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偏愛的独白

ミュージカル「マリー・アントワネット」3回目

消耗しつつも、3回目です。

初めての笹本玲奈さんのマリーです。

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玲奈ちゃんを初めて観たのはレミゼのエポニーヌだったかしら。
それから、ミーマイとかウーマン・イン・ホワイト、プライドなどは観たけれど、帝劇主役は初めてですよね。
おめでとうございます!

私はもっと帝劇に出てほしかったけれど、まあ、いろいろプライベートもあって(^^;、やってほしいお役はいつしか配役されず。
ホリプロの若手筆頭実力派ミュージカル女優としてもっと活躍してもいいのにと思っていました。

このたび、結婚出産を経て、華々しく帝劇0番デビューとなりました。

玲奈ちゃんのお母様が宝塚OGなんですよね。
玲奈ちゃん自身も、印象の薄い顔立ちで、メイク映えするので、宝塚の娘役っぽいなあと思っていました。
そして、初演ではマルグリット役でしたが、今回の再演では、マリー・アントワネットです。

製作発表の映像では、あまりピンとこなかったのですが、舞台に登場した玲奈マリー、かわいらしくて、ひとめ惚れ気分になりました。
あどけない笑顔、世間知らずの無垢な微笑み。
私がかつて、夢中になった少女漫画の中の少女がそこにはいました。

玲奈マリーと古川フェルセンとの相性もいいですね。
悲しい物語の中にも、その二人のシーンは、夢の中の世界のような美しい景色がありました。

前にも書いたと思いますけど、古川くんって、顔がきれいなんだけど、相手の女優さんの魅力も引き出します。
花總マリーとも玲奈マリーとも、合うんですよね。

花總さんが完璧なマリーだとすると、玲奈ちゃんは、まだ進化中という気がしました。
歌も、花總さんのほうが安定していて、玲奈ちゃんは、少し苦しそうに見えるときも。上手なんですけどね。

それでも、私は、玲奈マリーに惚れてしまいました。

玲奈ちゃんのシシィ、観たくなりました。(しばらくは無理かもしれませんね・・・。)

今回の座席は前方でしたが、上手端っこでして、フェルセン的には、下手側がいいのに!と思ったのですが、
実際に座ってみると、下手側で芝居をすると、上手側の私のほうに顔が向くんですよね(笑)。

なので、こちらに向かってセリフを言われているような気がして、ドキドキしました(笑)。

古川フェルセンが、白い衣装で、バルコニーに立つシーン。
舞台中央には玲奈マリーがいるのですが、どうしても、ロミジュリを思い出してしまいます。
古川ロミオと玲奈ジュリエットもいいなあと妄想。

そういえば、3回目にして気づいたことがいくつか。

ランバル公爵夫人が殺され、民衆が衣装を掲げて更新しているとき、窓からマリーが見ているのに、初めて気づきました。

お話に夢中になっていると、細かい動きを見逃してしまいます。

マルグリットの「100万のキャンドル」のとき、昆さんが素晴らしすぎて、昆さんしか観てなかったのですが、
舞台上手では、オルレアン公と貴族たちがお芝居を続けているんですよね。

それから、ベルサイユ行進をマルグリットが呼びかけるとき。
女たちは洗濯していて、男たちは釣りをしていたりするのですが、行進のときは、お金をもらって、男性が女装して行進に参加しているんです。
目の前で、男性アンサンブルがスカートをはいていて、初めて気づいたのです。
ロアン大司教の中山さんも、ちゃんと女装していてついチェックしてしまいました。
中山さんは、お鬚スタイルのときもあります。

そういえば、マリーを誹謗中傷するビラを配るときに、客席を通るのですが、ぼーっとしていたら、ビラをもらいました。
もらえると思っていなかったので、びっくりして、どなたかわからず。
男性でしたが。

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ビラもらって、ニコニコしてたら、通路を通るアンサンブルさんが次々と語ってくれました。

とにかく端っこなので、坂元さんが登場するときも、すぐにわかりますし、真ん中が見えづらくても、楽しめました。

一幕が退屈に感じる人は、アンサンブルチェックをすると楽しいかも。


夜の舞踏会のときの白い衣装を着た玲奈マリーと古川フェルセンも素敵でした。

「もし王妃でなければ」と歌う玲奈マリー、続いて、歌う昆マルグリットの声にはっとします。
マルグリットは、王妃に扮装して、オルレアン公と踊っているのです。
玲奈マリーと昆マルグリットの声が似ているのです。
そして、昆マルグリットの声が、更に透明度が増しているのです。

このときの歌は、何かのメロディに似ているのですが、思い出せません。

演出のロバート・ヨハンソンさんは、韓国で「マタ・ハリ」や「笑い男」も演出された方なんですね。

今回の振付、変わっているなあと思っていましたが、ジェイミー・マクダニエルさんという振付師でした。
有名な方のようです。

エピローグは、マルグリットのセリフのあとで、処刑された者も含めて、全員が登場して歌い上げます。
フィナーレという感じなのですが、歌詞をよく聞くと、唐突過ぎるなあと思いました。
いきなり最後にまとめようとしている感じです。
初演のラストがどんなふうだったのか、気になります。

ミュージカル「マリー・アントワネット」2回目

2回目の観劇日は、入口でピンク色の手ぬぐいをいただきました。

万里生くんのフェルセンと佐藤さんのルイ16世も観たかったので、このキャストです。

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マリーとマルグリットそして子役ちゃんは、前回と同じです。

2階席で観たので、前回見えなかったものがよく見えましたし、舞台装置などの全体像もよくわかりました。
照明がとてもきれいでした。

古川フェルセンが私の理想のフェルセンそのものだったので、万里生くんはどうだろう?と思っていましたが、万里生フェルセンも、素晴らしかった!!!

今回のWキャスト、すごくいいですね。
どちらもおすすめです。

私みたいに、ベルばらの漫画っぽい宝塚っぽいフェルセンなら、古川くん。
史実もよく研究していて、最高に歌うまを求めるなら万里生くん。

万里生くんは、まさにクラシックという感じ。

そして、ルイ16世の佐藤さんも、クラシックで、ダブルクラシックな組み合わせで、うっとり。
うっかりすると、心地よい眠りに引き込まれそうな一幕でしたw

2回目なので、内容がわかる分、やや一幕が長く感じられました。
で、ちょっとだけ眠気が。

それと、一幕の終わりが、わかりにくかったんですよね。
群衆が歌い上げて、じゃーんとなって終わりかと思ったら、まだ先がありました。

私のざっくりした印象なんですが、古川くんは優しくて貴族的なフェルセン。
万里生くんは、毅然としていて軍人的なフェルセン。

古川くんの包み込むようなフェルセンも、万里生くんのきびきびしたリーダーシップを感じさせるフェルセンも、どちらもしっくりきました。

できれば、どちらも観ていただきたい!

