偏愛的独白

『罠』

2009年2月14日(土)~22日(日)
シアター1010

作:ロベール・トマ
訳:平田綾子
上演台本・演出:板垣恭一

美   術:朝倉 摂
照   明:高見和義
音   響:末谷 梓
衣   裳:三大寺志保美
ヘアメイク:中原雅子
音   楽:稲本 響

演出助手:石内詠子
舞台監督:小川 亘

著作権代理:フランス著作権事務所
主   催・企画・製作:日本テレビ
全席指定7,500円

出   演:加藤和樹 白石美帆 大口兼悟 川岡大次郎 水町レイコ 萩野 崇 敦士


加藤和樹が『罠』の主演と聞いたときは、少し驚いた。
本格的な推理劇、ストレートプレイだし、セリフ多いし。
チケットは、ファンクラブ先行があったらしいが、私は、イープラス先行でとった。
2階席。
即完売かと思ったが、平日は、トークショーがない日は、最初は残席があったと思う。

1960年にフランスの劇作家ロベール・トマが書いた戯曲。
日本でもこれまでに何度か上演されたそうだが、私は観ていない。
かつて、サンシャインボーイズがシアタートップスで上演したり、昨秋には、サンシャイン劇場で、川崎麻世、池畑慎之介らで上演された。

あらすじは、こんな感じ。

とある山荘。新婚のダニエルは、夫婦喧嘩の末、妻のエリザベートが失踪したとカンタン警部に届け出る。捜索が進展しない中、マクシマン神父に付き添われてエリザベートが戻ってくるが、全くの別人だった! 
ダニエルは、激しく抵抗し、妻ではないと主張するが、状況証拠はどれもこれも、現れた彼女が妻に違いないというものばかり。
果たして、真実はどこに?


シアター1010は、何年ぶりかな?
入口前のスペースが、物販になっていてトレカ、ポスター、パンフが売っている。トレカを買うには、ここに並ばないといけないようで、長い列ができていた。

ロビーには、お花がいっぱい。
テレビで活躍する白石美帆さんにもたくさん。
あまりチェックしなかったが、斎藤工くんから加藤くんに届いていた。

座席は、2階席最前列の末端。舞台が遠く、手すりも気になるが、脇の空きスペースが広く、隣席とずれているため、ボックス席感覚で鑑賞することができて、よかった。
オペラグラスを上げ下ろししても、隣の迷惑にならないし、のんびり観るにはいい席だった。

原作は間違いなく面白いので、舞台の成功は、演出と役者にかかっているわけだが、加藤くんと大口くん目当てでチケットをとってしまって、果たして大丈夫かなという不安もちょっぴりあった。
長台詞だし、演技力が必要だし、緊迫した劇だし。

舞台の前に、急に、原作を読み返したくなって、図書館で古い本を借りて読んだ。
なぜか、私は、ダニエルを加藤くん、マクシマン神父を大口くんと想像しながら読んでしまった。
実際、舞台で、警部役の大口くんを見てびっくり。
だって、警部は、もっと年上の想定だし。
かといって、この舞台は若者ばかりなので、年輩の役者さんはいないんだけどね。

でも、敢えてこのようなキャストにして、原作をすっきりとさせて2時間におさめたのは、正解だったと思う。
休憩もなく、テンポもよく、観客の興味はそれることなく持続する。
板垣演出の勝利だ。

まだキャリアは浅い俳優たちが、のびのびと演技しているのもよかった。
できれば、1階席前方でも観たかったなあ。

以下は、キャスト感想。ストーリーのネタバレはしてません。

諸般の事情って?!

たった今、知ったんだけど、
「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」って、公演中止になったのねーっ!

キィーーーーーーッ!

ひどいひどい。

すっごく楽しみにしていたのに。

「諸般の事情」って何なの??

がっくりだなー。
期待させておいて落とすなんて(号泣)。

役者さんの事情なのかしら・・・。
スポンサーかしら。
諸般っていう曖昧さが余計に、いやらしいわ(;_;)。

チケットの話とか

『アルターボーイズ』と『罠』と『スーザンを探して』の感想を書く時間がない。
書きたいのに。早く書かないと忘れちゃうよ~。

このところ、イラつくことが多くって。主に、おまぬけな上司のせいで。
3月末も、休もうと思っていたけど、やはり無理みたい。テニミュ東京凱旋の千秋楽は、完全にあきらめた。

そういえば、氷帝凱旋公演のDVDをまだ取りに行ってない。特典の5Bのディスクも早く観たいのに。一週間過ぎてしまうので、お店に延長連絡しないといけないなあ。

舞台は、「フルーツバスケット」が日程が合わず、見送り。
「K」も行けないけど、あまり悔しくない。
PureBoysの次の舞台が6月にサンシャイン劇場であるそうだけど、もう行かないかもしれない。
サンシャインの2階席だったら、役者の顔とか見えないし。
見えなくても面白い舞台なら問題ないけど。

サンシャインといえば、「黒執事」は、HP先行でとれた。席はわからない。2階席かも。
キャストも発表され、植原卓也くんが出るのね。
アフターイベントもあるらしいけど、この時期、友人が遊びに来るので、1公演しか行けませぬ。

「PEACE MAKER」と「スペリング・ビー」も確保。
そのほか、ダメもとで、先行にエントリーしまくった宝塚が当たり過ぎてしまい、うれしいけど、懐が寂しい。

「R2C2」は、プレリザの第2次に申し込んだけど、当たる気がしない。そもそも、第1次で落ちたのに、第2次があるなんて。当たるように平日公演にしたのに、もしかしたら、G.W.中のほうが競争率が低かったんだろうか。

