偏愛的独白

ミュージカル『グレート・ギャツビー』初見感想

2017年5月8日(月)~29日(月)
日生劇場

原作: F・スコット・フィッツジェラルド
音楽: リチャード・オベラッカー
脚本/演出: 小池修一郎

音楽監督: 太田 健
振付: 桜木涼介
歌唱指導: 山川高風 やまぐちあきこ
美術: 松井るみ
照明: 笠原俊幸
音響: 山本浩一
衣裳: 生澤美子
ヘアメイク: 富岡克之(スタジオAD)
音楽監督助手: 宇賀神典子
稽古ピアノ: 國井雅美 宇賀村直佳
オーケストラ: 東宝ミュージック ダット・ミュージック
指揮: 上垣 聡
舞台監督: 廣田 進
演出助手: 上田一豪
制作助手: 廣木由美
プロデューサー: 岡本義次 篠﨑勇己(東宝)
熊澤伸人 岡田賀津子(梅田芸術劇場)

出演
ジェイ・ギャツビー:井上芳雄
デイジー・ブキャナン:夢咲ねね
トム・ブキャナン:広瀬友祐
ジョージ・ウィルソン:畠中洋
マートル・ウィルソン:蒼乃夕妃
ジョーダン・ベイカー:AKANE LIV
ニック・キャラウェイ:田代万里生

マイヤー・ウルフシャイム:本間ひとし
エリザベス・フェイ:渚あき
ヘンリー・C・ギャッツ:イ・ギトン
キャサリン:音花ゆり

朝隈濯朗/安倍康律/荒田至法/石川新太/石川剛/乾直樹
榎本成志/川口大地/木内健人/後藤晋彦/田中秀哉/宮河愛一郎
池谷祐子/井出恵理子/岩﨑亜希子/碓井菜央/内田このみ
樺島麻美/七瀬りりこ/花岡麻里名/松島蘭/山田裕美子

S席13000円
A席8000円
B席4000円

上演時間:一幕1時間25分 休憩25分 二幕1時間

2017gatsby.png

行ってきました。

入口で、遼河はるひさんに遭遇!
お綺麗ですね。

なんと、古川くんも観に来ていたみたいですが、わからなかったです;;

満員ではないけれど、2階はそこそこ埋まっていました。
座席は、B席2階K列。最後列です。
舞台ははるか遠く、天井は限りなく近いw

でも、舞台装置がとっても素敵でした。もしや?と思って、確かめたら、やはり松井るみさんでした。
神の眼とか丸く切り取られた枠?が印象的で、気に入りました。

以下、走り書きですが、ネタバレしてますので、ご了承くださいm(__)m。








私の中のギャツビーは、ロバート・レッドフォードなので、それを井上くんが演じるってどうなの?と思ってまして、全然合わないと思ってました。
もともと、原作も、映画も、そんなに好きじゃないのですが、小池先生の演出ですし、ミュージカルなら面白いかと思って観に行きました。

思っていたよりも、井上くんは、よかったです。
製作発表のときに、井上くんは自虐的に「かなり盛ってもらったので、チラシの人、出てないと言われたら、どうしよう」なんて言ってましたが、チラシ詐欺はなかったです(笑)。

私の理想のギャツビーではないけれど、背も高く背広がお似合いで、上品なギャツビーでした。
キラキラ感はまだ失われてなかったですね。

小池先生の演出のせいなのか、かつて宝塚でやったものの改良作?のせいなのか、終始、宝塚っぽさを感じました。
(私は、宝塚版は未見。)
これ、宝塚でやったらいいのにと思いましたもん。
宝塚なら、たとえつまらない作品でも、好きな人が出ていたり、下級生をチェックすることで、退屈さを乗り越えられるからです。

実は、やや退屈で、眠くなってしまったのです。
宝塚版では、どんな音楽だったのでしょうか?