そして、ルイ16世ですが、佐藤さんは、フランツよりも、こちらのほうが雰囲気が出ていて好きだなあ。
鷹揚な中にも知性を感じさせるルイでした。

花總マリーは、文句のつけようもない完成形ですね。好みはあれど。
どちらかといえば、和風な顔立ちだと思うんですけど、なぜか、マリーにぴったりなんですよね。
ストイックな方だから、歌に関しては、常にトレーニングしているのでしょうね。

子供と引き離されるときの悲痛な叫びがつらすぎて、涙が出てきます。
そして、フェルセンとの別れも。

白髪になってしまっていて、フェルセンに見ないでって言うんですよ。
それをそっと抱きしめるフェルセン。
もう涙があふれてしかたありません。

マリーにも、マルグリットにも、真実があって、人間的な気持ちがあって、それぞれに共感できる部分とできない部分があります。

敢えて、観る側に(全面的に)寄せなかったところがリアルでよいのでしょうね。

この作品はおすすめなんですけど、ミュージカル好きじゃないと、勧めづらいです。
楽曲がいいので、帝劇のミュージカルファンならおすすめしますが、中身が暗くてつらいので、体力を消耗するんですよ。
しばらく前に、ミュージカルを観るとダイエットになるみたいな記事がありましたけど、ほんと、食欲が失せますよ。
まあ、すぐ回復しますがw

好きなシーンも多いのですが、つらいシーンのことを思うと、帝劇へ行くのが少し憂鬱になります。
そして観ている間も、うわわーん;;ってなるし、観終えて、どよーんとなります。

カテコを終えて、ロビーに出ても、まだ涙が乾かなくて、困ります。

でも、やはり、心に残るものがあるお芝居です。
楽曲が気に入ったので、CDが欲しいと思いましたが、初演とは違うらしいので、初演CDは購入していません。

帝劇にカメラが入ったという情報もあったので、もしやDVDが出るのかという期待もあります。
DVDが出たら、どのバージョンでも買いたいと思います。

リーヴァイさんの作品の中では、「レディ・ベス」よりも、こちらのほうが好きです。
ベスは、体力消耗はしませんが、ストーリーが退屈なので、苦しいけれど目が離せないMAのほうが好みです。

初見では、あまりチェックできなかった彩乃かなみさんを今回は目で追っていました。
控えめな優しいランバル公爵夫人。
実際も、とてもよい人だったのですね。

そんな方が、あんな絶望的な殺され方をしてしまうなんて、歴史は残酷です。

ボロボロになったドレスを掲げて、群衆が意気揚々と行進するのです。

そして、ランバルに扮した女の首が首切り役人に扮した男によって切り落とされる振りをするシーンが恐ろしいです。

初演は、どんな演出だったのか気になります。
今回の演出は、韓国版なんですよね。

トラウマになるほどの憎しみのシーンは、「二都物語」を思い出しました。

マルグリットの憎しみの感情は、恐ろしいほどなんだけど、それは本当に正義の心からなんですよね。
だから、裁判のときにマリーに対して誹謗中傷がなされたときに、マリーをかばう。

マルグリットは架空の人物だけど、彼女の未来は、明るいのだろうかと心配してしまいます。

舞台上では、エベールとオルレアン公の罪を告発し、彼らを断頭台に送ります。
そこは、ちょっとだけ溜飲が下がりますが、それで、彼女は満足したのでしょうか。

昆マルグリットは、絶好調でした。
昆さんが演じると、このような役でも、どこか悲しみを感じさせ、憎み切れないところがあります。
それが彼女の魅力でしょう。

マリーは、断頭台の露と消えたけれど、ルイ・シャルルの最期を知らずに死ねたことだけが救いかもしれませんね。

花總マリーと昆マルグリットが対決する「憎しみの瞳」の迫力がすごいです。
二人とも一歩も引かない。

マリーが父親から教えてもらった歌「流れ星のかなた」という歌が、とてもいい歌なんですよ。

小さいお子様がいらしたら、今夜から、子守歌として歌ってほしいくらいです。

楽曲は全部いいので、いずれまた書きたいと思います。


ミュージカル「生きる」

2018年10月8日~28日
TBS赤坂ACTシアター

作曲・編曲:ジェイソン・ハウランド
演出:宮本亜門
脚本・歌詞:高橋知伽江


出演
渡辺勘治:鹿賀丈史 市村正親(ダブルキャスト)

渡辺光男:市原隼人

小説家:新納慎也(鹿賀出演回)小西遼生(市村出演回)

渡辺一枝:May’n(鹿賀出演回)唯月ふうか(市村出演回)

小田切とよ:唯月ふうか(鹿賀出演回)May’n(市村出演回)

助役:山西 惇

川口竜也 佐藤 誓 重田千穂子
治田 敦 松原剛志 上野聖太 高原紳輔 俵 和也 原 慎一郎 森山大輔 安福 毅
飯野めぐみ あべこ 彩橋みゆ 五十嵐可絵 可知寛子 河合篤子 森 加織 森実友紀

S席13000円
A席9000円
B席4000円

上演時間:一幕60分休憩20分二幕55分

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黒澤明没後20年記念作品。

1952年10月9日公開
黒澤明 監督作品「生きる」
脚本 黒澤明 橋本 忍 小國英雄
第4回ベルリン国際映画祭
市政府特別賞受賞


映画は未見です。

Wキャストなので、それぞれ一回ずつ観劇。
どちらも2階席。

2時間15分というコンパクトな時間のミュージカルでしたが、そんなにも短いのに、長く感じてしまいました。

当初、前売りはあまり売れている感じがなく、特典が次々と出されました。
私が行ったときも、NHKの朝のニュースで取り上げたあとでしたが、すぐには盛り上がらなかったようで、2階は空席が多かったです。

入場してすぐに、インフォメーションが設けられていて、驚きました。
初めての方を案内するということでしょうか?

そして、近くに宮本亜門さんもいました。

関係者の挨拶があちこちで見受けられ、このミュージカルを日本から世界へ発信していこうというホリプロさんの意気込みが感じられました。

トイレはすいていて、近所の人同士が来たみたいな団体さんが。
そして、やたら年配の方が多くて、招待客だったのかな?
そういうキャンペーン、やっていたのかしら?

