偏愛的独白

宝塚歌劇月組公演『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』

2017年2月21日(火)~ 3月26日(日)
東京宝塚劇場

ザ・ミュージカル 『グランドホテル』

脚本/ルーサー・ディヴィス  作曲・作詞/ロバート・ライト、ジョージ・フォレスト
追加作曲・作詞/モーリー・イェストン
オリジナル演出・振付、特別監修/トミー・チューン
演出/岡田 敬二、生田 大和
翻訳/小田島 雄志

モン・パリ誕生90周年
レヴューロマン
『カルーセル輪舞曲(ロンド)』

作・演出/稲葉 太地


主な配役
フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵 珠城 りょう
エリザヴェッタ・グルーシンスカヤ 愛希 れいか
オットー・クリンゲライン 美弥 るりか
オッテルンシュラーグ 夏美 よう
ヘルマン・プライジング 華形 ひかる
盲目の伯爵夫人 憧花 ゆりの
サンダー 綾月 せり
ウィット 光月 るう
マダム・ピーピー 夏月 都
ベル・キャプテン 響 れおな
運転手 宇月 颯
電話交換手 玲実 くれあ
ジゴロ 紫門 ゆりや
電話交換手 白雪 さち花
ハンス 貴千 碧
トッツィ 咲希 あかね
ジミーA 千海 華蘭
ベルボーイ 貴澄 隼人
地階の労働者 輝城 みつる
フリーダ・フラム[フラムシェン] 早乙女 わかば 海乃 美月(日替わり)
地階の労働者 煌海 ルイセ
娼婦 香咲 蘭
エリック・リトナウアー 朝美 絢 暁 千星(日替わり)
ローナ 輝月 ゆうま
娼婦 楓 ゆき
電話交換手 晴音 アキ
メイド 早桃 さつき
ベルボーイ 春海 ゆう
ジミーB 夢奈 瑠音
メイド 茜 小夏
電話交換手 叶羽 時
地階の労働者 颯希 有翔
ベルボーイ 蓮 つかさ
婦人 海乃 美月 早乙女 わかば(日替わり)
ベルボーイ 佳城 葵
地階の労働者 朝霧 真
地階の労働者 蒼瀬 侑季
ラファエラ・オッタニオ 暁 千星 朝美 絢(日替わり)
電話交換手 麗 泉里
メイド 紫乃 小雪
地階の労働者 周旺 真広
電話交換手 美園 さくら
ベルボーイ 輝生 かなで
地階の労働者 英 かおと
地階の労働者 風間 柚乃
ベルボーイ 蘭 尚樹
メイド 結愛 かれん
ドアマン 礼華 はる
ドアマン 一星 慧



grandhotel.png

月組トップスター・珠城りょうさんの宝塚大劇場お披露目公演です。
東京公演が始まりましたので、行ってきました。

早目に行って、公演デザートもゲット。売り切れちゃうからね><
「オグラアンコ ホテル」( 水ようかんの上に月に見立てた黄桃をトッピング、星形のナタデココとアラザンをちらし、クールゼリーで固めたもの。)です。
水ようかんとクールゼリーが微妙に合わないような気もしましたが、甘さ控えめなのがよかったです。

「グランドホテル」は、昨年春の梅芸版が、素晴らしく、それを新生月組で上演ということで、楽しみにしていました。
宝塚では、1993年に涼風真世さん主演で月組で、トミー・チューン氏を演出・振付に迎え、上演されました。
今回も、トミー・チューン氏を特別監修に迎えています。

キャトルでは、公演プログラムとポケットカレンダーを購入。
プログラムは、曲名や歌詞のほか、涼風真世さん、久世星佳さんの(当時の)舞台写真、今回寄せられたコメントなどが載っており、お買い得です。
ポケットカレンダーというのは、スターの写真の裏に小さいカレンダーが印刷されているもので、どれもこれも、欲しかったけれど、早霧さん、月城さん、永久輝さんの3枚に絞りました。

役替わりは、Bパターンでした。
ラファエラ:朝美 絢
エリック: 暁 千星
フラムシェン:海乃美月

お芝居が、1時間35分、休憩35分、ショー55分という構成です。

観客は、男性も多く、商店会?の団体さんも見受けられました。

座席は、最前列(≧▽≦)。
といっても、サイドブロックですが、上手から登場するスターに、釘づけ状態でした♥

初日あけて間もないので、感想は簡単に。

幕が上がって、雰囲気は、昨年の「グランドホテル」を彷彿とさせるものでしたが、逆に言うと、宝塚っぽくない感じ。
役柄も少ないし、ほとんどの人が、電話交換手やモブっぽくなってしまっています。

