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偏愛的独白

宝塚歌劇雪組公演『『星逢一夜(ほしあいひとよ)』『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』

ミュージカル・ノスタルジー
『星逢一夜(ほしあいひとよ)』
作・演出/上田 久美子

バイレ・ロマンティコ
『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
作・演出/齋藤 吉正

2015年9月4日~10月11日
東京宝塚劇場

出演
天野晴興[紀之介](三日月藩藩主の次男) 早霧 せいな
泉(三日月藩の娘) 咲妃 みゆ
源太(泉の幼なじみであり、晴興の親友) 望海 風斗
徳川吉宗(徳川幕府第8代将軍) 英真 なおき
浩(三日月藩の民、源太の母) 梨花 ますみ
久世正行(幕府老中) 奏乃 はると
美和(晴興の母、三日月藩藩主の側室)/あおさぎ(夜鷹) 早花 まこ
氷太(三日月藩の民、晴興の友) 鳳翔 大
貴姫(吉宗の姪) 大湖 せしる
汀(三日月藩の民、ちょび康の姉) 沙月 愛奈
泰三(三日月藩の民、晴興の友) 蓮城 まこと
鈴虫膳右衛門(晴興の養育係) 香綾 しずる
井上重之(幕府奏者番) 朝風 れい
吉乃(美和の侍女)/あざみ(夜鷹) 千風 カレン
珠姫(大名家の姫)/かじか(夜鷹) 此花 いの莉
佐々甚五郎(三日月藩国元家老) 透真 かずき
寿姫(大名家の姫)/こがら(夜鷹) 雛月 乙葉
渡瀬義一郎(三日月藩家臣) 央雅 光希
湧(三日月藩の民、晴興の友) 透水 さらさ
猪飼秋定(幕府天文方筆頭の青年) 彩凪 翔
豊姫(大名家の姫)/やまめ(夜鷹) 桃花 ひな
雨吉(三日月藩の民、晴興の友) 真那 春人
雲太(三日月藩の子供) 笙乃 茅桜
ちょび康(三日月藩の民、晴興の友) 彩風 咲奈
天野照興(三日月藩藩主、晴興の父) 久城 あす
江太(三日月藩の民、晴興の友) 煌羽 レオ
悪童1(熊本藩の悪童) 煌羽 レオ
福姫(大名家の姫) 杏野 このみ
ゆり(夜鷹) 杏野 このみ
奥平玄二郎(三日月藩家臣) 悠斗 イリヤ
滝(三日月藩の民、晴興の友) 愛 すみれ
清(三日月藩の民、晴興の友) 星乃 あんり
鍋島直実(佐賀藩藩主) 桜路 薫
悪童2(熊本藩の悪童) 桜路 薫
細川慶勝(熊本藩藩主、晴興のライバル) 月城 かなと
染一(三日月藩の民、晴興の友) 天月 翼
悪童3(熊本藩の悪童) 天月 翼
雷太(三日月藩の子供) 花瑛 ちほ
寧姫(大名家の姫) 白峰 ゆり
悪童4(熊本藩の悪童) 和城 るな
立ち売り 妃桜 ほのり
瓜田彦三郎(三日月藩家臣) 橘 幸
澪(三日月藩の民、晴興の友) 妃華 ゆきの
永二(三日月藩の民、晴興の友) 真地 佑果
かのこ(夜鷹) 蒼井 美樹
汐太<青年>(泉の弟) 永久輝 せあ
嘉姫(大名家の姫) 沙羅 アンナ
藤堂高親(津藩藩主) 叶 ゆうり
涼(三日月藩の民、晴興の友) 有沙 瞳
稲次勘四郎(三日月藩家臣) 真條 まから
凛(三日月藩の子供) 星南 のぞみ
悪童6(熊本藩の悪童) 陽向 春輝
悪童5(熊本藩の悪童) 諏訪 さき
汐太<幼年>(泉の弟) 月華 雪乃
浪(三日月藩の民、晴興の友) 彩 みちる


時は江戸中期、徳川吉宗の治世。とある藩で起きた叛乱を背景に、藩主の子息、天野晴興(あまのはるおき)と身分なき娘、泉(せん)の恋を、烈しく哀切に描きだす。
江戸から遠く離れた九州の緑深き里、山々に囲まれた三日月藩の小さな空を見上げ、天文学に夢中になる少年晴興(幼名 紀之介(きのすけ))は、里の娘、泉やその幼馴染の源太と一緒に星観(ほしみ)の櫓(やぐら)を組みあげて、星探しに明け暮れる日々。晴興は、二人と身分を超えて友情を育むが、少年時代が終わりを告げるころ、別れは突然訪れる。遠い江戸で将軍吉宗に伺候することになった晴興。晴興を思い続ける泉と、泉に心寄せる源太。彼らには思うままにならぬ運命が待ち受けていた。大人になった三人の関係は、巡る星々のもと、目に見えぬ力によって変貌させられて……。
江戸での晴興の躍進は、はからずも三日月の領民らの困窮を招いてゆく。ついに起きた叛乱の中で、晴興と泉、源太の愛は、哀しく鮮烈な軌跡を描いて、破局へと向かい始める。
この公演は、演出家・上田久美子の宝塚大劇場デビュー作となります。