Wキャスト観劇コンプリート特別特典というのがありまして、市村さん、鹿賀さんが歌うソロナンバー2曲をレコーディングしたCDと二人が過去出演した舞台の中から選べる、お宝舞台写真をもらうことができました。

プレビュー公演を観た方の感想がどれも絶賛だったので、期待も高まっていたのですが・・・。

実際に、チケットもだんだん売れ始めて、当日券も完売し、立ち見が出るほどの盛り上がりを見せています。
リピーターも増えたものの、既にチケットが手に入らない回もあったようです。

その巷の盛り上がりをしり目に、わたくしは、乗り切れずに終わってしまいました。
残念なのですが、一応感想だけ書いておきます。
ただし、テンション低いので、そのへんを寛恕できる方のみお読みくださいませ。

決して、作品自体が悪いのではなく、私が受け止められなかったのだと思います。
ぐぐってみても、否定的な感想を見つけられないんですもの。

何が自分的にダメだったのかなあ。
もともとは、小西くんが観たくて行くことにしたけど、Wキャストの新納さんも好きだから、両方観ようと思ったんですよね。

宮本亜門さんが苦手だからかもしれないと思いましたが、それも違う気がする。

強いて言えば、楽曲が耳に残らなかったのと、ストーリーが合わなかったせいかと思います。

いい曲だなあと思ったら、「ゴンドラの唄」だったし。

出演者は、皆よかったですよ。

でも、古い話、昭和の話といっても、どうしても、自分寄りに現代の感覚で解釈してしまうわけです。
いい場面もあったけれど、涙が出たりはしなかったんです。
一番好きなシーンは、小説家が活躍するところかも。
料亭での密談の写真をとらせて、公園建設を認めさせるとこ。
あれは、すっきりしたわ。

「生きる」ということの対極には、死があって、死について考えるには、私には相性が悪いストーリーだったのかと。

今月は、「タイタニック」にしても、「マリー・アントワネット」にしても、史実に基いた物語の中で、生と死を考える作品です。

「生きる」は、それとは違う形で死を扱っていて、ファンタジックとはまではいかないけれど、何となく私には遠い話に思えてしまいました。

宮本亜門さんも、テレビのインタビューで、91歳のお父様が病気になりながらも一生懸命生きていく姿を重ねながら演出したと答えていました。

同じように、私も、亡くなった父のことを思って、この作品を観ました。
自分の体験を重ね合わせることに成功した人は感動できたかもしれませんね。

昔は、癌の告知はしなくて、本人には、ごまかして伝えるじゃないですか。
それを病院の待合室で聞いた勘治が、まさに癌患者に言うようなことを先生に言われたとき、客席から笑いが起きました。
笑っていいシーンなのでしょうが、私には笑えなくて。

勘治が本当のことを息子に言えない気持ちもわかりますし、息子も勘治のことをわかっていませんでした。

でも、それでも、勘治が頑なに言わないのは、やるせなくて、納得できなくて。
死んでから、小説家に公園に連れていかれて、父親の本当の気持ちを知らされてもなあ。

息子も、そのお嫁さんも、勝手なところもあるけれど、話し合おうという気持ちはあったと思うんですけど、
何も言わないから、とよのことも誤解して暴言吐くし。

終始、イライラしてしまいました。

楽曲に関しては、2回聞いただけなので、いい曲があるかとも思います。CDも出るそうで。

キャストに関しては、どちらもいいです。
好みはあるけれど。

市村さんは、かなり抑え気味の演技で、小市民的な感じが出ていました。
歌も切ない。
市村さん自身も胃がんを克服されて、思うところがあったでしょうね。

鹿賀さんは、冴えないながらも、一筋縄ではいかない頑固さを感じましたが、消えていく灯のようなわびしさがにじみ出ていて、抱きしめたくなりました。
勝手なところはムカついたんですけどねw
このところ、舞台ではお元気そうに見えない鹿賀さんにリアルを感じたのもあります。

小説家は、最初に小西バージョンを観るつもりが、登場したのが、新納さんでびっくり!
キャストスケジュール、間違えていたようです。

でも、狂言回し的な新納さん、すごくうまいんですよね。
登場人物の中で、一番魅力的に見えたので、小西くんの小説家を観たあとでも、新納さんのほうが私の好みでした。
小西くんも、着物姿が美しいし、歌もよかったのですが。

クレジットでは、息子役の市原さんのほうが先ですが、出番は小説家のほうが多くて、目立ちました。
市原さんは、テレビドラマで、割と好きな役者さん。

今回は、思いのほか、目立たない役。
だけど、それが正解なんでしょうね。

収穫は、May’nさん。
全く知らない方だし、写真だと野暮ったい感じがしていたのですが、すごくよかったんです。
一枝のときは、主婦らしく、とよのときはかわいく。
化ける方ですね。
歌も上手で、声もいいし、芝居心もある。
いい人材を見つけたなという印象。

ふうかさんは、かわいいけれど、こんなにアニメ声だったかなと思って、違和感あり。
どちらかといえば、とよ役のほうが合っていた。

山西惇さんは、演技はもちろんだけど、歌もいい。味がある。

川口さんが、貫禄の組長をしていた。
さすがの歌声だけど、出番少ないよね。
ノートルダムのフロロー役からこちらへ来たのね。

おばちゃん代表では、重田千穂子さんが圧倒的な存在感ね。

ほかにも、アンサンブルさんは大活躍で、治田さん、松原さん、高原さん、俵さん、原さん、森山さんはすぐにわかった。
飯野めぐみさんも出ていたことを後から知ったんだけど、何の役かわからなかった。

それにしても、映画は、当時のお役所仕事を痛烈に批判した作品でもあったわけだけど、60年以上たって、いろんなことが変わっていったのに、そこだけは変わらずに残っている悪習なのねとため息がでた。
もちろん、昔に比べたら、接客態度は格段によくなったし、頑張っている人もたくさんいるんですけど、ひどい人いるんですよね。(←実体験より)

そんなこんなで、一人取り残されたた感が強い観劇となりました。
2バージョンありますが、どちらかと言えば、鹿賀さん&新納さんのほうが好きです。

世界での成功、祈念しております。

ちなみに、日本発ミュージカル、もっとできたらいいなと思います。
できれば、楽曲も日本人で。
日本にもたくさん素晴らしい作曲家がいますよね!

