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偏愛的独白

ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(RED)

2016年7月1日(金)~31日(日)
シアタークリエ

脚本:マーシャル・ブリックマン&リック・エリス
音楽:ボブ・ゴーディオ
詞:ボブ・クルー

翻訳: 小田島恒志
訳詞: 高橋亜子

演出: 藤田俊太郎

音楽監督: 島 健
音楽監督補・歌唱指導: 福井小百合
振付: 新海絵理子

美術: 松井るみ
照明: 日下靖順
音響: 山本浩一
衣裳: 小林巨和
ヘアメイク: 井上京子

音楽コーディネート: 東宝ミュージック(株)
技術監督: 小林清隆
舞台監督: 中村貴彦・倉科史典
演出助手: 落石明憲

プロデューサー: 今村眞治・仁平知世(東宝)
松本有希子・池田幸弘(WOWOW)
スーパーバイザー: 宮崎紀夫(東宝)

宣伝写真: Julie Glassberg

製作: 東宝/WOWOW

出演
フランキー・ヴァリ:中川晃教
トミー・デヴィ―ト藤岡正明(R)/中河内雅貴(W)ダブルキャスト
ボブ・ゴーディオ海宝直人(W)/矢崎 広(R)ダブルキャスト
ニック・マッシ福井晶一(W)/吉原光夫(R)ダブルキャスト

ボブ・クルー:太田基裕
ノーム・ワックスマン:戸井勝海
ジップ・デカルロ:阿部裕

綿引さやか 小此木まり まりゑ 遠藤瑠美子
大音智海 白石拓也 山野靖博 石川新太

全席指定10800円

上演時間:2時間50分(第一幕80分休憩20分第二幕70分)


フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ
実話に基づいた感動のストーリー

トニー賞®最優秀ミュージカル賞やグラミー賞®などを受賞し、
2014年には名匠クリント・イーストウッド監督による映画化も好評を博した
伝説のミュージカル『ジャージー・ボーイズ』が、満を持して日本人キャストで上演決定!

演出には、第22回読売演劇大賞にて杉村春子賞を受賞した、新進気鋭の若手演出家・藤田俊太郎。
実力派との声名高い豪華キャスト陣が、チームRED・チームWHITEと2チーム制に分かれ、
それぞれ違った魅力で存分に作品の魅力をお届けします。

2016年初夏、伝説ミュージカルの新たな挑戦をお見逃しなく!



開幕前から、PVなどの宣伝も派手で、チケットは、完売。追加公演も決定するなど、大盛り上がり。
私も大きな期待を抱いて劇場へ。
まずは、レッドチームです。

ホワイエで、超イケメン発見!
誰だっけ?と思ったら、演出の藤田さんじゃないですかw
かっこいい~。
舞台に立っても美しそう。

座席は、9列下手ブロック。

舞台装置は、3階建て。
中央に階段。
最前列の人は、首が痛くなりそう。
舞台の両脇には、たくさんのテレビモニター。
開演前は、客席が映っている。

始まってすぐに自分の無知ぶりに気づいたんだけど、これって、ジュークボックスミュージカルだったんですね。
知らなかった~。
バンドの光と影を描いた作品で、そのバンドの曲も使われるけど、それだけじゃないと思っていました。
しかも、バンド名は、「フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ」なんですね。
てっきり、「ジャージー・ボーイズ」というバンドがかつていたのかと思っていました。

私が知っている「君の瞳に恋してる」は、ボーイズ・タウン・ギャングがカバーしたもので、誰の曲が元だったのかは、全然意識してなかったんです。

なので、この作品に流れる曲は、どこかで聞いたナンバーを含めても、5曲くらいじゃないでしょうか。

それでも、耳に心地よい音楽が多くて、初めて聞いた曲でも、のめりこむことができました。

構成は、春夏秋冬のパートに分かれていて、それぞれメンバーが語っていきます。

春は、トミー役の藤岡正明くん。

トミーは、ワルでグズなんですよね。
フランキー・ヴァリの兄貴分的なところもあって、面倒も見るけど、偉そうな態度もとったり。
最初は、藤岡くんが人がよさそうな雰囲気なので、ワルは合わないかと思いましたが、さすがの演技力で、だんだん、イライラしてくるほどでした。

ジュークボックスミュージカルの割りに、セリフが膨大なので、やや耳が疲れます。
藤岡くん、ちょっと聞きとりづらかったです。

藤岡くんのお兄さん役が戸井さんで、二人で悪さしてフツーに刑務所入れられたりして、驚きました。

フランキー、トミー、ニックが、4人目の仲間を探して、モンキーダンスをするシーンが笑えました。
その4人目はクビになりましたw

そして、藤岡トミーの子分的存在のジョー・ペシ(石川新太くん)が、新メンバーとして、ボブ・ゴーディオを紹介します。

夏は、そのボブが語ります。
矢崎ボブの登場です。
なかなか出てこないので、待ち遠しかったです。
ちょっとインテリっぽい洗練された雰囲気の矢崎ボブ。
歌は一部がなっている感じのところ以外は、よかったです。
初めて知りましたが、ボブは、『Short Shorts』をヒットさせていたんですね。
この歌は、知っていました!

それから、プロデューサー役の太田くんが、オネエっぽくて、面白かったです。

バンドがスターダムにのし上がると、フランキーの家庭は破たんしてしまい、離婚に。

でも、まだまだ影の部分は描かれないまま一幕は終わります。

歌もいいし、皆さんの演技もいいのですが、やや、お腹一杯というか、疲れました。
私自身が、「エリザベート」と掛け持ちしていたからかもしれません。

第一幕の途中で、「もしかして、休憩なしの2時間ちょっとくらいで終わるお話なのか?だから、こんなに詰め込んでいて、長く感じるのか?」と疑うほどでした。

これでもかこれでもかという舞台の圧を感じ、それを受け止めきれなかった感はあります。
だからといって、この作品の評価を下げるつもりはないのですが。

休憩時間は、公演限定ドリンクのWHITEバージョンをぐびぐび。

第二幕のほうが、あっという間でした。

秋の語りは、吉原ニック。
この吉原さん演じるニックのキャラがうまくつかめない。
無口だし、バンド抜けちゃうし。
一番、演じづらい役柄だと思った。

トミーが15万ドルという多額の借金をしていることが発覚する。
借金取りの役が、戸井さん。
戸井さん、こういう悪役も似合ってる。

ここで、フランキーが借金は、バンドが肩代わりするって言うんですよね。
これには、驚きました。

女性関係のこともあって、フランキーとトミーには、溝ができていたのに。

ニックが脱退し、トミーは、マフィアの監視を受けていたので、実質、フランキーとボブでの活動になります。

冬の語りは、中川フランキーです。

ここで、「君の瞳に恋してる」が歌われます。
このときは、鳥肌が立ちました。

日本語歌詞で、残念に思いましたが、あとで、英語でも歌ったので、うれしかったです。

最後は、ロックの殿堂入りした4人が、老けメイクで3階に出てきます。

階段を降りて歌いますが、ヒゲなどをとりはらって、若い姿に戻っています。

そして、最後は、メドレー。
観客も立ち上がり、ライブのように盛り上がります。
簡単な振付もあって、楽しかった。

中川くんの歌声は、とにかく素晴らしく、この作品の主演しかもシングルキャストというのが、納得できる出来栄え。
藤岡くん、矢崎くん、吉原さんも、ほかの出演者も、みんな、すばらしい。

完成度の高い舞台だけど、熱狂的にのめりこめなかったのは、なぜなんだろう?

昨年の来日公演や映画も観ればよかったかしら。

次は、WHITEチームを観ます。

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