新緑

音楽劇『ガラスの仮面』

音楽劇『ガラスの仮面』

2008.8.8-8.24 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
2008.8.29-8.31 大阪 シアターBRAVA! 
2008.9.5-9.7 北九州 北九州芸術劇場大ホール

原作:美内すずえ
脚本:青木豪
演出:蜷川幸雄 
音楽:寺嶋民哉

出演:
大和田美帆:北島マヤ
奥村佳恵 :姫川亜弓
川久保拓司:桜小路優
横田栄司 :速水真澄
立石涼子 :北島春
月影瞳  :姫川歌子
原康義  :小野寺
月川悠貴 :青木麗
黒木マリナ :二ノ宮恵子
岡田正  :源造
夏木マリ :月影千草

上演時間:休憩含む2時間50分

原作が好きなので、舞台化が発表されたときから注目していた。
ヒロイン二人をオーディションで選ぶとか、速水真澄は男性アイドル俳優から選ぶとかいう記事があって、期待していた。
チケットの先行予約時点で、キャスト発表されていたウエンツくんがスケジュールの都合で降板し、オーディションで選ばれたヒロインが発表されてもなお、男性キャストが発表されなかったので、やきもきしながら待っていたら、意外に地味なキャスティングだった。

会場では、「はじめての『ガラスの仮面』展」を開催したり、早めに着いて申し込めば、バックステージツアーも毎日やっていたようだ。
サンスターOra2が協賛なので、ロビーで試供品を配っていた。トイレの鏡にまでOra2の宣伝が貼ってあったのには苦笑。
でも、だからこそ、6000円でできたのなら、それはいいことだ。
パンフレットは、1000円。いつものことながら、良心的価格。
開演直前に、ロビーで、本番前の月川悠貴くんを見ることができて、ラッキー。
と思ったら、そういう趣向らしい。(役者が、普通の格好で、ウロウロと動き回るみたいです。)

バックステージツアーは本番直前まであり、私が着席すると、ぞろぞろと舞台から客が降りてきた。
舞台上では、ウォーミングアップ中の役者があふれている。これも演技なのか、それとも素なのか。
座席はF列サイド。(A列はなし)

以下、ネタバレします。
  
 

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by じゅび  at 23:55 |  観劇 |  comment (0)  |  trackback (1)  |  page top ↑

恐竜と隣人のポルカ−K/T BOUNDARY−

『恐竜と隣人のポルカ−K/T BOUNDARY−』

PARCO劇場
2008.5.24-6.15
(ほか、愛知、新潟、福岡、広島、宮城、大阪公演あり。)
全席指定:7500円

脚本・演出:後藤ひろひと
製作:山崎浩一
企画・製作:(株)パルコ

出演:寺脇康文、水野真紀、森本亮治、手塚とおる、竹内都子、大和田美帆、後藤ひろひと
石野真子、兵動大樹、鈴木悟史、藤桃子

友人に誘われて、急遽、観劇することに。
パルコ劇場のZ列なんて、はじめてかもー。サイドブロックだけど、舞台が近くてうれしい!
しかも、何気に森本くんが出ているし、「ガラスの仮面」のマヤ役が決まっている大和田美帆さんもいる。

会場に着くと、K/T境界線のゲートがあり、「K/T境界線なんちゃら〜」とわけのわからないアナウンスが。
探検隊の衣装を着た役者二人が、客席を回っていて、笛をならしたり、挨拶したり。
不思議な世界への案内って感じで。

ストーリーは、こんな感じ。
並んだ二軒の家。一方は兄妹(手塚とおる、竹内都子)と兄の娘(大和田美帆)。
もう一方は、夫婦(寺脇康文、水野真紀)と息子(森本亮治)。
兄と夫が幼馴染で、娘と息子も幼馴染。
ある日、庭から二軒の家をまたいで恐竜の骨が発見されたから、さあ大変!その骨を巡ってマスコミを巻き込んでの大騒動が始まる。

二軒の家が、子どもの喧嘩みたいなやりとりをするのが、馬鹿馬鹿しいけど面白い。
芸達者さんばかりなんだもん。
特に、手塚さんは、見ただけで笑ってしまう。寺脇さんは、かっこいいのに、笑ってしまう。
竹内さんも、舞台で、いい味出して、生き残っているんだなと思ったし、水野真紀さんも、かわいいままで、熱演してた。
森本くんは、天然ぽくって、いい。
大和田さんは、初めて見たけど、しっかりした感じ。

しかしながら、この舞台の主役は、石野真子なのです。
後藤ひろひとさんってば、どんだけ、石野真子が好きなんですか?!