ミュージカル「マリー・アントワネット」初見感想

リニューアル後の帝劇レポをする余裕もなく、すっかりMAにやられてしまった私です。

新しい帝劇のじゅうたんの毛足が長くてひっかかるというような話も聞いていましたが、
浮足立った私には関係なく(笑)。

初演のMAを知らないせいもあって、まっさらな気持ち観ることができました。
一部の楽曲については、クリエミューコンなどで聞いていましたが、舞台を知らないと印象も薄くて覚えていませんでした。

でも、さすがリーヴァイさんですね。
どの曲も、私のこころをがっつりとつかんではなさないのです。

また座席が前方席の下手端近くでして、ここが、フェルセンを観るのに最適なんですよ。

オープニングは、緞帳のMAのマークが燃え上がり、そこに恐ろしい呪詛のような歌声が響きます。
ホラーのような開幕にびびります。
よく聞くと、自由、平等などと歌っていますが、一瞬、「レベッカ」の恐怖を思い出しました。

しかしながら、すぐに、下手のバルコニー?に登場したのは、古川フェルセンじゃないですか!

うわあああああ。
近い近い近い。

でも、見上げる感じなので、実は遠いw

フェルセンのコスチュームがとても似合っています。
これまで、王子様的と言われつつも、こんなにも正当な王子様的な役柄があったでしょうか。

そして、なんとソロが長く続きます。
ずっと説明しています。

舞台中央では、マリーのシルエットが登場して、ストーリーが進んでいきます。

ついこの間まで、ここでヴォルフガングをしていた古川雄大が、今度はフェルセンになっている。
ヴォルフガングの面影を消したくなかったけど、フェルセンもかっこよくて、惚れ惚れしてしまう。

もともと、「ベルサイユのばら」が好きだし、フェルゼン(漫画ではこの表記)が好きなので、この配役は最高です。
それでも、初演のMAは、フェルセンの出番が少なかったそうで、今回の出番の多さに、初演を観た方は驚いていました。

幕間に、

「フェルセン、こんなに出番あった?
井上くんも、これくらい出てくれたらよかったのにw」
という会話が聞こえました。

優しく気品のある貴族にぴったりな古川くんのビジュアルもさることながら、声が大好きなので、甘く優しい声にもうっとり。

作品を敬遠してチケットをあまりとらなかったけれど、早くも後悔。

でも、いくら古川ファンの私でも、作品がつまらなかったら、観劇はつらいと思うけど、意外に面白かったんですよ。
初見だから、興味深く観たというのはあると思います。

原案となった遠藤周作の「王妃マリー・アントワネット」は未読です。
昔は結構好きで読んだんですけどね。
実家だったか叔父の家だったかにたくさん古い文庫があって。

『白い人・黄色い人』『海と毒薬』『おバカさん』『聖書のなかの女性たち』『結婚』『わたしが・棄てた・女』
『沈黙』『さらば、夏の光よ』『闇のよぶ声』『ピエロの歌』『彼の生き方』

このあたりは、タイトルに覚えがあります。
だんだん、キリスト教作家の作品が苦手になってしまい離れてしまいましたが、この舞台を観て、原作を読んでみたくなりました。

脱線しましたが、この作品を支えているのは、楽曲のすばらしさとともに出演者です。

花總マリーが、本当の王妃のようで、引き込まれました。
花總さんは、シシィやベスで観ましたが、今回の役が一番素敵だと思いました。
歌も、前よりうまくなっていると思います。
芝居も、よかったです。
わがままで勝手な王妃だったり、フェルセンに恋する乙女だったり、子供を愛する母親だったり、毅然と断頭台に向かう王妃だったり、いろんな形のマリーを演じ分けていました。

そして、王妃と対の存在、影の主役は、マルグリットです。
昆夏美さん!

昆さんって、歌がうまいとは思っていましたが、こんなにうまかったっけ?と思うほど、感動しました。


ジュリエットでデビューしたときから観ていて、一時は、役が限られるのではないかと心配した時もありました。
オフィーリアも何か物足りないし、評判のいいエポニーヌも私の一押しではなかったです。
でも、今回、マルグリットを観て、私が知らないうちに帝劇主役級の女優になったのだと思いました。
容姿も少女から大人の女性になりましたね。
子供っぽいと思っていたけれど、きれいになったと思います。

つらい歌でさえも、その歌声に聞き惚れてしまいます。
「100万のキャンドル」は絶品です。

そして、悪役を演じる吉原光夫さんもかっこいい(≧▽≦)。
二幕では、やはり下手で歌ったので、がん見しました。

コスチュームもので観るのは、初めてかしら?
バルジャンとは全然違うけど、豪快な歌いっぷりも気持ちがいい。

ルイ16世は、原田優一さん。

最初、チケットをとるときには、佐藤さんだけでいいかと思っていたのですが、日程的に原田さんになりました。
最近の原田さんは、お笑い担当的な役も多くて、かつてのアンジョルラス役が好きだったので、
ふっくらしたお姿に残念な思いもありました。

が、さすが、元ガブローシュ&マリウス&アンジョルラス!!!

そのまんま、ルイ16世でした。
不器用で愚鈍で優しい王。

自分で靴を履いて、左右がバラバラというシーンがあったのですが、その靴が私の席から見えなかったため、
穴の開いた靴でも履いてるのかと思いました(^^;。

舞台が、結構遠いんですよね。
舞台の奥で演技をすることが多くて、オケピのほかに更に奥行きがあり、演者が遠く見えました。

原田さんは、歌もとてもよかったし、演技もよくて、この組み合わせが好きになりました。

レオナールの駒田さん、ローズ・ベルタンの彩吹さんは、コンビで出てきます。
悲劇の中にも、少しほっとするシーンです。
奇抜なデザインのドレスは、どれもおかしくて、笑いが出てしまいました。

ジャック・エベールは坂元健児さん。
ああ、「1789」でのお茶目な役とは真逆の憎らしい役柄。
憎らしいと言っても、革命側からは英雄視されます。

歌もセリフも聞き取りやすくて、さすが元劇団四季ですね。

ランバル公爵夫人は彩乃かなみさん。
出番がないないと思っていたら、なんと、最初のパーティからいたのですね。
全然気づかなかった。
ソロも少しありますが、アンサンブルっぽい使い方で、もう少し出てほしいなあと思いました。
最後まで王妃の友人だった人で、虐殺されてしまうエピソードがこれまた怖くて怖くて。
史実ですし、群衆の憎しみを表すシーンですが、つらいです。

王妃の裁判などもつらいシーンなので、そういう意味では、リピートしづらい作品かもしれません。

王妃と子供たちの別れは、涙が出てきます。

彩乃さん、随分、絞った感じがします。
優しい公爵夫人の雰囲気が出ていました。これからも、活躍してほしいです。

ロアン大司教は、中山 昇さん、ロベスピエールは青山航士さんが演じています。

同じフランス革命でも、「1789」とは全く違う作品です。
歴史や事件をどちら側から描くかによって、全く違ったものになることがよくわかります。

杉山有大さんがダントンを演じていますが、杉山さんは、この作品を最後に引退されるそうです。
杉山アンジョが懐かしく思い出されます。
残念ですが、勇姿を目に焼き付けたいと思います。

そういえば、昆さんのエポニーヌっぽいシーンと、花總さんのシシィっぽいシーンがありました。

休憩時に、物販を見ていたら、「これ、これ、かっこいいわ。誰なの?」と古川フェルセンのファイルを指して話している人たち、発見!

