偏愛的独白

ミュージカル『テニスの王子様』The Imperial Match 氷帝学園 in winter 2005-2006

ミュージカル『テニスの王子様』The Imperial Match 氷帝学園 in winter 2005-2006

2005年12月19日(月)~ 25日(日)
日本青年館 大ホール

2005年12月28日(水)~ 2006年1月2日(月)
大阪メルパルクホール

原 作:許斐剛 (集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
演出・振付:上島雪夫
音 楽:佐橋俊彦
脚 本:三ツ矢雄二
キャスト:
柳浩太郎 城田優 鈴木裕樹 相葉弘樹 足立理 荒木宏文 小谷嘉一 加治将樹 鯨井康介
加藤和樹 斎藤工 青柳塁斗 鎌苅健太 Takuya 鷲見亮 伊達晃二 河合龍之介
石橋裕輔 豊永利行 堀田勝
<友情出演>
KENN 和田正人
<日替わりゲスト>
宮野真守 高木俊 青木堅治 大竹祐季 矢崎広 林伊織 


再演を希望していたら、本当に実現した。
夏公演の評判がよかったのだろう。チケットは入手しづらかった。
日替わりゲストもあったが、さすがに全員制覇は無理。
東京千秋楽を含め、5公演に参加。

再演と言っても、ただの再演ではなかった。
パワーアップというか、より完成度の高い舞台となった。

ただ、夏公演の日替わりゲストの塩澤くんと篠田くんの出演がないのが寂しい。
代わりのメンバーは出てくれたけど。

オープニングは、和田くんとKENNくんの楽しい会話から。
これ、日替わりで大変だったと思う。

メインのお芝居はもちろんのこと、両校ベンチの細かい演技チェックも楽しかった。
跡部、忍足、宍戸の3人は眼福だが、私はこのころから、忍足を見る回数が増えていたような気がする。

三幕はじめのスライドが、「榊の部屋」から「ある日の二人」に変わっていた。

圧巻は、手塚対跡部に付け加えられた1シーン。
城田くんと加藤くんしかできない美しいハーモニー。
これぞ、ミュージカル!
鳥肌もの。
二人でなければ実現不能だったと思う。

最後の全員での「Do Your Best!」は、最高だった。
この素晴らしい歌と踊りを目に焼きつけたいと思った。

カーテンコール後に、「クリスタル」。

そして、「On My Way」というナンバーに乗って、客席降りして、ダンス!
楽しかった!
この演出、復活したのね。うれしい。
シリアスな演技から一転、笑顔のキャストたちが、きらきら輝いていた。

伝説の舞台が、もう一度観られただけでも幸せなのに、粋な演出が加わり、至福の時が流れた。

テニミュは、やっぱり最高!

Studio Life『白夜行 第二部』

Studio Life『白夜行 第二部』 2005.12.1~12.11 シアター1010

原作:東野圭吾
脚本・演出:倉田淳
出演:桐原亮司:山本芳樹/笠原浩夫、唐沢雪穂:舟見和利/岩崎大、篠塚一成:曽世海児、古賀久志:山康一、ほか。
詳細は、公式HPへ(http://www.studio-life.com/)。

第一部がとてもよかったので、楽しみに待っていた公演。
(第一部の感想は、こちら。)
第二部は、雪穂の結婚生活から幕が上がる。幸せそうな雪穂と夫だが、雪穂が株に興味を持ち始めて・・・。
第一部で提示されたさまざまなピースが、一つにつながっていく醍醐味が第二部では味わえる。第一部から期間があるので、どうかな?と心配していたが、意外とすんなり世界に入っていけた。
第一部以上に、複雑なストーリーながらも、見ているものを飽きさせず、緊張させながら、舞台は続く。
もしかしたら、視覚と聴覚に訴える分、原作よりも、感動的に感じられるかもしれない。
私は、展開を知っていたので、胸は詰まったが、涙までは出なかった。だが、周りからはすすり泣く声が聞こえていた。
犯罪は決して許せるものではない。ましてや、罪のない人たちを巻き込んだものは。ただ、回想シーンに出てくる夕焼け、切り絵、幼い男の子と女の子の姿は、やるせなく、美しく、胸をふるわせるものであった。
このあたりの演出はうまいなあと感心。
役者について少し。
亮司役は、山本芳樹。表立って動くシーンが少なかったので、第一部の演技も見てみたかったと思う。亮司の底知れなさをうまく表現していた。雪穂は、第一部と同じく舟見和利だったが、岩崎大も見たかった。
篠塚役の曽世海児と今枝役の高根研一、亮司の母親役の石飛幸治も存在感があった。また、三沢役の吉田隆太がかわいらしく女性役を演じ印象的だった。
ドラマ化、映画化しても、これ以上のものは、できないのではないかと思うぐらいのすばらしい出来栄えだった。
私が観た公演は、終演後にトークショーがあり、一部の出演者たちが舞台上で司会者の質問に答えるコーナーがあった。役作りについての質問がされた。舞台を観て、静かな感動に浸りたかったので、余り楽しめなかった。ファンの方にとっては、写真やビデオが自由に撮れる時間なので、貴重だったと思うが。