そして、なんと、銀橋でのお芝居が、フィナーレまでないというもので、せっかくの最前列があああと、ちょっと思いましたw

オッテルンシュラーグ役の夏美 ようさんが舞台の下手で座って、語っているのですが、その表情は遠すぎて全く見えず。
プログラムの写真では、顔に傷を負い黒い眼帯をしてました。

また、男爵とエリザヴェッタ・グルーシンスカヤのシーンも、舞台の中央よりさらに奥で繰り広げられるので、遠くて、よく見えなかったのが残念です。次回、センターブロックから観てきます。

私は、梅芸版の「グランドホテル」への懐かしさとともに、宝塚版との違いに、やや戸惑いを感じながら観たので、初見では、あまり世界に入り込めなかった気がします。
あと、これ、初めて観た方は、ストーリーがわかったでしょうか?
私は、ストーリーが頭に入っていましたし、梅芸版の縮小版みたいなまとめ方だと思いつつ観ていたのですが、群像劇として描くには、余りにも、省略しすぎていますし、男爵とバレリーナの恋愛が主軸なのでしょうね。
男爵とオットーの関係についても、やや物足りなさも感じますが、そのあたりは、先入観が邪魔していたのだと思います。

観ている間は、あのシーンがない、あのセリフがないとか思ったり、コーラスが女声だと違う感じがするとか、違和感ばかり覚えてしまっていました。
東宝のエリザを観た後で、宝塚版を観たときのような感じですね。

しかしながら、観終えてみると、静かな感動がわいてきて、「グランデホテル」という作品の力とともに、月組トップコンビの力量を感じました。

珠城 りょうさん、立派なトップですね。
きっと、若くしてのトップ就任なので、あの笑顔の奥には、つらいこともあったのかもしれませんが、そんなことは微塵も見せずに、堂々と演じてました。
私が惚れるタイプの男役ではないのですが、歌も踊りもお芝居も、安定していて、今後の活躍も楽しみです。
梅芸版の男爵二人よりも、気弱で優しい感じがしました。
ジゴロというより、育ちのよさを感じます。
ショーのどのシーンか忘れましたが、一瞬、雪組の望海さんとイメージがかぶり、錯覚を起こしました。
タイプが似ているのでしょうか?

エリザヴェッタ・グルーシンスカヤ役の愛希 れいかさん。
バレエのシーン、素敵でした。
一生懸命、老けた感じを出そうとしてましたが、やはり若いですね。
それでも、男爵も若いので、お似合いでした。
ショーでも、出てくると、ぱっと華やぎます。水を得た魚のようでした。
私は、全くファンではないのですが(^^;、月組のヒロインを演じられる 愛希さんの実力は、すばらしいと思っています。

オットー役の美弥 るりかさん。
この役は、難しそうですね。
涼風真世さんは、どのように演じたのでしょうか。
演技はいいと思いましたが、歌がちょっと。
曲名忘れましたが、裏声で歌うと、違和感がありました。

ヘルマン・プライジング役の華形 ひかるさん。
大好きなので、出演はうれしいです。
ブライジングのビジネスシーンは、削られているので、フラムシェンにセクハラするエロおやじになっています><
でも、あんまりいやらしくないんですけどね。

ラファエラ役の朝美 絢さん。
きれいでした!
そして、歌もいいですね。
ただ、シーンが思ったより少ないので、ラファエラのこと、わからないで終わるお客さんもいそうです。

エリック役の暁 千星さん。
少年ぽさの残る暁さんに似合ってました。
ラファエラ役も楽しみです。

フラムシェン役の海乃美月さん。
私は海乃さんのお顔が苦手で、コミカルに見えてしまうので・・・すみません。
でも、演技はよかったと思います。
宝塚版では、さすがに、パンティーはとらず、ストッキングまででした。

ほかには、運転手役の宇月 颯さんの存在感が大きいですね。
出番はわずかなんですよ。
でも、かっこいいワル。
ショーでも、見せ方がうまく、目立っていました。

そして、ショーですが、NHKでも放送しましたが、生で、がぶりつきで観るショーは、格別です!

幕が上がると、回転木馬が浮かんでいて、それだけで、テンションが上がりました。
冒頭、ぼーっとしてたら、目の前に、華形ひかるさんが出てきて、目がハートになりました。

衣装が、私の苦手な河底さんでしたので、ちょっと不満もありますが(^^;。
もっと珠城さんに似合う衣装にしてほしかったり。

銀橋にずらーっと並んで、踊るシーンが多く、あまりにキラキラすぎて、目がつぶれるかと思いましたw
大階段の男役群舞も、みとれましたが、愛希さんをくるくるリフトする珠城さんも印象的でした。

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