帰り際にも、「かっこいいけど、名前知らないわ。なんていう人?」と話している人、発見!

MAを観る人でも、まだ古川雄大を知らない人が多いんだなと思いました。

すぐにでも、「それは、古川雄大くんですよ!」って教えたかったけど、勇気がなくて。


印象に残った楽曲は、「100万のキャンドル」「遠い稲妻」「もう許さない」かな。
ほかに、花總さんが、首飾り事件のときに叫びながら歌う「手ごわい蛇!」という歌詞も強烈でした。

全体的に、リーヴァイさんらしい旋律だなという印象。私好みです。

帰りに、リピーターチケットを購入。
特典の舞台写真をもらいました。

次は、万里生フェルセンを観ます。こちらも楽しみ。

ミュージカル「マリー・アントワネット」

2018年10月8日~11月25日
帝国劇場

脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ

演出:ロバート・ヨハンソン
遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」より

翻訳・訳詞:竜 真知子
音楽監督:甲斐正人
振付:ジェイミー・マクダニエル
歌唱指導:林 アキラ、やまぐちあきこ
美術:松井るみ
照明:高見和義
音響:山本浩一
衣裳:生澤美子
ヘアメイク:野沢幸雄、岡田智江(スタジオAD)
映像:奥 秀太郎
指揮:塩田明弘
オーケストラ:東宝ミュージック、ダット・ミュージック
音楽監督助手:中條純子、宇賀神典子
稽古ピアノ:國井雅美、石川花蓮
舞台監督:廣田 進
演出助手:末永陽一
制作助手:廣木由美
プロダクション・コーディネーター:小熊節子
プロデューサー:岡本義次、服部優希、田中利尚 

宣伝美術:服部浩臣
宣伝写真:平岩 享、田内峻平 

ウィッグ製作技術協力:アデランス

製作:東宝

出演:
マリー・アントワネット:花總まり/笹本玲奈(Wキャスト)
マルグリット・アルノー:ソニン/昆夏美(Wキャスト)
フェルセン伯爵:田代万里生/古川雄大(Wキャスト)
オルレアン公:吉原光夫
ルイ16世:佐藤隆紀/原田優一(Wキャスト)
レオナール:駒田一
ローズ・ベルタン:彩吹真央
ジャック・エベール:坂元健児
ランバル公爵夫人:彩乃かなみ

ロアン大司教:中山 昇
ギヨタン博士:松澤重雄
ロベスピエール:青山航士
ラ・モット夫人:真記子

荒田至法
石川 剛
榎本成志
小原和彦
川口大地
杉山有大
谷口浩久
中西勝之
山本大貴
横沢健司

天野朋子
石原絵理
今込 楓
岩﨑亜希子
首藤萌美
堤 梨菜
遠山さやか
原 広実
舩山智香子
山中美奈
吉田萌美

マリー・テレーズ役
叶 英奈
髙畠 美野
吉田 空

ルイ・シャルル役
陣 慶昭
寺崎 柚空
長堀 海琉

S席13,500円 / A席9,000円 / B席4,000円
上演時間:一幕80分 休憩25分 二幕75分

初演は観ていませんし、楽曲もあまり知らないので、それほど行く気はなかったのですが、
古川くんがフェルセン役を演じるというので、とりあえず行こうかなと思い、チケットとった次第です。


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久しぶりの帝劇です。
「ナイツテイル」を観られなかったので、リニューアル後初めてです。
早めに行ってチェックしようと思っていたら、開演時間を間違えていて、ギリギリになってしまいました。
そして、期待していなかったせいか、とても感動してしまい、椅子がふわふわしていたことしか覚えていません(^^;。
ふわふわしていますが、隣の人が動くと振動は伝わりますけどねw

キャストは、こちら。

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日比谷シャンテのコラボメニューでもらえるチケットファイルもゲット済みです。
フェルセンのメニューは、おいしいけど、いいお値段でした。

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「モーツァルト!」ですっかり散財してしまったので、この公演は、とりあえず観るだけという感じの手抜き具合でしたが、
ストーリーも楽曲も演者もすばらしくて、休憩時間には、いきなりグッズ売り場に直行。
あれこれと買ってしまいました。

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プログラム以外は買う予定はなかったのですが。
シークレットチャームは封をしたまま写っていますが、中身は、フェルセン、マルグリット、オルレアン、レオナール×2でした。
そのほか、B5ファイル6枚セット、、スマートフォンリング、古川くんグッズです。
売店のレジが、クレジットカード対応になっていたんですよ。
ようやく帝劇もクレジット可能になったんですね。
なので、つい気が大きくなって、いろいろ選んでしまいました。

内容については、別記事で。
(つづく)

ミュージカル「タイタニック」キャスト感想つづき

キャスト感想の続きです。

ブライド役の上口耕平くん。
彼の熱い演技が好きです。
歌も、観るたびにうまくなっていく気がします。
ダンスの人から、歌も歌える人に。

ライトーラー役は、小野田龍之介くん。
小野田ファンとしては、もう少し歌ってほしいのだけど。
貫禄ついているけど、一時よりはやや痩せた気もします。

ハートリー役は、木内健人くん。
「グランドホテル」の演技が思い出されます。
この役は、矢崎広くんが演じていました。
あのときの矢崎くんは雰囲気はあったけど、歌がかたかった。
木内くんは、優しくて心地よい歌声。

ベルボーイ役は、百名ヒロキさん。
この役も、矢崎くんが演じていましたが、今回は、別々の人に配役されたのですね。
私が観たときは、百名さんの歌が弱くて、残念な回でした。
セリフも伝わりにくくて、気になってしまい気がそがれました。
百名さんは、次々と舞台が決まっているようなのですが、うーん、何が売りなんでしょう?
後半に向けてよくなっているといいのですが。

フリート役は、吉田広大さん。
これは、入野自由さんが演じていて、とても印象深い歌があります。
吉田さんは、名前も知らず顔も初めてで、一体誰?とずっと思っていました。
調べてみたら、X4のメンバーだそうです。
松下優也くんのグループですね。
カラオケバトルにも出演したそうです。