恐竜番組のとんでもないMCを務める石野真子が、手塚とおるの依頼を受けて、恐竜の骨を発掘にやってきたりして、ストーリー自体も、むちゃくちゃなんですが、更に、いろんなタイプの石野真子が登場し、最終的に7人の石野真子がいたという破天荒な真実が(笑)。

石野真子さん、ドラマで見るよりもずっとかわいくて小さくて細くて、キラキラしてました。
最後にアイドルの衣装で歌ったところなんて、感動モノでしたよ。
私は、別のファンでも何でもないし、職場で石野真子に似てるって言われてムっとしたこともあったのですが(^^;)、今回の演技と外見を見て、昔のアイドルのすごさを思い知らされた気がします。

休憩なしの2時間は、あっという間で、深く考えずに笑って楽しんで、気持ちのいい時間を過ごせました。
こーゆーお芝居、好きです。
by じゅび  at 23:50 |  観劇 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

空中ブランコ

アトリエ・ダンカンプロデュース『空中ブランコ』

2008.4.20-5.5 東京芸術劇場 中ホール
(ほかに地方数都市で公演あり。)

原作:奥田英朗(「空中ブランコ」文藝春秋刊)
脚本:倉持裕
演出:河原雅彦
美術:加藤ちか
音楽:長谷川雅大
照明:倉本泰史
音響:大木裕介(サウンドバスターズ)
ヘアメイク:宮内宏明
衣装:木村猛志(衣匠也)
ステージング:G-Rockets
取材協力:ポップサーカス
演出助手:西祐子
舞台監督:瀬崎将孝

制作:福田智美(アトリエ・ダンカン) 下泉さやか(ネルケプランニング) 松田美緒
制作統括:桑原啓子(アトリエ・ダンカン)
プロデューサー:吉村行夫(電通)
エグゼクティブプロデューサー:池田道彦(アトリエ・ダンカン) 林朋夫(電通)

主催:テレビ朝日 電通
企画協力:文藝春秋
運営:サンライズプロモーション東京

出演:
宮迫博之、佐藤江梨子、坂元健児、高橋由美子、小林高鹿、永山たかし、上山竜司、(RUN&GUN)、汐崎アイル、YUKO、(FLIP-FLAP)、AIKO、(FLIP-FLAP)、太田緑ロランス、中島徹、山中陽子、(G-Rockets)、関根あすか、(G-Rockets)、齋藤久美子、(G-Rockets)、千明由佳、(G-Rockets)、塚越志保、(G-Rockets)、吉田望、(G-Rockets)、今奈良孝行、ぼくもとさきこ、川原正嗣、吉田メタル、(劇団☆新感線)、酒井敏也、尾藤イサオ

原作が好きなので、チケットをとった。
そしたら、出演者が、アイルくんとか永山くん、上山くんなどおなじみのメンツ。
坂元健児さんや高橋由美子さんも出演ということで、かなり充実した舞台になると思った。
かつ、公演後に気づいたのだが、ブリミュの関根あすかさんと齋藤久美子さんが出ていたのね!


しかしながら、8800円は、高いよねぇ(;_;)。
かなり豪華な舞台だったので、仕方ないとは思うけど。
座席は、E列サイドブロック。舞台はかなり近い。

原作って短編なので、どのように膨らますのか、期待と不安が半分ずつ。

舞台は、カラフルでキラキラしていた。
実際のサーカスを再現していて、G-Rocketsの皆さんのアクロバティックなパフォーマンスに脱帽。
宙吊りとかクルクル回ったりとか、普通の役者では危険すぎる演技だわ。ちょっと感動。
サーカスの団員のコスチュームも本格的。
高橋由美子さん、スタイル抜群!