今回の リチャード・オベラッカーさんの曲は、どれもこれも、耳に残らず、ただ、誰がうまいとか下手とかだけ記憶に残ります。
とにかく、井上くんの歌いっぷりは、素晴らしかったです。
井上くんのコンサートだと思えば、十分満足レベルです。

音楽が耳に残らないのは、私が覚えが悪いせいかもしれません。
もう一度観るので、もしかしたら、楽曲のよさがわかるかもしれません。
が、もう一度観るのが面倒臭いと、ちょっと思ってます><

井上くんのレベルの高さを思うと、もっと違う演目で観たかったなあと思います。

原作との違いは、さほど気にならず、ロマンティストの小池先生らしい演出だと思いました。

アンサンブルが踊るシーンとかすごくいいので、もう少し人数増やして、宝塚で観たいと思ってしまいました。
最近、ちょっと宝塚脳になっちゃってますね(^^;。

ただ、ギャツビーの最初の登場シーンは、失礼ながら笑ってしまいました。

だって、ガウン脱いで、水着(昔のスタイルの水着)になるんですよ?
これ、福田雄一さんがパロディにしそうだと思いましたね。
それで、撃たれて、プールに落ちるんですが、落ちて黒いものにくるまれて、はけるのが、2階からだと丸見えでして・・・。

なんか、ここだけ、スタイリッシュじゃない感じ。

デイジーの夢咲ねねさん。
雰囲気は出てました。
映画のミア・ファローが苦手で、全くきれいだと思わないので、それに比べたらいいかなあと。
レトロな感じが似合っています。
ただ、絶世の美女とは違いますよね。
私の中では、ねねさんは、かわいいけど、ファニーフェイスなのです。
デイジー自体が、イライラする女性なので、誰がやっても共感はできないですし、今の時点は、ほかに適当な女優がいないのでしょうね。

トムは、広瀬友祐くん。
予想外によかったです。
いやーな感じが出ていて、ティボルトより、こちらのほうが、いいわー。
広瀬くんは、年を重ねた役もうまくできそうで、これからますます期待できそう。

ジョージ・ウィルソンの畠中洋さん。
陰の主役かも!
存在感あったわー。
かっこいい人なのに、汚いしょぼいオヤジを演じていて、ぴったりなの。

マートルは蒼乃夕妃さん。
マートル役には合ってました。
あの衣装は、イマイチだったけど。
気のせいかもしれませんが、蒼乃さんのお顔が更に丸くなっていたような・・・。

ジョーダン・ベイカーは、AKANE LIVさん。
ビジュアル最高!かっこいい!
「黒執事」のときは、やや年齢を感じてしまったのですが、今回は、そんなこともなく。
ただ、歌のキーが合ってないのか、歌いづらそうでした。
裏声で歌っていたのかな?

ニック・キャラウェイは、田代万里生くん。
井上くんと甲乙つけがたいキラキラぶりです。
演技、ほんといいですね。
エリザのフランツでも、歌と演技に感動しましたが、ニックもぴったりですね。
もっと歌ってほしかったです。
ニックに万里生くんを選んだのは、小池先生なのかな?
ほんと、慧眼ですね。

マイヤー・ウルフシャイム(ギャングのボス)役の本間ひとしさんも、印象的でしたが、つい宝塚だったら、専科の○○さんだなあと想像してしまいました。

デイジーの母親役が素敵な人だと思ったら、渚あきさんでした。

また、マートンの妹役や、アンサンブルでも大活躍の音花ゆりさんは、すぐわかりました。

アンサンブルは、なかなか濃いメンバーで楽しめますよ。

朝隈さんは、エリザほど美声を披露する機会がなくて、残念。
安倍さんは、執事役もお似合いで、かっこいい。
荒田至法くんと石川新太くんも大活躍。
乾直樹さんは、トートダンサー以外で観たのは初めてかしら。新鮮でした。

木内健人さん、田中秀哉さんもチェックしました。

女性では、七瀬りりこさんがすぐにわかりました。
碓井菜央さんが、デイジーの妹役を好演。
花岡さん、松島さん、山田さんも、顔が濃いのですぐわかります。

一つ一つのシーンは、割と好きなんですが、やはり、曲がいまいちでしょうか。

そういえば、井上くんのギャツビーを観ていると、「二都物語」を思い出しますね。
あのときの作曲家だったら、もっと耳に残ったかしら。

次回は、もう少し曲について書けるといいのですが。(でも、行くの、面倒臭いw)

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