エドガー・ビーンは、栗原英雄さん。
妻のアリスは、霧矢大夢さん。

栗原さんは、「マタ・ハリ」での出番が少なくて残念でしたので、こちらでは活躍していてうれしいです。
2015年の「タイタニック」を観た三谷幸喜さんとのエピソードは、あまりにも有名。
存在感のある俳優さんですね。
アリスは、前回のシルビア・グラブさんの演技がうまくて、イライラした記憶があります。

アリスの歌は歌いづらそうなメロディーで、最初は聞き取りづらいです。
霧矢さんの歌は、もしかして、宝塚退団後初めて聞くかも?
意外に甘ったるい声で、アリスのわがままな感じが出ていました。

ケイト・マーフィーは、屋比久知奈さん。
前回、菊地美香さんが演じた役です。
モアナの吹き替えの方だとあとから気づきました。
とても小柄です。
2019年レミゼのエポニーヌ役も決まっています。

ケイト・ムリンズは豊原江理佳さん。
アニーを演じた人みたいです。
事務所はワタナベエンターテインメント。
今回は、印象に残らなかったのですが、「オン・ユア・フィート!」に出演するので、チェックしたいと思います。

鈴木壮麻さんは、今回は、船長役です。
若くて切れ者な感じですが、光枝明彦さんのような鷹揚さはなく、自己主張が強い印象。
再演の演出には合っているのかもしれません。
船長の責任が前よりも感じられます。

キャスト感想は以上です。

シンプルな舞台装置と照明も効果的で、悲劇性が際立ちました。
青い光の中の加藤和樹くんがひたすら切なかったです。

明日からは、大阪公演ですね。
きっと盛り上がることでしょう。

ミュージカル「タイタニック」キャスト感想など

昨日あっという間に東京公演が終わってしまいましたね。
東京千秋楽おめでとうございます。

2回目の観劇も、A席。つまり2階席でしたが、通路演出などは2015年版を思い出して脳内で補完(笑)。

できれば、CDを出してほしいですが、無理なんでしょうか。

歌詞を全部把握しているわけではないので、メロディーが浮かんでも、すぐに消えてしまって
あの素晴らしい音楽が日々泡となっていくのが残念でなりません。

映画の「タイタニック」を観ていないことは前も書きましたが、実は遭難ものって苦手なんですよ。
「ポセイドンアドベンチャー」は幼いころにテレビで観て、恐怖におののきました。
山でも海でも遭難するって、人間の醜いところを暴き出すじゃないですか。
あなたはどうするの?という質問を突き付けられている気がして怖いのです。
たぶん、私は、我先にと逃げる人を軽蔑するし、決して許せないんだろうと思います。
ただ、逃げることは悪いことでないんです。そのときに人を踏みつけさえしなければ。

タイタニックでは、避難で男性よりも女性と子供が優先されましたね。
そういう史実はとても勇気づけられます。

自分は助からなくてもいいけど、愛する人には助かってほしいから、やはり私もエゴイストなんだと思います。

クライマックスでのイスメイ、アンドリュース、船長の責任のなすりつけあいソングは、心が痛みます。
でも、船員たちがそれぞれの使命を最後まで果たそうとしている姿は胸を打ち、人間のすばらしさを再認識させてくれます。

キャスト感想を書いておきます。

まずは、アンドリュース役の加藤和樹。
シアターコクーンで近くで観たときよりも、存在感が増していました。
今回は2階から観たわけですし、オペラグラスを常時使っていたわけではないのに、和樹くんの凛とした佇まいに感動を覚えました。
スーツ姿、かっこいいですね。
いつもはワイルドな和樹くん。
色気もあるけど、今回のスーツ姿は上品さも感じました。
いい役者さんになりましたね。
歌は前から評価していたけど、演技がすごくよくなったと思います。
東宝ミュージカルのようにがんがん歌う作品だとわからないけれど、ストプレの和樹くんの演技、やや弱いなあと思っていたので。
(なんか上から目線ですみません。テニミュの子はみんな母親モードで見ちゃうので)

イスメイ役は、石川禅さん。
鈴木壮麻さんのイスメイが好きだったので、最初は違和感ありました。
壮麻さんの熱い演技、いまだに忘れられないのです。
前方通路席に座った時、壮麻さんがすぐ近くに来て、その燃えるような目と目が合いそうになってドキドキした記憶が。
イスメイが降臨したかと思ったぐらい。

私の印象ですが、禅さんのイスメイのほうが冷静で優しいかも。
壮麻さんのイスメイ、憎らしかったもの(^^;。
禅さんの歌声、絶品でした。

バレット役は藤岡正明さん。
こちらの作品があったので、「ジャージー・ボーイズ」に出られなかったのですね。
歌も演技もうまくて、感情移入します。
感情が高ぶるような歌がとてもうまくて、聞き入ってしまいました。

エッチス役は戸井勝海さん。
戸井さんも、JBと重なってしまった一人ですね。
スマートな給仕係がお似合い。
船に残ったストラウス夫妻とのやりとりが好きです。

チャールズ・クラーク役は相葉裕樹くん。
レミゼのアンジョを経て、安心して観られるミュージカル役者となった相葉くん。
「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」でも素晴らしかったけど、今回は群像劇ということでやや抑え気味の演技。
今回のチャールズ夫妻は、かなり若い印象。
初演は、佐藤隆紀さんと未来優希さんだったので、年上の彼女?って思ったのですが、
今回は、菊地美香さんが相手なので、同い年くらいの感じ。
親に反対されている若いカップル感がとても出ていて、微笑ましい二人でした。
菊池美香さんの声、かわいくて癒されます。

ストラウス夫妻は、佐山陽規さんと安寿ミラさん。
大好きな安寿さんは、きれいなんだけど、今回は、おとなしめな夫人というメイク。
「グランドホテル」のときとは違います。

長年連れ添ってきた二人の絆が泣けます。
妻を助けたい気持ちもわかるけど、やはり二人一緒に行きたいのでしょう。
このお二人のエピソードが悲しみの中にも心があたたまります。

ジム・ファレル役は、渡辺大輔くん。
この役は、古川雄大くんが演じた役ですね。
全然違うw

元漁師が納得できるのは、渡辺くんのほうだわ(笑)。
こちらも、初演とはやや違うカップル。
初演の古川くんと則松さんは、則松さんが積極的でがんがんおされていたような。

古川くんは、ジム役よりも、ほかの役のほうが似合っていた気がする。

渡辺くんは、かなり絞ってきていますね。
「1789」のときよりも、顔がシュッっとしてました。
これなら、来年のティボルトもいいかもしれない。

ケイト・マクゴーワン役は、小南満佑子さん。
初演のケイトよりも、パワーがおさえてあり、バランスがいいかも。

長くなったので、いったん切ります。
(つづく)