出番は、宮迫さんよりも、空中ブランコのベテランフライヤー役の坂元さんのほうが多い。
坂元さんは熱演していたけど、歌が聞けないのがすごく残念だったりする。
サトエリは、舞台栄えしていた。かっこいい!悩ましいプロポーション!テレビで見るよりずっといいわ。
宮迫さんは、登場しただけで、会場の笑いをとる。
全身で伊良部を表現していた。うまいわー。ねちっこい演技が更にいいわ。

原作をわきまえながらも、原作とは全く別のものとして舞台が出来上がった感じがした。
たぶん、あとから原作を読むと、違和感を覚える人、いるんじゃないかな。

猛獣使いを演じたぼくもとさきこさん。目が離せなかった。すばらしい。

そんな芸達者な人たちの中では、永山くんも上山くんもアイルくんも、少しかすんでしまったみたい。
でも、恵まれた作品の中で、成長していってほしい。
by じゅび  at 23:40 |  観劇 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ミュージカル レベッカ

ミュージカル レベッカ

2008.4.6.-6.30 シアタークリエ

原作:ダフネ・デュ・モーリア
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
演出:山田和也
翻訳・訳詞 / 竜 真知子
音楽監督 / 甲斐正人
歌唱指導 / 山口正義・ちあきしん
美術 / 伊藤保恵
照明 / 成瀬一裕
衣裳 / 小峰リリー
ヘアメイク / 川端恵理子(スタジオAD)
音響 / 本間俊哉
ステージング / 田井中智子      
オーケストラ / (株)ダット・ミュージック
東宝ミュージック(株)
指揮 / 西野 淳
演出助手 / 末永陽一
舞台監督 / 鈴木政憲
翻訳 / 長谷川真実
翻訳協力 / 迫 光
プロダクション・コーディネーター / 小熊節子      
プロデューサー / 横田優希
スーパーバイザー / 岡本義次      
製作 = 東宝

出演:
マキシム(山口祐一郎)
わたし(大塚ちひろ)
ダンヴァース夫人(シルビア・グラブ)
フランク(石川禅)
ファヴェル(吉野圭吾)
ベン(治田敦)
ジュリアン大佐(阿部裕)
ジャイルズ(KENTARO)
ベアトリス(伊東弘美)
ヴァンホッパー夫人(寿ひずる)
ほか


レベッカ 上巻 (1) (新潮文庫 テ 4-3)
茅野 美ど里
4102002030



レベッカ
ローレンス・オリウ゛ィエ/ナイジェル・ブルースレオ・G・キャロルグラディス・クーパー/ジュディス・アンダーソン/ジョージ・サンダース/ジョーン・フォンティン/ローレンス・オリヴィエ, ナイジェル・ブルースレオ・G・キャロルグラディス・クーパー, ローレンス・オリヴィエ|アルフレッド・ヒッチコック|アルフレッド・ヒッチコック, ジョージ・サンダース, ローレンス・オリウ゛ィエ
B000LZ6A6W


デュ・モーリアの原作もヒッチコックの映画も、好きなので、どんな舞台になるのか興味があった。
しかも、ミュージカルとは。
サスペンスをミュージカルにする必然性はあるのかしら。

初めてのシアター・クリエ。
評判通りの狭さ。どしゃぶりの雨の中に行ったので、服についた水滴を落とすのにも、気を遣う。
エレベーターも混み合う。
飲み物を飲むにも、息苦しいホワイエ。

座席は、12列センター。12500円。
中央通路の後ろの席で、よかった。観やすい。
休憩含む約3時間。

1926年、4月。内気で平凡なイギリス人女性「わたし」は、モンテカルロの高級ホテルでイギリス貴族のマキシムと出会う。身寄りのない「わたし」と才色兼備の妻・レベッカを失ったマキシム。孤独だった2人は意気投合し、電撃結婚する。幸せな新婚旅行を終えてマキシムの屋敷のあるマンダレイに到着した2人だったが、「わたし」を待ち構えていたのは試練の毎日だった…。
海で事故死したかつての女主人・レベッカを崇拝し、彼女以外の人間をマンダレイの女主人として認めようとしない家政婦のダンヴァース夫人。
身の程知らずの結婚をしてこのマンダレイの女主人が務まるのかというゴシップ好きな人々の好奇心と使用人たちの冷ややかな目。どこか様子がおかしいマキシム。やがて「わたし」はマンダレイのいたる所にレベッカの面影が色濃く残っていることを痛感し、マキシムが未だにレベッカを愛し続けていると思い悲しみにくれる。(公式サイトより引用)

感想は、一言で言えば、怖かった。
ダンヴァース夫人=シルビア・グラブの独壇場。
シルビアが「レベッカ〜」と歌うたびに、震えた。暗い海の底に引きずりこまれそうな恐怖。
ほかの細かいことは印象が薄く、最初から最後まで、シルビア・オン・ステージ!って感じ。
それは、それで成功なのかも。
そもそも、サスペンスなのだから。原作も映画も怖かったし。

大塚ちひろさんは、ほんとにかわいらしかった。身寄りのない若い女性を如才なく演じる。
遠見が一瞬、高橋由美子さんに見えた。声も似てる?

