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偏愛的独白

宝塚歌劇雪組神奈川芸術劇場公演ミュージカル『ドン・ジュアン』2回目

すっかり遅くなりましたが、2回目の感想も、アップしておきます。

座席は、1階バルコニー席。1回目とほとんど同じ舞台寄りのお席でした。

以下、雑感。










望海さんの歌声は、本当に素晴らしく、うっとりします。
ドン・ジュアンは、ひどい男なのに、目が離せません。

望海さんの歌に聞き惚れる冒頭ですが、コーラスも、素敵。
楽曲のすばらしさは言うまでもないのですが、ダンスも魅力的で、ハイレベルな舞台でした。
やっぱり、東宝でもやってほしいなあ。
東宝だと生々しくなってしまうかしら(^^;。

生々しいといえば、初見で衝撃だったシーンがあります。

ドン・ジュアンが、なんでそんなひどい男になってしまったかを説明するためかと思うのですが、ドン・ジュアンが、幼いころ、美しい母親を犯し、母親は自殺してしまうというエピソードがありました。
継母かな?とも思ったのですが、特に継母との記述もなく。
ところが、ネットで見た情報によれば、その演出は、大阪公演ではカットされたらしいのです。
もうすぐ、DVDが発売されますが、収録はどちらなんでしょうか。
個人的には、継母設定のほうがいいなあとは思いましたが。

KAATの音響って、いいのでしょうか?
今回の公演では、歌詞がかなり聞きとれたのです。
とはいえ、歌詞の聞きとりは、音響以外にも、歌詞の自然さや歌い手の歌唱力、滑舌にも、関係しますが。

前回書けなかったキャストについて。

マリア役の彩 みちるさん。
るろ剣の弥彦での演技力が印象に残っていますが、今回は、ヒロイン。

マリアに会いたくて、自分が殺した騎士団長像の除幕式に現れるドン・ジュアン。
周囲は、ドン・ジュアンを非難する中、マリアだけが彼を受け入れ、「この像があるからいけないのね」と石像を、大きなハンマーでぶち壊す。

そして、手を取り合う二人。
強烈なヒロインです。

ドン・ジュアンとのラブシーンもある。

彩みちるさんの演技は、よかったと思いますが、お顔がメイクダウンしてるような気がして、ヒロインらしさが感じられず、ちょっと残念でした。
童顔に見えるときもあり、老け顔に見えるときもあり。

もう一人のヒロインは、エルヴィラ役の有沙 瞳さん。
ドン・ジュアンの妻。彼の言葉を信じて、修道院を出た。
有沙さんは、演技もうまいし、歌もうまいです。娘役トップに望む人も多いとか。
貞淑な妻でありながらも、ドン・ジュアンの父親のもとに相談に行ったりと積極的。
盛り場に行き、ほかの女と戯れるドン・ジュアンに対して、「私にだって」と上着を脱ぎ、色っぽいダンスをするシーンは、痛々しい。
そんな健気なエルヴィラに、彩風さん演じるドン・カルロは、ひそかに想いを寄せる。

が、エルヴィラは、嫉妬心から、マリアとドン・ジュアンのことを、マリアの婚約者ラファエル(永久輝 せあ)に言いつけてしまう。

そんなエルヴィラは、有沙さんの本領発揮なんだけど、癖のある役が似合いすぎて、今後、普通のヒロインが合わないんじゃないかと心配。声に特徴があるし。

専科の 英真なおきさんは、ドン・ジュアンの父親役。
ソロを聞いていたら、ロミジュリの神父さんを思い出してしまった。何となく歌が似てる。

ドン・ジュアンの昔の女イザベル役は、専科の美穂圭子さん。
美穂さん、こういう役柄が似合いますね。

できれば、もっとリピートしたかったですが、人気がありすぎて、これ以上は無理でした。
望海さん主演のまま、再演してほしい作品です。

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