観に行くなら今だ!~ミュージカル「タイタニック」~

2018年10月1日(月)~13日(土)
日本青年館ホール

原作:ピーター・ストーン
音楽・作詞:モーリー・イェストン
演出:トム・サザーランド

キャスト
アンドリュース:加藤和樹
イスメイ:石川禅
バレット:藤岡正明
エッチス:戸井勝海
チャールズ・クラーク:相葉裕樹
マードック:津田英佑
ジム・ファレル:渡辺大輔
ブライド:上口耕平
ライトーラー:小野田龍之介
ハートリー:木内健人
ベルボーイ:百名ヒロキ
フリート:吉田広大
エドガー・ビーン:栗原英雄

アリス・ビーン:霧矢大夢
キャロライン・ネビル:菊地美香
ケイト・マクゴーワン:小南満佑子
ケイト・マーフィー:屋比久知奈
ケイト・ムリンズ:豊原江理佳

アイダ・ストラウス:安寿ミラ
イシドール・ストラウス:佐山陽規
スミス:鈴木壮麻

須藤香菜

上演時間:2時間30分(一幕80分休憩20分二幕50分)

S席 11,500円
A席 8,000円

2018titanic.png

新演出版の初演は、2015年。
そのときは、シアターコクーンでしたので、チケット完売だったように思います。
私も3回ほど観ました。

音楽も素晴らしいのですが、脚本と演出が感動的で、観終えたあとに涙と震えがとまりませんでした。

再演を熱望していましたが、10月というのが、不運でした。
ほかの観劇予定が入っていて、2公演しか行けませんでした。

劇場のキャパが大きくなったので、チケットは完売はしていません。
割引や特典も発売されていました。

で、のんびり感想を書いていたら、東京公演が13日までということに気づきました。
もしかして観に行っていない人が読むかと思って、今すぐチケットとって観に行ってほしいと思って書いています。

今からでも遅くないです!
ぜひ日本青年館へ足を運んでください。


つらいストーリーですが、超おすすめの作品です。
リピートはしなくても、一度観れば、心に残ります。
(もちろん、リピもおすすめだけど。)

気づくと、音楽が脳内を流れ、タイタニックの人々(客、乗組員)の生涯に思いをはせることになります。

私は初演を観たときに、かなり事件にも興味を持ち、いろいろと調べたりしました。
史実をそのままミュージカルにしたわけではありませんが、非常によくできた群像劇だと思います。

座席は、A席、2階I(アイ)列。
初演の時は、前方席でも観たのですが、この作品なら、後方でも十分楽しめると思って敢えて。
青年館の2階は、見え方問題があるけれど、ここまで後ろだとかえってストレスがない。
ただし、この作品は、客席通路を使う演出も多いので、それを楽しみたい場合は、2階からは無理です。

公式HPに注意書きがあります。
「開演時間を過ぎますと、約25分間お席にご案内出来ない時間帯がございますのでご注意ください。 」とのこと。
通路での演技が多いことが理由だと思います。

2階席、あまり埋まってなかったです。

それから、日本青年館は、ほんとに女子トイレが少ない!



上演時間が2時間30分とありますが、終演時間は、15分近く遅かったと思います。
カテコ短かったのに。
おそらく、トイレ行列のために二幕開始が遅れたのではないでしょうか。
それなのに、日本青年館のHPには、トイレが足りているとか、基準を満たしているとか書いてあって、現実とのギャップが残念過ぎました。
完売公演じゃないのに、トイレ行列がすごかったのですから、また宝塚とかやったら大変でしょう><
劇場内スタッフの嘆きもこちらに聞こえちゃいましたしねw

話がそれましたが、劇場としては、シアターコクーンの狭い空間のほうが濃密で臨場感があった気もします。

ただ、今回、遠い席でありながら、音楽と演出、そして演者が訴えるものが伝わってきて、かたときも集中力が途切れませんでした。
第一幕のあれやこれやが、最後の悲劇を知る者にとってはつらいです。

開場が、開演の30分前なので、30分前に着いたら、入場の列がホテル側の入り口のほうまで続いていました。
ダラダラと並んだおかげで、専科の凪七瑠海さんと遭遇できました。
霧矢大夢さんのFCの受付でチケットを受け取っていました。
凪七さん、細くてきれいでした。

また、小野妃香里さんも見かけました。
足が長いしおきれいなので、すぐわかりました。

開演前の舞台上で、加藤くんが演技しているので、それを観たいと思ったのですが、入場に時間がかかり、あまり観られませんでした。
初演では、加藤くん一人で机に座って設計図を書いていましたが、再演では、途中で木内健人くんが出てきて、話しかけたりしていました。

キャスト感想は、後日アップします。

「タイタニック」も再演されたので、同じトム・サザーランドさん演出の「グランドホテル」もぜひまた観たいものです。

宝塚歌劇花組公演『『MESSIAH(メサイア) -異聞・天草四郎-』/『BEAUTIFUL GARDEN -百花繚乱-』2回目

2回目の観劇も、2階席でした。
2階1列サイドブロック。

お芝居の感想は、初回とあまり変わらず(^^;。
すみません、やはり好みじゃないみたいです。

ただ、観劇後にNHKの「歴史秘話ヒストリア」で「キリシタン不屈の物語」を見まして、いろいろと興味深かったです。
特に、柚香光さんが演じた山田右衛門作については、諸説ありそうです。

というわけで、お気に入りのショーの感想を。


オープニングの紫の衣装で、袖をバサバサしながら踊るシーンは、ヴァンパイアが踊っているようで、ポーを思い出しました。

このショーは、振付にANJUさんと三井聡さんが入っているのですよね。

ANJUさんは、すぐにわかりました!
「アンダルシアの赤い薔薇」のシーンです。
明日海さんが闘牛士を演じていて、ドラマ仕立てになっており、楽しめます。
悲しいけれど美しい。

こういうシーンを観ると、明日海さんの役の幅の広さを感じます。
何となく、卒業も見えているのかもしれませんが、その時期が延びることを祈ってしまいます。

柚香さんの「雨に濡れても」のシーンは、てっきり三井聡さんの振付だと思っていたのですが、Oogur(is**t kingz)さんとありました。
有名な方なのかな?