それと、予想はしてたけど、井上くんの写真集の握手会。迷ったけど、やめておいた。


ところで、ただいま、HNを変更しようと画策中。もうちょっと大人っぽいのに変えたい。


>22日に拍手コメントくださった方へ
明日は、こちらも雪が降るかもしれません。寒くて震えています。
ぴあの先行も、よくわかりませんよね。抽選は外れまくるし、先着先行なんて1分で売り切れ。
なので、イープラス、ローソンおよび各劇場先行にも登録しています。
三浦春馬くんの舞台は、地球ゴージャスですね!私も、ネルケ先行でとったのですが、受付開始時刻を忘れていたので、チケットはとれたものの、良席とは言えず(;_;)。
「ムサシ」は、ホリプロで、またしても、「きらめく星座」とのセット販売がありますから、ぴあの確保分は、雀の涙ほどではないでしょうか。私も友人に頼まれてエントリーに協力してますが。

芝居が足りない

今年になって観た芝居がまだ5本にも満たない。
芝居エキスが枯渇してきていて、頭がおかしくなりそうです。
無意味に、チケットサイトや掲示板、ヤフオクなどを徘徊しては、寝不足になっています。

体調が悪くて行けなかった分、毎日観劇したい気分。
観る予定のなかった舞台まで、チェックし始める始末。
ほとんど、病気ですね。

それと並行して、四天宝寺ミュの5B公演の感想を読みながら、悶絶しております。
行きたいよぉ(;_;)。
早く観たいよぉ(;_;)。

そういえば、今日、ブリミュのDMが届きました。
『ROCK MUSICAL BLEACH the Film Fes-始動!-』の先行予約です。
日程が東京は5/16,17で、大阪が8/15なんですけど、このあたり、微妙じゃないですか。
何か入りそうで。

今、一番観たいのに、チケットとれない公演は、
大パルコ人 メカロックオペラ
『R2C2~サイボーグなのでバンド辞めます!~』ですよ。
一般発売前ですが、先行にことごとく外れました。
『ムサシ』のほうが激戦かもしれませんが、友人がとれたので、行けることになりました。
といっても、まだ休みとってないんですけど。平日マチネなのに。

ヤスカくんが出る『―新撰組異聞― PEACE MAKER』も、気になっています。


>16日に拍手コメントくださった方へ
わ~、いいな。シンケンジャーのお披露目にいかれたのですね。私はこのところ、イベント系は全く参加できなくて寂しいです。
隆太くん、熱血でしたよ。つらい部分もあるけど、ジーンとくる芝居でした。
井上くんのライダー、やっと1話だけ観ました。写真集も予約してしまいました。
ようやく本調子になってきたので、これから、たくさんのお芝居を観たいと思います。

ビロクシー・ブルース

『ビロクシー・ブルース』
2009年2月2日(月)~2月22日(日)
PARCO劇場
(ほか、倉敷、福岡、新潟、仙台、大阪公演あり。)

作:ニール・サイモン
翻訳:目黒 条
日本語台本・演出:鐘下辰男
主催:PARCO

出演:
佐藤隆太(ユージン)
忍成修吾(エプスタイン)
瀬川 亮(セルリッジ)
中村昌也(D-BOYS)(ウィコウスキー)
尾上寛之(カーニー)
南 周平(ヘネシー)
内田亜希子(デイジー)
西牟田恵(ロウィーナ)
羽場裕一

巨匠二―ル・サイモンの自伝的作品、1985年度トニー賞ベストプレイ賞を受賞した青春群像劇の傑作を、今最も乗っている若手男優を集めて満を持して上演!!
今回上演するのはニール・サイモンの自伝的作品、BB三部作の第二部にあたる『ビロクシー・ブルース』。20歳の兵役時代の彼と仲間たちの、軍隊の訓練所の中で過ごす青春の苦さ、滑稽さ、そしてそれでも逞しく成長していく姿を描き、1985年度のトニー賞ベストプレイ賞に輝きました。(公式サイトより抜粋。)

パルコ劇場の演目は常にチェックしていて、これも、ニール・サイモンということで、優先予約に申し込むと、最前列ゲット!
パルコの最前列は初めてだよぉ!

もともと、学生時代は、翻訳劇か小劇場にしか行かないほどに、翻訳劇ばかり観ていた。
このところ、ミュージカルにシフトしちゃっているけど、久しぶりに観にいって、やっぱり、楽しいと思った。
休憩15分を含む2時間45分という長い舞台なのに、全く退屈しない。
退屈どころか、セリフも演技も、熱くて、すごくよかった。
キャストも、イケメンを揃えたみたいだけど、顔だけでなく、演技も予想よりうまかった。
佐藤隆太と尾上寛之が出ているので、ルーキーズを思い出し、中村昌也が出ているので、訓練シーンは、Dステの「ラストゲーム」もちょっと思い出した。

軍隊の訓練所の話なので、衣装はほとんど軍服だし、上官はイヤなヤツで、イジメや人種差別も出てくる。
つらいシーンもあるが、時々、独特のユーモアが顔を出し、それが救いだ。

滑舌が悪かったり、セリフをかむ役者もいたけど、熱くて一生懸命な舞台に、心を打たれた。
戦争や兵役は、本当に嫌だし、人間性が失われていく気がするが、それでも、こうして舞台で取り上げることに意義があるし、目を背けずにいたいと思う。

主役よりも、エプスタインを演じた忍成修吾が、印象深かった。
彼は、ドラマでは活躍しているが、舞台では、どうかな?と疑問視していたが、役柄に合っているせいかもしれないが、非常に、魅力的な存在となっていた。
端の席だったので、彼が上手に立って、目の前で演技したときには、その美しい姿かたちだけでなく、自然な演技に見惚れた。

また、嫌な役柄ではあったが、羽場裕一の演技は安定していて、うまいなあと感心した。

以下、キャスト感想。