偏愛的独白

大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき 自作朗読会  リーディングカンパニー Vol.4

大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき 自作朗読会  リーディングカンパニー Vol.4
2005年11月19日(土) 昼の部14:00~、夜の部18:00~ 銀座ヤマハホール

「大極宮」メンバーによる朗読会。昨年、初めて行き、とてもよかったので、今年も行くことにした。小さなホールで前から5列目だったので、出演者の顔もよく見えた。
第一部は、自作ではなくて、ほかの方の著作の朗読に挑戦している。
まずは、京極さんが登場。「二杯目のジンフィズ」(大沢著『一年分、冷えている』所収) を朗読。洒落た都会的なお話。京極さんの声は心地よく響く。少し滑舌が気になるところも。
続いて、宮部さん。京極著『絡新婦の理』から抜粋した部分を読む。宮部さんは、男性、女性ともにキャラを使い分けて、非常にうまい。ただし、長編のごくごく一部のため、原作を知らない人にとっては退屈だったようだ。私は、原作を読んでいたけれども、それでも、一部を読むのはもったいないなあと思った。ちょうどいいものがなかったのかもしれないが、やはり完結した短編がよかったんじゃないかと思う。宮部さんの朗読がうまいだけに残念だ。
最後は、大沢さん。作品は、 「神無月」(宮部著『幻色江戸ごよみ』所収) 。昨年も感じたが、大沢さんの声はダンディで、聞き惚れてしまう。ハードボイルドもいいが、時代ものでも、情緒あふれていてすばらしかった。
休憩をはさんで第二部は、3人が椅子に座って登場。「ほろほろり」(大沢著『らんぼう』所収)のキャラになり切って演じ分けている。
大沢さんは、スーツ姿で無理やりお見合いをさせられる刑事に。宮部さんは女性らしいいでたちで、お見合いの相手など。京極さんは、趣味の悪いアロハシャツを着て、やくざっぽい刑事や詐欺師などに扮する。
やくざがたくさん登場するので、大沢さん、宮部さん、京極さんともに、やくざも演じたりして、面白い。特に、京極さんの演じるチンピラや、詐欺師のエキセントリックな声色と演技に、会場が大受けだった。京極さんは、一人での朗読よりも、絶対こちらのほうが、いい。声優顔負けである。
第二部は、笑っているうちにあっという間に終わってしまった。全体を通して、演出等が昨年よりもシンプルだったが、落ち着いていてよかったと思う。
カーテンコールでは、時間が押していて、昨年のようなトークタイムはなかった。チャリティの説明とピアノ奏者の紹介をして、すぐに幕を閉じてしまい、残念だった。来年は、11月11日だそうだ。また来年も行きたいけれど・・・。
実は、朗読会の内容そのものは、よかったんだけど、入場前に嫌な思いをしたので、もしも来年も同じ会場だったら、行きたくないなあと思ったのだ。
ホールは4階だったが、階段を使えずエレベーターのみでの入場。そのため、店の外に並ばなければならない。チケットをすぐ出せるようにしていたが、手に握っていなかったため、「チケットを手に持っていないなら、エレベーターから降りてください」とまで言われて、慌ててチケットを係員に向かって見せる。うーん、そこまで言うか?コンサートやお芝居、スポーツ観戦などいろんなイベントに顔を出しているが、入場の際に、不愉快な気分になったのは初めてだ。いきなり、気分が萎えてしまう。おまけに、トイレは大行列。2階にもあると言われて、階段で2階まで降りる。開場が開演の30分前で、余裕をもって来ても、これなんだから、ギリギリに来たらどうなっていたのか?パンフを買う気も失せてしまった。サイン本の販売が神田古本祭りに移行されたのも、ロビーが狭いせいかもしれない。昨年の江戸東京博物館ホールのほうが、よかったなあ。

Knock.Out.Brother-2005Version

STANDARDSONG ENTERTAINMENT Presents『 Knock.Out.Brother-2005Version』
2005.10..6-2005.10.16 池袋シアターグリーン・メインホール

脚本・演出:宇治川まさなり
出演:戦海:佐伯太輔、海美:徳山秀典
糸満護:高島広芳、こはく:石井あみ
タギ:笠原竜司、チョロ:♀
<チュッパチャップス>タワシ:渡辺修、マルコ:大口兼悟、レオ:川上武(怪我により途中降板、代わりに、シュリケン:福園由布樹)、タユウ:猟Ryo,S、テッペン:福地祐介、ラン:竹下久美
<カツヨシ連合>カツヨシ:間天憑、サキヤ:白川裕二郎、アラケン:北村哲也、消し屋のチャカリコ:小森薫、ガッペイ:木川賢次、ミートボール大盛り:山口一徹、ミートボール並盛り:岩下政之、癒し屋:堂屋将之
榊かずみ:大村彩子、サユ:原田裕子、キャサリン:池田奈穂、萌実:杉咲侑果、ルル:あすか
ミイラ:押田健史

ブリミュを観にいったときに、もらったチラシに大口兼悟出演とあったので、ついチケットをとってしまった。
公式HPでチケットを予約したが、これには一騒動あった。
チケットの郵送料が500円とられたが、実際は、普通郵便で届いた上に、差出人の名前がなく、単なるDMと間違えて捨てる可能性もあるぐらいのただの茶封筒で届いたのだ。
私の知る限りでも、サイトやmixiで文句が書かれていたが、公式サイトのBBSにも苦情が書かれたり、それが削除されたりと、少々、不安なスタートだった。
500円の郵送料は手数料と書けばよかったし、差出人も次回からは書いてくれるだろうけど、苦情を書く人も、それを削除依頼する人も、どちらも同じファンなんだよなあなんて思いつつ、池袋へ。
ちなみに、チラシの英語のつづりも間違っていたけど、まあ、そのあたりは見て見ぬふりで(^^;)。
まずは初日。シアターグリーンは、池袋のお寺の隣にある小さな劇場。劇場の入り口には、大きなお花が。「BLEACH」原作者の久保帯人先生から、大口兼悟さんに。
ロビーでは、パンフレットだけ買う。Tシャツやタオルは、パス。サインも、売っていたが、白川裕二郎さんのものなのでパス。
劇場内は、とても狭く、座席がよく見えないので、席を探すのが大変。ただ、スタッフは、とてもアットホームで親切だった。チケットのときの不安感は、払拭される。
初日のせいか、何となく関係者っぽい人が多い。私の後ろの席の人たちも、出演者の友達らしかった。
私の座席は、10列目の真ん中。(2回目は、2列目の左端)
この先は、舞台の内容に触れるので、読みたい方だけどうぞ。