楽しみにしていた雪組公演、行ってきました。
かなり前にチケット入手していたので、正直、エリザロスの今、観劇を楽しめるか心配だったのですが、不思議なもので、けだるかった心身が、当日になったら、シャキっとしていました。

「星逢一夜」は、既に大劇場で観劇された方の感想をネットでちらちら見ていたのですが、その評判に違わぬ素晴らしい作品でした。
ポスターだけでも、物語の美しさを感じていたのですが、その世界観が、そのまま舞台上で繰り広げられており、これまで以上に宝塚歌劇の底力を感じました。

ストーリーの矛盾や違和感をほとんど感じないで、一篇の小説を読んだような感覚にとらわれたのは、宝塚観劇以来、初めてのことかもしれません。

上田久美子先生、この方のお名前を深く心に刻み付けました。

そして、上田先生の目指す高みに限りなく近づいた舞台を作り上げた、早霧せいなさん、咲妃みゆさん、望海風斗さんをはじめ、雪組の皆さんに敬意を表します。
もちろん、専科の英真なおきさんの演技も秀逸でした。
これまでの英真さんは、どの役も同じように感じていたのですが、それは私の誤りでした。
今回の日本物での徳川吉宗の演技、非常に重厚で、存在感のあるものでした。

事前の情報で、泣くかな?と思いましたが、辛うじて涙はこらえました。
ところどころ、胸が苦しくなり、目頭を熱くしましたが、物語の結末を見届けようという気持ちのほうが勝ったためかと思われます。

詳細な感想はネタバレになるので、もう少し観劇してから書きたいと思います。

今日は、簡単にキャスト感想を。

天野晴興[紀之介](三日月藩藩主の次男):早霧 せいな

やせすぎです><
登場した時から、透き通るような美しさで魅了してくれますが、子ども役の時と、出世して髷を結った時に、頬がこけていて、痛々しいのです。
かっこいいのですが、もう少しふっくらしていてもいいかなあと。
もともと、痩せていましたが、トップになると更に痩せてしまうのでしょうね。
迫真の演技に、こちらも消耗します。
早霧さんの日本もの、こんなにも麗しいのですから、もっと観たいという気持ちと、洋風コスプレも似合うのだから、海外の歴史ものも演じてほしいという気持ちが交互に押し寄せます。
ラブシーンは、それほどないのですが、素敵すぎて、切り取って飾っておきたいぐらいですw

泉(三日月藩の娘):咲妃 みゆ
若いし、童顔だから、当たり前かもしれませんが、子ども役が、すごーくかわいいです。
でも、ちゃんと、嫁入り後の落ち着いた雰囲気も出せていて、やっぱり、宝塚の北島マヤです。

こんなこと思うのは、私だけかもしれませんが、
咲妃さんの持ち味とは違うかもしれませんが、
咲妃さんのスタイルはいいのか、わかりませんが、
咲妃みゆさんにエリザベート演じてほしいと心から思いました。
子ども時代のかわいさは、シシィの無邪気さに通じます。
そして、恋する乙女の姿は、フランツとのデュエットシーンに重なります。
そして、苦悩する姿は、晩年のシシィに。
雪組で「エリザベート」が上演されることは、たぶんないでしょうが、咲妃さんが、どんなふうにシシィを演じるか、非常に興味があります。

源太(泉の幼なじみであり、晴興の親友):望海 風斗
望海さんは、大人っぽいイメージがありましたが、意外にも、子ども役も似合っていてびっくり。
そして、源太という役柄が、ほんといい人で、何度も、涙をこらえました。
おそらく、観客は、源太に感情移入しやすいでしょうね。
望海さんは、男っぽいのに、ごつさよりも美しさが勝る顔立ちですね。
アルカポネのような悪役から源太のようないい役まで、幅広く演じられるところがすごいと思いました。

詳しくはまた次回に語りたいと思います。

それから、ショーですが、幕に英語ではなくて、カタカナで、「ラ エスメラルダ」って書いてあって、ラだけが浮いていて、ラーメンのラみたいに見えて、可笑しかったです。

とにかく、激しいというか、ひっきりなしに、人が出てきて歌って踊っての繰り返しで、誰が出てきたのか確かめているうちに、流れていってしまうようなせわしないショーでした。
そんな中でも、月城さん、永久輝さん、真那さん、久城さんを必死で探し当てましたw

私のような素人には、前のショー(評判の悪かったファンシーガイ)のほうが、まったりしていて相性がいいみたいです><

繰り返し観れば、よさがわかるかもしれませんが、とにかく目が疲れました。

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