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偏愛的独白

宝塚歌劇雪組公演『『星逢一夜(ほしあいひとよ)』『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』2回目

初日を観たあとに、ちょっと逡巡したんですよね。

お芝居は悲しいけれど、好みでしたが、ショーが、どう楽しめばいいのか、わからず、リピートきついなあと思ったのです。
かといって、お芝居だけ観て帰るのももったいないし、手持ちのチケットを手放すことも考えました。

ずっとオペラグラスで観ていたので、疲れてしまったのもあるかと思います。
事前の評判がよかったので、期待しすぎたのかもしれません。

相当悩んで、とりあえず、2回目を観てから、決めようと思い、劇場へ行きました。

今回の座席は、2列上手ブロック。
全体を見渡せる席ではないのですが、近くに来たキャストががん見できる席です。

この日は、専科の皆さんと、愛加あゆさんが観劇されてました。
専科は、美穂圭子さん、華形ひかるさん、沙央くらまさんです。
華形さんと沙央さんは、メガネをかけていましたが、すぐにわかりました。
皆さん、素敵でしたが、特に、

華形さんが、無茶苦茶かっこよかった。

まんべんなくどの組も観てきた薄いファンの私ですが、真飛さんの時代から華形さんは知ってました。
が、こんなにもかっこいいとは!
眼福でした♥

さて、お芝居ですが、二回目なので、出番の少ない組子さんも、把握できるようになり、かなりじっくり観ることができました。

前回の感想で、一篇の小説を読んだような感覚にとらわれたと書きましたが、その後、新聞の書評で、「藤沢周平、葉室麟の時代小説のテイストに通じる」というようなことが書いてあり、まさにその通りだと思いました。(日経新聞だったかと思います。)

壮さんの雪組で上演された「若き日の唄は忘れじ」(「藤沢周平「蝉しぐれ」原作)や、NHKで放送された「風の峠~銀漢の賦~」(原作 葉室麟)を思い出しました。

冒頭からして、しっとりと美しい。
暗闇の中に、無数の光が飛び交います。蛍の光をイメージしているのでしょうか。
二回目ともなると、結末を知っているので、その光を見るだけで、涙腺がゆるんでしまいます。

とはいえ、号泣はしません。
そのあたりが、上田久美子先生のよさではないでしょうか。
お涙頂戴的なあざとさがなく、運命、いや、宿命にあらがえない人々の想いを丁寧に描いていきます。

主役の早霧さんが、スーパーヒーローではないのです。
苦悩する早霧さんの顔、大好きです。
時代物もいいけれど、苦悩する洋ものもやってほしいです。

早霧さん、咲妃さん、望海さんは、宝塚が誇るトリデンテ(3トップ)だそうで、その名に恥じない名演技でした。

子ども時代のビジュアル、演技もとてもいいのです。
意外にも、ほかのメンバーも違和感なかったです。
背の高い鳳翔大さんが子ども役など演じられるのかと思ったら、やんちゃでかわいいのです。
蓮城 まことさんも、一瞬誰だかわかりませんでしたが、溶け込んでいたし、髪の毛の立っている真那春人さんは、ガキ大将そのまんま。
そして、ちょび康と呼ばれる彩風咲奈さんの率直な演技がとてもよかったです。

以前、テレビで某組の時代物を見たときに、ちょっといたたまれなくて、挫折してしまったのですが、今回は、扮装、化粧、演技などすべてしっくりきました。

お芝居を語りだすと長くなるので、今回は、ショーについて少し。

冒頭に書いた通り、この派手でまとまりのないショーをどう楽しんだらいいか悩んでいましたが、お金払っているのだから、楽しまないと損だ!と開き直り、自分が観たい人だけ観てました(笑)。

そういう意味では、前方席でよかったです。
遠くのセンター席から観ると、衣装のごちゃごちゃもあって、誰が誰だかわからないうちに次の場面なのです。
全体的に観て、美しいという場面があったかなあ(^^;。
これでもか、これでもかと、ぐいぐい押されて、歌詞はよくわからないけど、「エスメラルダ~」って際限なく歌っていて、それ以外の歌詞を覚えていないほどでした。

バラードやワルツやタンゴも入れてほしかったけど、ひたすらラテン三昧だった感じです。
黒塗りというのも、早霧さんや咲妃さんに似合わないと思ったんですよね~。
柚希さんがトップだったころの星組のイメージがあって。

早霧さんの透き通るような白いお顔が好きなのに、なんで、わざわざ黒く塗るの??って思ったのですが、そんな不満ばかり言っていても、楽しめないので、わけのわからないショーなら、意味など考えずに、手拍子して盛り上がればいいんだと自分に言い聞かせたら、意外にも楽しめて、帰宅するときは、頭の中で、「エスメラルダ~」と歌ってましたw

齋藤吉正先生のショーは、こういうものなんですね。

衣装も、早霧さんにも望海さんにも似合わないと思うものもありましたけど、そういうときは、顔だけ見てました><

カルメンのシーンで登場した早霧さんが、ロミジュリのマキューシオっぽくて萌えました♥
そして、敵役として登場した彩風さんが、かっこよくて、びっくり。彩風さんは、割と黒塗り系が似合うかも。
そして、彩風さんがティボルトに見えてきたあたりから、私の妄想が膨らみ、苦手と思ったショーも、リピートできる自信がついてきました(笑)。

雪組でロミジュリが観たい!!!

と激しく思いました。
でも、早霧さんがロミオというよりも、やっぱり、マキューシオで、彩風さんがティボルトで、咲妃さんがジュリエット。
で、月城さんがティボルト役替わりで、真那さんがベンヴォーリオ。
蓮城さんがパリス。
乳母が透水さらささん。
さらささん、歌うまなのに、退団されちゃうんですよね。ショーでは活躍場面も多く、エトワールでした。
ほかにも、此花いの莉さん、雛月乙葉さん、悠斗イリヤさん、花瑛ちほさんが退団されます。
花瑛ちほさんのお姉さんキャラというか、ちゃきちゃきした感じが好きだったので、残念です。

あ、ロミジュリの配役に戻りますが、望海さんが演じるなら、ティボルトですかね?
となると、ロミオがいなーい><
私の好みですと、永久輝せあさんにロミオを演じてほしいです♥
以前、愛を演じたせしるさんが、ジュリママかな~なんて。

しかしながら、トップがロミオを演じないなんてことは宝塚ではありえないので、私の妄想は露と消えますね。

そのほかの感想としては、ターバンを巻いた衣装だと、真那春人さんのツンツンヘアが隠れてしまい、非常に残念でした。

F1レーサーのシーンがあり、「TRUTH」がかかって、超懐かしかったです。
ここでは、彩凪さんもかっこいいのですが、永久輝さんに目がいってしまいます。

ほかにも、銀橋上手の早霧さんが立ち止まり歌ったとき、何となく目が合ったような気がしたので、(たぶん気のせい)うれしかったです。

最後は、黒燕尾じゃなくて、白燕尾でした。
黒塗りで白燕尾、新鮮でした。
ショーの内容はともかくとして、雪組はやはりきれいな人が多くて好きです。

前方席はもう持ってないけれど、楽しみたいと思います。

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