柚香さんが恋に落ちる少女が、舞空瞳さんです。
二人の息がぴったりで素敵なカップルです。
花組の娘役さんも、みんなかわいいのですが、若手の華さんと舞空さんが時々ごっちゃになってしまいます(^^;。

みんなで傘を持って踊るのですが、傘じゃなくてラケット持って踊ってほしいとか・・・妄想してしまいました。すみませんっ。

三井聡さんの振付は、第5章の「TROPICAL GARDEN」のところでした。
夏歌が次々と歌われていく場面です。

私は、アロハシャツが好きじゃないのですが、宝塚の男役が着ると、なんてかっこいいのでしょうか。

ほかにも、第7章の「ニューヨークのカーネーション」も、三井聡さんの振付です。
ガーシュウィンの音楽が使われています。
ブルーの衣装で踊る柚香さんと娘役の皆さんが素敵でした。

花組の男役は、トップの明日海さんがオールマイティで、その周りを個性的な男役が支えているというイメージです。
その個性が生かされた野口先生のショーだったと思います。

二番手の柚香さんは、歌は得意とは言えませんが、とにかく華があって真ん中で観たい。
「ローマの白百合」のシーンでは、美女を演じていますが、インパクトがすごいです。
個人的には、女装じゃなくて、色気のある男役を演じてほしいです。
柚香さんの女装は、顔が明日海さんよりも男っぽく見えるので、ふと、明日海さんが美女で、柚香さんが剣闘士というパターンでも観たくなりました。

色気と言えば、鳳月杏さんのオーラはすごいですよね。
鳳月杏さんのお顔は苦手だったのですが、最近は、その存在の大きさを感じています。
アロハシャツ、一番似合っていたかも。
スタイリッシュに着こなしていました。
銀橋を渡っていくのですが、脚が長くて目立ちました。

また瀬戸かずやさんも、年上っぽいというかおじさまっぽいというか独自の路線ですね。
渋いおじさま役としては、専科の華形ひかるさんも好きなのですが、最近あまり観る機会がなくて。

水美舞斗さんも、このショーでは一番目立ってましたね。
歌よりも踊りに目が行きます。

下級生では音くり寿さんの癒しの歌声や聖乃あすかさんの美しいお顔に注目。

美青年集団「花美男子」には、柚香さん、水美さん、優波さん、綺城さん、飛龍さん、帆純さん、聖乃さん、一之瀬さん、愛乃さん、太凰さん、希波さんが登場します。

まだ一ノ瀬さんまでしか認識できませんでしたが、全員かっこいいことは間違いないです。

あっという間に大階段のシーンになってしまい、名残惜しくて仕方ありませんでした。
ブルーレイ、欲しいけれど、NHKBSで放送してくれたらもっとうれしい。

野口先生のショーは、次はどの組なのでしょうか。期待しかありません。

まさかのチケ難?!

「タイタニック」と花組の感想をアップしようと思っていたのですが、なんだかロミジュリがチケ難のようで(^^;。

東京国際フォーラムホールCは、1500席近くあるのに、まさかチケ難になるとは。
東京公演は短いと思ってましたが、平日ならとれると思って甘く見てました。

それとも、人気公演と思わせるために先行チケット数を絞ってるのかなw?

FCで頼んでいて、昨日が当落日だったのですが、かなり多数申し込みがあったようで、当落メールが遅れるという予告があり、
実際、メールを受け取ったのは、午後10時近くでした。
1勝2敗(´;ω;`)ウゥゥ

お断りが来るとは><

当選したのは、申し込んだ中で一番優先順位が低い公演でした。
外れた平日マチネは、トークショーがあるので、競争率が高かったのでしょうね。

Twitterでは、交換や譲渡を20枚以上出している人もいるけど、どこで手配したんだろう?
主催者先行の結果が3日に出ていたので、各社の先行が全部当選したのかもしれないけど。

私も主催者先行で一枚当たっていたので、結果的には、2公演ゲットできたんですけどね。

昨日は、とっても憂鬱な用事で早朝から出かけていたので、帰宅して、当落メールが届いていないので、
驚きました。

譲渡祭りになるのも悲しいけれど、ここまでの争奪戦は予想外でした。

まあ、ロミジュリ行けない分、貯金しておきますかね。
プレイガイドの抽選先行があるなら、チャレンジしますけど。

後ほど、観劇感想はアップします。

10月の観劇予定

台風、ひどかったですね><
皆さまがお住まいのところは、大丈夫でしたか?

昨日は、JRが夜運休ということで、外出から早めに帰ったものの、夜中の風雨の音が激しくて、不眠状態でした。
でもって、朝から駅が大混雑。
歯医者の予約が入っていたのですが、担当の先生が変更になってました。

さて、あっという間に9月も終わってしまいました(´;ω;`)ウゥゥ。

台風でオタオタしていたら、某チケットの申し込みを忘れましたw
それから、古川くんのFCから届いたチケットの再配達申し込みも忘れてまだ受け取れないw

そうそう、台風の影響で、昨夜の「ジャージー・ボーイズ」公演が中止になりました。
楽しみにしていたファンの皆様はショックだったと思いますが、幸いにして、神奈川公演への振り替えが今日発表されて、
ほっとしました。
本来、クリエでの公演なので、会場の規模が大きいと、受ける印象も違うとは思いますが、
主催者はじめ、皆さんのどうにかしたいという気持ちが伝わる発表でした。
規模が大きくなった分の座席は追加販売するようです。見逃した方はぜひチャレンジを。

チャレンジといえば、本日、某カード会社先行で、「道」のチケットにトライしましたが、開始4分くらいで売り切れを知りました。
甘く見てました。
ぴあの先行も落選でしたから、ちょっと無理ですね。
ぴあも、プレミアム会員が優先される先行とは違っていたので、なおさら当たらないです。


今月の観劇予定です。

「タイタニック」
「マリー・アントワネット」3回
「生きる」2回
「るろうに剣心」
宝塚月組「エリザベート」


「ロミオ&ジュリエット」の制作発表も当たれば行きたいけれど。


先行販売期間中に、公式サイト・主催(TBS/ホリプロ/東宝/梅田芸術劇場)各サイトにてチケットご購入の方限定!
2018年10月30日(火) 都内某所にて実施のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』制作発表に抽選でご招待いたします!
制作発表 実施概要
[日時]
2018年10月30日(火)13:00 ※予定
[場所]
都内某所(当選者のみにお知らせ)
[登壇者]
小池修一郎、
古川雄大、大野拓朗、葵わかな、木下晴香、生田絵梨花、
三浦涼介、木村達成、平間壮一、黒羽麻璃央、渡辺大輔、廣瀬友祐、
大貫勇輔、宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)
※出演者は変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
[内容]
パフォーマンス付き制作会見


前回は、当たって行けたんですよ~。
でも、今回は、FCでチケットを申し込んでいるので、主催者先行ではあまりとってないです。
現在、抽選結果待ちですが、外れていたら、そもそも買えませんよね(^^;。
先着先行もありますが、チャレンジできないかもしれないので。