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偏愛的独白

『エリザベート』本公演20回目【千秋楽】その3

マイベストキャストは、既に書いたけど、今回は、Wキャストのどちらを選んでも充実していたという珍しいケースだったと思います。
(注:蘭乃さんのぞく)

カテコの様子を語りつつ、感想を続けます。
(皆さん、一様にスタッフ、オケ、キャスト、小池先生、観客の皆さんに感謝を述べていてますので、その記述は割愛してます。)

カテコの仕切りは、松也さん。
松也さん、仕切りうまいですね。
アドリブもうまいから、こういうの、得意なんでしょうね。
頭の回転が早い感じがしました。

ルキーニ役に憧れていたのですね。
「稽古場の時は、余裕かもしれないと思った」と笑いをとりつつ、実際帝劇に来たら魔物がいて、連日ミスばかりでと反省の弁。
「明日から早速カブキます。エリザベート観た方、歌舞伎もよろしくお願いします。」と。

マダム・ヴォルフにキスされて、棒立ちになってすみませんって言ってました。

そのマダム・ヴォルフの未来さん、満面の笑みでした。
「ほんとうに100公演、無事にできてよかったー!」と。
未来さんは、ルドヴィカとミルクもありますし、シングルキャストだったので、毎日大変だったと思います。
「今日は濃厚にチューもできましたし、思い残すこともありません」って。

未来さんの挨拶、きっちりしていて、気持ちいい。
未来さん、万能選手ですよね。
細やかな演技が好きです。
例えば、お見合いのシーンの「夫の代わりにシシィを連れてきたの」のところ、ゾフィーに話しかけながらも、振り返って、シシィがいないので慌てる感じとか。
結婚式のあとで、マックスをうながして帰るところとか。
マダム・ヴォルフに関してはもう少し艶っぽさが欲しかったけど、迫力はありました。

次に古川くん。
もう、目が真っ赤じゃないの><

前回の古川ルドも大好きで、そのためだけに帝劇に通ったし、写真集も買って、サインと握手もしてもらった。
今回、あとから配役発表されて、うれしかったけど、でも、自分でも、こんなに古川くんのこと、好きだったっけ?と思うくらいハマった。
体調がつらくて、チケット手放そうと思ったときも、ルドルフ役が古川くんだから、手放せなかった。

「連日、お客様に足を運んでいただきまして、チケットない状態でした」と。
ここでなぜか会場から笑い。

「果たしてこんなうれしいことがあるんでしょうか」と。またしても笑い。あたたかい笑いでしたね。

「本当にありがとうございました」と言って、最後、右手を高く挙げてました。

松也さんに「なんか怒ってる?」って突っ込まれて「いえ、喜びのほうです」って答えてました。

古川くん、涙こらえていたのかな?って思いました。
だから、すごく大きな声で、はきはきしゃべっていたんじゃないかな。

前回の古川ルドも好きだけど、今回、城田トートと井上トートを相手に闇広をやって、古川くんの魅力が更に開花したように感じた。

いつも、シシィにすがりつくときの汗と涙と鼻水?の熱演がすごかった。(万里生くんと双璧w)
たぶん、私にとって、最高のルドルフだよ、古川雄大は。
これ以上のルドルフは、もう出会えないと思った。

続く子ルドの大内天くん。
かわいい~。
マイクがないので、最初は、松也さんが近づいてマイクを貸して、まだしゃべりたそうだったので、古川くんがかがんで、大内くんの口元に自分のマイクを寄せてあげていた。
このシーンが、ほんと微笑ましくてね。
古川くん、うなづきながら、マイク貸していた。

松也さんいわく、「僕にもこんなころ、あったんです」。

今回の子ルドは、3人ともよかったですね。
それぞれ、特徴があって、ハズレということがなかった。

続いて、香寿ゾフィー。
香寿さんのしゃべり方は、妙に控えめでかわいい。
この人も、頭のいい人なんだろうなあと思う。
香寿さんは、初演(宝塚・ルドルフ役)から携わったのですね。
その作品の成長と人気を喜んでいました。
「厳しい役をやることがなくて、やっていけるか不安だったけど、だんだん、嫁をいじめるのが快感になって・・・」と言ってました。

私は、歌がうまいということだけにこだわるタイプではありませんが、恐らく、今回のエリザでは、歌がうまい3人を選べと言われたら、井上くん、香寿さん、佐藤さんを選ぶでしょう。
もちろん、ほかの方も上手なんですけどね。
香寿さんが、苦手な音域ってないんじゃないかな~。
いつも正しい旋律を聞かせてくれます。
ゾフィーの品位や威厳も、しっかりと演じ切り、素晴らしかったです。
好みとしては、剣ゾフィーのほうが好きなんですけど、香寿ゾフィーのほうが安定してました。

続いて、佐藤フランツ。
大学生のときに憧れていた小池先生の舞台に立ててうれしいと言ってました。
佐藤さんの声、歌もいいけど、しゃべる声も素敵。
感謝の気持ちを生声で、心の底から出したいと言って、マイクの音切ってもらい、
「みなさーん、ありがとうございまーす!」と叫んでました。
観客も拍手喝采。

「すばらしい。よくわかんないけど」って松也さんの突っ込み(笑)。

フランツ役は、万里生くんが好きだけど、佐藤さんも非常によかった。
皇帝のロイヤル感よりも、人柄のよさがにじみ出ていました。
シシィを見つめるときの笑みが、心からうれしそうで。
それだけに、ちょっとKYな感じ。世間を知らないお坊ちゃま的なところを感じて、イライラするフランツでした。
演技は、まだまだこれからだと思うけど、「タイタニック」のときよりは、うまくなっていたし、帝劇という大きな舞台で、二度目のミュージカルで、これだけのものを見せてくれたのはすごいと思います。
実際の年齢よりも年上に見えるので、レミゼのバルジャンを演じてほしい。

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