山口さんは、あれが演技なのかしら?
年齢不詳というか、マキシムじゃなくて、飽くまで山口さんだった気がする。
休憩時間に、山口ファンの方々が、「相変わらずね、祐一郎は。」「モーツァルトのときと同じ。」って、にこやかに話していたのが印象的だった。

石川禅さん、吉野圭吾さんの出番が少なくて、もったいないと思った。

リピーターが少ないのか、チケットは入手しやすかったけど、一度観れば、満腹かな(^^;)。
by じゅび  at 23:33 |  観劇 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

手紙

「手紙」

2008.4.15-4.20 シアターアプル
2008.4.23-4.24 大阪メルパルクホール
2008.4.25 中京大学文化市民会館 プルミエホール

原作:東野圭吾
脚色・演出:菱田信也
出演:富田麻帆、相葉弘樹、進藤学、黒部進、松下恵 他

原作は東野圭吾、主演は相葉弘樹、進藤学とくれば、観ずにはいられません。
優先予約で2公演ゲットしたものの、実際には1公演しか行けず。
席は、さすがによくて、最前列でした。

会場では、パンフレットは売ってなくて、無料のリーフレットが配布されました。
相葉くん、学さんファン以外に、富田麻帆ちゃんのファンらしき男性も見受けられました。

記念すべき相葉くんのストレートプレイ初座長公演です。

手紙 (文春文庫)
東野 圭吾
4167110113


↑原作はこちら。
弟のために強盗殺人を犯し服役している兄と、なにかにつけ社会から“犯罪者の家族”という目で見られ続ける弟。複雑な思いを抱きながら生きる兄弟の間をつなぐのは、唯一、手紙という手段だけだった。


手紙 スタンダード版
東野圭吾 安倍照雄 清水友佳子
B000MTEA6Y


映画化もされています。玉山鉄二、山田孝之、沢尻エリカで。

原作も映画も敢えてパスして行きました。
ストーリー的には重い話なので、飽きずに観られるか心配でしたが、飽きるどころか、あれよあれよと舞台にひきつけられていきました。
面白いというより、目が離せない、相葉くんの役を応援したくなるというか、とにかく心を揺さぶられて仕方なかったです。

相葉くんが芸人を目指すときのネタが、「ざけんなデカ」というもので、社会を風刺した辛口ネタなのですが、なかなか面白かったです。
最前列の何人かは、相葉くんにいじられていました。

最大の収穫は、相葉くんの演技力でしょうか。
正直、こんなに成長していたのかと驚かされました。兄との絆、世間の冷たい風に悩む等身大の青年を自然に演じていました。
ドラマや「PIPPIN」で演じた軽い役柄とは、別人です。
また、学さんの兄役も、意外に合っていて新鮮でした。普段は知的な感じなのに、ノーテンキで後先を考えない愚直な兄を好演してました。
配役の妙ですね。
また、相葉くんを常に応援する富田麻帆ちゃんは、関西弁の元気な役柄にぴったり。
レミゼのコゼット役も観ておけばよかったです。
そのほかに、相葉くんが交際する令嬢役の松下恵さんも、すましたお嬢さん風で、合っていました。
それから、相葉くんにネタを書いてくれる友人を石井智也くんが演じています。

また、相葉くんが左遷されていった倉庫に尋ねてくる社長の黒部進さん。貫禄ありました。慰めに来てくれたのかと思ったら、単純な慰めではありませんでした。
気休めじゃない言葉が、東野圭吾さんの深い思いなんでしょうね。

泣くつもりはありませんでしたが、最後は涙が出てきました。
周りからも、すすり泣きが聞こえました。

平日のチケットは完売してなかったようで、残念です。とてもいい舞台なのに。
バーテンダー姿の相葉くん、素敵でした。
by じゅび  at 23:23 |  観劇 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