偏愛的独白

キンキーブーツ来日版

2016年10月5日~30日
東急シアターオーブ

脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞:シンディ・ローパー
演出・振付:ジェリー・ミッチェル

出演
ローラ:J.ハリソン・ジー
チャーリー:アダム・カプラン
ローレン:ティファニー・エンゲン
ドン:アーロン・ウォルポール
ほか

↓出演者掲示版
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S席 13,000円 A席 10,000円 B席 8,000円

上演時間: 一幕 70分  休憩 20分  二幕 50分

↓ロビーに衣装が飾られてました。
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日本版に続いて、来日版を観劇。

初日開幕前のレッドカーペットには日本版キャストが駆けつけ、かなり盛り上がったようですね。

私が行った日は、一階席は満席のように見えましたが、私が座る3階席(B席)は、まったりとしてました。
3階は、トイレも空いてました。

日本版ほどは、チケット売れてないようで、リピーターチケットがあり、1階の見やすいお席がありますと宣伝してました。

私の周りは空席も多く、招待券配ったのか、関係者なのか、あきらかに興味のなさそうな観客も><
いいんですよ、それでも。
だったら、静かに寝てろよっ(怒)。
お芝居の前に、ドンが出てきて、ちゃんと携帯電源切ってねというパフォーマンスするんですよ。
もちろん、英語だけど。字幕が出るし、愛嬌のあるドンに観客も笑うんです。
なのに、開幕してから、当たり前のように、スマホ出して操作するんなんて、観劇慣れしてないキンキーブーツに興味のない、ただの関係者だって、バレバレですよ。
スマホしたけりゃ、ロビーに出ろ。
つーか、スマホするなら、観劇するな。

目の前で、すばらしいパフォーマンスが繰り広げられていて、B席だけど、8000円も出して、楽しんでいる私の邪魔をするなーっ。

シアターオーブの係員は相変わらず、ひどいです。
3階席には、全く目が届いていないので、茶の間気分で観劇する人には天国ですな。

飲食エリアを厳しく管理するくせに、シアターバーの誘導係もひどい。
一列に並んでいれば、いずれ順番回ってくるのに、わざわざ、時間のかかる列に誘導して、客を待たせる意味がわからない。
自分より後ろの人が、どんどん注文とってもらっているのを見てるのは、気分よくない。
都内の大きな劇場では、赤坂ACTシアターが苦手で、シアターオーブのほうがマシだと思っていたけど、最近は、赤坂ACTシアターのほうが係員も丁寧だし、マシだなあと思いました。赤坂ACTシアターは、動線が悪いけど、トイレ誘導もきちんとしてるし。

脱線しましたが、舞台の話に戻ります。

日本版を観ていたおかげで、すんなりと、ストーリーに入り込むことができたし、シンディ・ローパーの楽曲はどれも刺激的で、すばらしく、とても楽しめました。

意外だったのは、日本版のときのほうが、観客が賑やかだったこと。
日本版のときの熱狂的な観客は、どこにいったのでしょうか?
日本版を観た方は、来日版も観ると思っていたので、この落差にちょっと驚き。
おそらく一階席は盛り上がっていたのでしょうが。

来日版のいいところは、字幕なので、内容がよくわかることです。
字幕が好きなわけじゃないんだけど、日本版の歌詞(訳詞)が、聞きとれなくて、ニュアンスで理解するシーンもあったので。

キャストは、ローラのほうが先にクレジットされているんですね。

J.ハリソン・ジーさん演じるローラ、すごかったです。
海外キャストに疎いので、J.ハリソン・ジーさんがどんな人なのか全く知らないのですが、これぞ、ドラァグクイーンなのねって感じで、圧倒されました。
ローラが出てくると、目が離せない。

チャーリーも、もちろんよかったのですけども、ローラの魅力には叶わない。
日本版の三浦春馬くんは、素敵なドラァグクイーンを演じてくれましたが、こちらは、演じているのを忘れるほど、ドラァグクイーンそのものという感じがしました。

この作品は、楽曲もいいし、メッセージ性もあって、人気が出るのはわかりますが、ローラのキャストが肝なんですね。

同じく、肝というか、キーパーソンは、ドンですね。
最初は憎々しかったドンですが、最後は、涙が出そうになりました。
ドンは、悪い人じゃない。
ドンみたいな人は、どこにでもいて、時には人を傷つけるけど、それは、性格が悪いからじゃなくて、思いこみが激しく世界が狭いからなのだと思う。
ドンは、私自身であり、私を傷つけた人たちであり、自覚しないで偏見を持つ世間の象徴なのかもしれません。

「自分が変われば世界が変わる」
「相手を受け入れ、自分自身を受け入れる」

なんて素敵なメッセージでしょう。
でも、実行するのは難しい。

実行できずにいるけど、日々、もがいている人たちに、このミュージカルを観てほしいです。

来日版キャストを観て思ったのは、日本人キャストは、誰も彼も痩せすぎているなあということ。
宝塚歌劇などは、こちらも、痩せ&スタイルのよさを当たり前のように要求してしまうし、東宝ミュでも、あまり太目の人、いないよね?
ローレン役の人が、やや太目で、たくましい感じを受けたけど、パワフルでよかったです。
個人的には、日本版のソニンさんのほうが好きです。

エンジェルスは、来日版の美形ぶりにびっくり。
日本版は、かっこいい漢たちって感じだったけど、来日版は、女性より美しい人もいて、美しすぎる男たちって感じ。

できることなら、リピートしたかったけど、経済的余力がなくて断念しました。

せめて、CDだけでも買えばよかったです。
(いずれアマゾンで買うかも。)

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