偏愛的独白

『王家の紋章』

2017年4月8日~5月7日
帝国劇場

原作: 細川智栄子あんど芙~みん「王家の紋章」
(秋田書店「月刊プリンセス」連載)
脚本・作詞・演出: 荻田浩一
作曲・編曲: シルヴェスター・リーヴァイ

音楽監督: 鎮守めぐみ
振付: 原田薫・新上裕也
美術: 二村周作
照明: 柏倉淳一
衣裳: 前田文子
音響: 山本浩一
ヘアメイク: 馮啓孝
歌唱指導: 山川高風・山口正義
ファイティング: 渥美博
稽古ピアノ: 野口彰子・大隅一菜
演出助手: 豊田めぐみ
舞台監督: 藤崎遊・藤原秀明
音楽コーディネーター: 小熊節子
制作助手: 田中景子・高山みなみ
プロデューサー: 小嶋麻倫子・樋口優香

製作: 東宝

出演
メンフィス:浦井健治

キャロル:宮澤佐江/新妻聖子(Wキャスト)
イズミル:宮野真守/平方元基(Wキャスト)

ライアン:伊礼彼方

ミタムン:愛加あゆ
ナフテラ:出雲綾
ルカ:矢田悠祐
ウナス:木暮真一郎

アイシス:.濱田めぐみ
イムホテップ:山口祐一郎

ミヌーエ将軍:松原剛志
セチ:工藤広夢

天野朋子
熊澤沙穂
栗山絵美
小板奈央美
島田彩
藤咲みどり
横関咲栄

青山航士
岡田誠
輝海健太
加賀谷真聡
上條駿
齋藤桐人
笹岡征矢
千田真司
長尾哲平
橋田康
若泉亮

S席13500円
A席9000円
B席4000円

上演時間:2時間55分(第一幕1時間15分、休憩25分、第二幕1時間15分)

昨年8月に帝劇を熱くした作品が、早くも再演。
初演初日に、再演決定が発表されたのでした。

当時は、二回観劇。
微妙な点はあったものの、それなりに楽しんで、感想もこんなに書いてましたw

『王家の紋章』初日&再演決定おめでとうございます!
『王家の紋章』初日感想(ネタバレあり)(新妻、宮野)
2回目でハマったかも?~『王家の紋章』~(新妻、平方)
『王家の紋章』PV
『王家の紋章』楽曲感想その1
『王家の紋章』楽曲感想その2
『王家の紋章』楽曲感想その3
『王家の紋章』楽曲感想その4
『王家の紋章』楽曲感想その5


前回は、ややチケット入手難でしたが、今回は楽勝で、なぜか譲渡祭りになってる模様。
でも、劇場に着くと、物販やお手洗いは、かなり混雑していました。座席も、2階はほぼ埋まっていたと思います。

まずは、新妻キャロル&平方イズミルで観劇。
座席は、B席2階L列40番台。
舞台は遠いので、オペラグラスが必要ですが、照明はとてもきれいに見えます。

上演時間が、20分も短くなりました。
前回の上演時間が長いと感じたので、すっきりした感じはありますが、削り過ぎかなあと思った点もありました。

初演と再演、どちらがいいかは賛否両論のようです。

よくなった点もあり、悪くなった点もあり。
初演を2回しか観てないので、細かい部分はわかりませんが、好きだったシーンがなくなっていたのは、ショックでした。

荘厳で妖しげなオープニングは、ゾクゾクしたのですが。

メンフィス、キャロル、イズミルにスポットをあてて、ほかのキャストが薄まったように感じました。
それ自体は悪くないと思います。
ひたすら前面に出ていたアイシスが、少し控えめになっていました。
それでも、強烈なアイシス様です。

