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偏愛的独白

宝塚歌劇月組『『1789 -バスティーユの恋人たち-』2回目その1

『エリザベート』の隙間をぬっての二回目の観劇は、7月中旬、座席は、2列下手ブロックでした。

日替わりは、
オランプ・デュ・ピュジェが、海乃 美月さん。
ソレーヌ・マズリエが、 晴音 アキさんです。

オランプ役ですが、最初に観たのが早乙女わかばさんなので、そちらの印象が強く、海乃さんが非常に地味に思えました。

今回は、改めて群舞がいいなあと思いました。
東宝のサイトで見られるフランス版のPVの迫力とは違うのですが、女性だけでもかなりのパワーを感じ、胸が熱くなりました。
これまでの宝塚だと、美しい群舞は多かったと思うのですが、泥臭さがなく、こじんまりとまとまってると感じることもありました。
今回は、ここまでできるのかあと感動しました。
そして、やはり、この演目は、月組で上演されるのが、最適だったのでしょうね。
素人の私のイメージですが、龍さんというトップがいて、ロナンにぴったり。
ほかの皆さんも実力はあるが、群像劇を演じるのに悪目立ちせず、群舞が生きる。
アントワネットを演じられる娘役トップの愛希さん。

現実味はないけれど、宝塚で『レミゼ』もできるじゃん!と思ったのは今回が初めて。
むしろ、個人的に消化不良の2015年レミゼより、月組の「1789」のほうが、私の心を揺さぶったのである。

それから、前回、フェルゼン役の暁千星さんにオーラが感じられないと書いてしまいましたが、今回は、ちょっと違いました。
フェルゼン役としては物足りないのですが、フィナーレでのダンスを観た時に、衝撃が走りました。
非常に目立つ位置にいまして、踊る姿が華やかでびっくり。
目が離せなくなりました。
確か、龍さんの隣だったと思います。反対側は、珠城りょうさんでした。

有村淳さんの衣装はどれも素敵なのですが、フィナーレの黒地に白いラインの衣装は、私の好みじゃありませんでした。

曲は、どれも印象的で、たぶん、一度聴いたら忘れられないフレーズを持つ曲が2曲は、ありますね。

ボディパーカッションのシーンは、かっこいいし、鳥肌立ちますよ。
最初に、ロベスピエール役の珠城りょうさんが先導するのですが、男らしいです。
珠城りょうさん、素顔がとても美人なので、その顔立ちを生かす役柄をやってほしいなあと思ってます。

あと、シャルロット役の紫乃 小雪さんが妙にかわいくて、気になりました。

以下、プログラムに載っている楽曲と大まかな流れ。

第一幕
♪プロローグ

♪肌に刻み込まれたもの

♪叫ぶ声

税金を払えないロナンの父親を投獄し父を奪おうとするペイロール伯爵。
抗議したロナンは銃殺されそうになり、ロナンの父親は、ロナンをかばって死にます。
圧政に苦しむ庶民の心情が伝わる切ないナンバー。

♪デムーランの演説
パリに出たロナンは、飢えと疲れで倒れてしまうが、デムーランたちに助けられる。

♪全てをかけて
耳に残るナンバーのひとつ。
ヴェルサイユ宮殿。
アントワネットが中心で歌う。
登場時のドレスもすごい。サーカスのようなカーテンのような(^^;。

この歌を歌うアントワネットのイメージは、割とお茶目な感じ。

このとき、新しいギロチンの模型をもって、現れるのはルイ16世。

♪パレ・ロワイヤル
ダントンとデムーラン、ロナン中心に歌う。
龍さんって、少年と青年の間のような独特の雰囲気がある。
いつか世界を変えるんだという希望に燃える歌。

♪夜のプリンセス
大家に追い出されたロナンは、パレ・ロワイヤルで夜を明かすことに。
ダントンの新しい彼女は、商売女だと言う。
なんと、ロナンの妹のソレーヌだった。
置き去りにされたソレーヌは、パリに出て娼婦になるしかなかったのだ。
ここでは、ダントン役の沙央さんが、面白い。

♪許されぬ愛
オランプの手引きで、パレ・ロワイヤルでフェルゼンと密会するアントワネット。
愛希さんの熱唱が素敵。
最後は、フェルゼンとのデュエット。

二人の諍いで、寝ていたロナンが目覚め、フェルゼンと小競り合いに。
密会を隠したいオランプは、駆けつけたアルトワ伯爵の部下たちに、ロナンに鞄を奪われそうになったと嘘をついてしまう。
ロナン投獄><

♪耐えてみせる
ロナンは、バスティーユで、父の敵のペイロールに再会し、拷問される。

一方、オランプは、ロナンを助けるために、バスティーユ監獄の守備をしている父親に協力を頼む。

♪バスティーユの廊下

♪二度と消せない
無事、脱出したロナンとオランプ。
自分が見た密会は、王妃とフェルゼンじゃないかと疑うロナン。
目撃したことを忘れるように言うオランプ。

言い合いしてるうちに・・・キスしてた(≧▽≦)。
「助けてくれたお礼だ」とか言う龍さんが、素敵すぎました。

恋する心情を歌う龍ロナンのソロが、熱い。

♪三部会

♪自由と平等
貴族たちが、勉強に励んでいたころ、自分たちは飢えていたと言うロナン。
同情してるだけなんだと。
ロナンの気持ちもわからないではないが、すれ違いが悲しい。

そこへ秘密警察の手入れが入り、ロナンは、地下水道へ逃げる。そして、シャルロットから王太子の死で落ち込んでいるオランプに会ってほしいと頼まれる。

♪王太子の死
王太子の死を嘆き、自分を責めるアントワネット。
オランプも自分を責めていた。

♪この愛の先に
オランプを慰めるロナン。
そして、愛を告白する。
が、王政を憎むロナンと王妃に仕えるオランプは、結ばれる道はないとオランプは、ロナンに別れを告げる。

ここは、ちょっとロミジュリ的な悲恋です;;

♪声なき言葉

平民議員の議会への立ち入りが禁止され、デムーランたちは、会議場の門を開けさせようとヴェルサイユへ向かう。
それを聞いたロナンは、彼らのあとを追う。

心に響く歌です。
レミゼのマリウスが革命参加を決意するところをふと思い出しました。

(つづく)

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