤裕一さんが、ある扮装して出てきたあたりから。

それまでは、笑えないというより、かなりのテンションで笑うお客さんがいて、何がおかしいの?って思ううちに、場面が過ぎてしまって、それがずっと続いて、何とも言えない居心地の悪さで満たされてしまったのだ。

観劇は難しい。
マナーが悪いわけではない。
観客の素直な反応は、誰も拒めない。
役者は、喜んでいたかもしれない。
でもな~、こちらは、冷めちゃったんだよな><

激しく泣いたり激しく笑ったりって、その人の反応だからどうしようもないもんね><

強烈な笑いが、耳障りとなってしまい、自分が楽しめないという最悪な結果に。

梶原さんが何かしゃべるだけで、笑い袋のような笑いが襲ってきて、つらかった。
箸が転んでも笑うってのは、こういうことなのか。
不運としか言いようがない。

もちろん、私も伊藤さんの変身とか、松下くんのダンスとか、小ネタには、クスクス笑ったけど、純粋に、舞台の世界を楽しめなかったと思う。
残念。
でも、誰が悪いわけじゃないから、仕方ない。

そんなわけで、この舞台が面白いかどうか、評価できない。

ただ、笑いは、人によって差があるよね。

笑えないのは私だけなのかと思い、悲しくなり、様子をうかがったけど、観客の反応もさまざまだった気がする。
名前は控えるけど、お笑い芸人の人が近くに座っていたけど、私よりも笑ってなかった。

福田雄一さんの笑いも笑えないものがあるけど、それでも、私は福田さんのほうが相性がいいかもしれない。

キャストの皆さんは、みんな、お芝居がうまいし、体を張って笑わせてくれて、素晴らしかった。
そして、舞台装置を作った方もすごいと思う。

久しぶりに観た松下洸平くんは、細くて、かっこよくて、でも笑わせてくれて。
ストプレもいいけど、ミュージカルで観たいなあ。
出番の多いミュージカルで!

彩吹さんは、最初誰だかわからなかった。
本当にどこかの劇団にいそうな背の高い地味な人で(^^;、気づくのに時間がかかった。
やはり、歌を聴きたいなあと思った。

伊藤裕一さんは、全く知らない人だったけど、とても印象に残った。

チケットをとったときは、知らなかったが、終演後に、舞台裏ガイド(10分程度)がついていた。
松下くんと伊藤さんが説明してくれた。
中身は、SNS等で言わないでねとのことなので、やめとく。
ほんと、舞台装置は、工夫されていて、素晴らしかった。

今回は、予想外の理由で、残念な観劇となってしまった;;

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