ライアン、ミタムン、ルカ、イムホテップも、出番が減った気がしました。

焼き殺されたあとの醜いミタムンがやたら出てきて踊るシーンも減っていました。

ルカのシーンが、削られていました。
一つは、メンフィスの怒りを買い、身を投げ出すも、キャロルにかばわれるところ。
もう一つは、テーベの街へ繰り出して、キャロルの後ろで、すました顔で踊るところ。
どちらも好きなシーンだったので、残念でした。
初演に比べて矢田ルカの存在感が薄まっていました。

イムホテップも同様ですね。
山口さんのファンは、がっかりしたことでしょう。
舞台装置で、階段が新調され、上から降りてくる演出はよかったと思いますが、アイシスを諭すシーンがなかったと思います。
また、キャロルと語り合うシーンで、首をかしげるかわいい山口さんは、もう観られません。

あれ?意外と初演を覚えている私w

ミヌーエ将軍が、松原さんに変わり、出番も減りました。
アイシスへの告白はありません。これは、唐突だったので、削られても仕方ないかと思います。
初演の川口さんのミヌーエは、年をとりすぎじゃないの?と思いましたが、存在感はあったのですね。
松原さんのミヌーエは、埋もれています。

話題になった腕ポキシーンもありません。
これは、原作では強烈な出来事なので、削ってほしくありませんでした。
不自然な展開を変えて残してほしかったです。

初演とメイクを変えたのでしょうか。
新妻キャロルが、若返っていました!
濱田アイシスも、原作通りの姉とまではいきませんが、浦井メンフィスとの年齢差が縮まっていた気がします。
そして、平方イズミルのメイクもよくなっているように見えました。

逆に、浦井メンフィスが老けてしまったようです><
メイクのせいかわかりません。
オペラグラス越しのお顔が、むくんでいるような太っているような。
凛々しいというより険しいような。
お疲れなのでしょうか。

あとは、初演の時は気にならなかったのですが、何かのシーンで見えるメンフィスの太ももが太すぎてショックでした。
あれは、見えないようにはできないのでしょうか。

浦井メンフィスのお芝居と歌声は、大好きですが。

新妻キャロルは、原作好きなだけに、キャロルっぽさが全開で、歌もフルスロットル。
気持ちよかったです。
それでいて、ちゃんと切ない心情も歌えるのですから、すごいです。
決意を歌うシーンでは涙がこみ上げてきました。

平方イズミルは、出番が、2幕に集中していますが、原作に近いかっこいいイズミルで、平方くんの当たり役ですね。
歌唱もすばらしく、王子様ぶりもなかなかで、見とれました。

DVD発売が発表されましたが、新妻キャロルと平方イズミルの組み合わせがないのが、残念です。
せめて、CDがこのパターンで出てくれたら、買うのですが。

そういえば、セチの母親を、キャロルが助けるシーンもなくなっていました。

ラストも結婚式ではなくなっていました。
衣装が変だったけど、その衣装は、カテコに回されていました。

ライアン兄さん役の彼方くんの歌も減っていたかもしれません。
教授とのやりとりのシーンが増えていましたが、教授にセリフはありません。

愛加ミタムンのセリフのようなソロフレーズもなし。

新曲がありました。

ナフテラの出雲綾さんの歌声は、きれいで、耳に優しく響きます。
ウナスの木暮真一郎くんの素朴な演技も好きです。

初演ほど、アイシス様の歌が演歌には聞こえませんでした。

そういえば、メンフィスとイズミルの戦いのシーンで、アクシデントがあったようなのですが、全く気づきませんでした。

メンフィスの剣が、オケピに落ちたとか何とか。
進行に全く影響はなくて、少なくともB席の私は、全くわからず><
近くで観ていた人は驚いたと思いますが。

カテコは、浦井くんが新妻さんと平方くんの手を取って、仲良くはけてきました。
微笑ましいですね。

初演は、こちらも初めて観るわけで、何もかもが印象に残りますが、再演は、ブラッシュアップされたとはいえ、無難な路線になってしまい、こじんまりとまとまってしまったかもしれません。
どちらも融合させると更によくなるかと思いますが、再再演はないですかね?

楽曲は、本当に好きなので、CDが欲しくてたまりません。

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